わたしの歴史雑記帖

大河ドラマや歴史に関する話を自由気ままに書いています。

朝鮮日報には「日本の龍馬ブームは危険な兆候」なんて書かれてはいない。

2010-01-06 | 龍馬伝

朝鮮日報が「龍馬ブームは危険」なんてバカなこと書くだろうか?という疑いがあって、色々検索してみました。

結果はこれを報道した「サーチナ」とかの「新川悠」なる人物の「作為記事」だということです。

「作為」なんていう品のない言葉は嫌いですが、作為としかいいようがない。引用します。前半は朝鮮日報の記事なんですが、後半は新川悠なる人物が勝手に加えたものです。でも「朝鮮日報の記事」みたいに読めてしまう。僕もうっかり「だまされる」とこでした。

サーチナの記事前半部分と後半部分、後半の「しかし」以降は新川悠氏が勝手に加えた部分なのだが、あたかも朝鮮日報の記事のように読めてしまいます

朝鮮日報は5日付の「日本、龍馬から再び希望を探す」と題した記事で、坂本龍馬の短い生涯と『龍馬伝』の日本での人気ぶりを紹介。このような「龍馬ブーム」は1960年代と80年代に続く第3波であるとし、景気低迷にあえぐ日本が坂本龍馬を通して希望をつかもうとしていると伝えている。

  しかし、このような日本の「龍馬ブーム」について、韓国人ブロガーの「クリスクリス」氏は危険な兆候であると考察している。ブロガーは坂本龍馬を「日本が朝鮮とアジアを侵略した明治維新の端緒を作った人物」だとし、「彼が成功させたという明治維新後、日本は朝鮮と中国を悪者にして侵略を始めた。坂本龍馬が目指した夢とは、結局、外国を侵略し植民地化して搾取して成長する日本であった」と強く批判する。そして、坂本龍馬を主人公にしたドラマは、日本が第二の明治維新を起こそうとしている意思表示だと指摘している。。(編集担当:新川悠)

「しかし」以降は、ブログの記事にすぎないもの(ひとりの韓国人の個人的意見)なんですが、そこをハッキリと区別できるように書いていないため、朝鮮日報の記事の続きのように読めてしまいます。

僕はいくらなんでも朝鮮日報がこんなバカな記事は書かないだろうと「疑った」ので分かったのですが、この記事はあまりに「作為的」で、日本のナショナリズムを煽ろうとする意図がみえみえです。

念のため、朝鮮日報の日本語版のHPも調べてみましが、このブログのことには全く言及していません。

ちゃんと読まないと、こういう記事にだまされます。でも、作為ではないとしたら、新川さんは文章の書き方を1から練習しないといけない、と考えます。