ままちゃんのアメリカ

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DNA系図について再び

2017-08-12 06:00:00 | 系図のこと

四大人種というのは、1)モンゴロイド 黄色人種2)ネグロイド 黒色人種 3)コーカソイド 白色人種 4)オーストロイド (ネグロイドに近いが、ネグロイドとは異なる。)である。こうした人種分離は17世紀あたりから、概して、人の外見や肌の色、言語などで分類するのだが、近年Y-染色体やマイトコンドリア(ミトコンドリア)を使って成されるDNA分析による分類が、盛んになっている。

数社から検査キットが出されているが、男性はmtDNA(マイトコンドリア) テストとY-chromosome (Y-染色体)DNAテストの両方を受けられるが、女性はmtDNA(マイトコンドリア) テストのみである。Ancestry.comは少し前までそのどちらかであったが、今は性別関係なく、Autosomal Test常染色体テストのみの遺伝子によるテストのみである。私の場合、mtDNAで、弟はY-染色体によるDNAテストだったが、夫は常染色体テストだった。私たち姉弟は古代先祖の足跡を辿るもので、夫のは人種についてである。
どのDNAテストが自分の望む物かは、次のサイトで調べるとよい。https://www.smarterhobby.com/genealogy/best-dna-test/

DNAテストによって得られる結果は単なる”お里”を知るだけではなく、考え方も多少変える。古代アフリカで始まった人類がどのようにして自分に辿り着いたのかを知ると、人種への差別がいかに意味のないことか理解し始める。私の母系DNAはハプログループD、父系のハプログループはI2で、これはまだ日本人のハプログループには含まれていない。しかし、両親もそのまた両親もそのまた両親も、日本人であり、私も日本人である。だが遺伝子は想像だにしなかった所から来ている先祖がいる、と言っている。そうなると、人種がどうのこうのと分類できない。なんだか笑えてきてしまうのだ。そして多くの黒人のDNAは、平均25%ヨーロピアンが混じっていることが多い。白人そのものの、青い目で金髪でも、他の人種に典型的なハプログループを持っているかもしれない。そうなると、見かけは重要ではないし、信頼できるものでもないと思える。

人種の混合具合を表す言葉が際限なくある。黒人と白人の間の子供がムラートに、ムラートと白人との間は、マリスコ、マリスコと白人の間がチノ。。。と際限がない。ブラジルを始めとして中南米にこうした分類は顕著で、植民地時代に始まったが、こうした混血分類は複雑になるばかり。ブラジルは、合衆国と同様どころか、はるかに人種の坩堝である。ではそうしたことを知っているブラジル人は自己紹介で、私はキンテロネスでサンバイゴなんです、と言うのだろうか?  おそらく、私はブラジル人です、というのみであろう。
だいたい黒人と白人の子供が白人と子供を持ち、その子供が白人と結婚するとチノ(中国人)になるなんて、どういうことだろう。これは果てしなく続き、むしろ滑稽でさえあり、落語の「寿限無」である。

人間はとにかく分類するのが好きである。人種で人を区別するのは、辞めよう、とある教師がある日、生徒に言った。「人類は、今日から皆緑色である、としよう。」そして、人類皆兄弟姉妹、平等、と滔々と言った。すると一人の生徒が手を挙げた。そこで教師は言った。「そこの薄緑の君、質問かね?」

人間て。。。



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