日本史大戦略 Side-B 附 東国を歩く会 ~関東・東北の古代・中世史探訪~

『日本史大戦略』のB(Blog)面です。城・館・古墳・古道・官衙・国分寺・神社・寺院・民俗・エミシ・南部氏・後北条氏など

ついに年貢の納め時&本日開業した電車に乗ってきた

2015-03-14 22:45:27 | 歴史探訪
 ついに年貢の納め時が来ました。

 私は契約書に書かれている時間の2倍くらい働いているため、ついに社会保険に加入しなければならなくなったのです。

 通常、アルバイトであってもフルタイムで働いている場合は社会保険に加入しなければならないのですが、ブラック企業は例外です。

 しかし私が勤める会社はブラックではないので、ついに4月から加入です。

 細かいことは書きませんが、所得が減ってしまいます。

 あー、ワーキングプアが加速。

 そしてそれに伴い、健康診断を受けてくるように会社から命じられ、先週の月曜日、仕事の合間に行ってきました。

 木曜日になり結果が分かったのですが、案の定の結果です。

 この検査結果に関しても「年貢の納め時」と言えますが、まあ、ようするに食べ過ぎ&野菜不足ということで、若干脂肪肝でコレステロールが高いわけです。

 昨年ラーメン・つけ麺を300杯食べたのと、ほぼ毎食外食で野菜を食べなかったのが原因ですね。

 もちろん、体重も2~3kg増えており、外見的にも再びお腹が出てきました。

 上記以外の数値はまったく問題ないので、食生活の改善が課題となりました。

 野菜は好きなのですが、コストを考えると例えばプラス100円とか200円でサラダや煮物などが食べられたとしても、どうしてもそれをカットしてしまいます。

 そうしないと生活できない。

 ラーメン・つけ麺は、今年になってまだ48杯ですが、今後はさらに回数を減らす「予定」です。

 ご飯の量も少なくする「予定」です。

 ビールもなるべく飲まなくする「予定」です。

 私は毎日甘いおやつを食べますが、それも減らす「予定」です。

 夜勤から帰宅した後のカップラーメン+ビールもなくす「予定」です。

 さて、話は変わりますが、今日は新しく鉄道路線が開業しましたね。

 私はさっそく乗ってきました!

 東京と金沢を結ぶ北陸新幹線は非常に便利ですね。

 個人的には時間さえあれば、新幹線よりかは普通の特急だったり、鈍行だったりが好きなのですが、途中下車する必要がなければ、早く行けるに越したことはありませんね。

 本当に北陸新幹線は良いですねえー。

 あ、でも今日私が乗ったのは、北陸新幹線ではなく、「上野東京ライン」です。

 地味ですねえ。

 でも非常に重要な路線なんですよ。

 私が昔、松戸に居た頃に頻繁に乗っていた常磐線は、上野までしか行かず、当時は非常に不便だと思っていたのですが、今日から東京まで行くようになりましたね。

 東北新幹線ですら、開業した当初は上野始発でした。

 しかし、東北地方に行くのはやっぱり「♪上野発の夜行列車降りた時からー」ということで、上野発が一番旅情気分をそそる気がします。

 で、なんで「上野東京ライン」に乗ったのかというと、今日は埼玉県行田市に行ってきたからです。

 その帰りに、わざわざ遠回りして、行田から高崎線の小田原行きに乗って、上野と東京間を体験してきたわけです。

 しかしながら、高崎から小田原まで直通で行けることを氏邦さんが知ったら喜ぶでしょうね。

 さて話を戻して、なんで行田に行ったのかというと、以前もチラッと書きましたが、私は古墳好きを標榜しておきながら、さきたま古墳群に行ったことが無かったのです。

 そのため、常に後ろめたい気分を持って日蔭の生活を送ってきたので、今日はそれを払しょくするために、思い切ってお布団から飛び出して出かけてきました。

 朝6時15分に家を出て、熊谷からは初めて秩父鉄道に乗車!



 いいねえ。

 行田市駅で降りると、まずは行田市郷土博物館を訪ね、その後、「のぼうの城」で有名になった忍城跡を探訪。




 ⇒「日本史大戦略」に「忍諏訪神社・東照宮」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!

 ⇒「日本史大戦略」に「行田市郷土博物館」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!

 ⇒「日本史大戦略」に「忍城」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!

 ⇒「日本史大戦略」に「高源寺」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!

 ⇒「日本史大戦略」に「妙音寺」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!

 ⇒「日本史大戦略」に「大日塚古墳」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!


 ついで、昼はポークソテー定食を食べたのですが、切干大根の小鉢が非常にありがたい。

 ツナが入っていたのがなかなか良いアイデアでした。

 そして、さきたま古墳公園へ。

 公園に入ると、遠くに丸墓山古墳が・・・



 うわ、でかっ。

 円墳では国内最大サイズの直径105メートル!



 これくらい巨大な円墳を作るのであれば、余裕で前方後円墳を作れてしまうのに、円墳にしたのはなぜか?

 これは非常に面白いテーマです。


 ⇒「日本史大戦略」に「丸墓山古墳」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!


 広大な公園内には全部で9つの古墳が現存しています(前玉神社の浅間塚古墳を合わせれば10個)。



 数年前に宮崎県の西都原古墳群を見た時と同じくらいの興奮度です。

 西都原は数の多さに圧倒されましたが、こちらはヴィジュアル的にはヴォリューム感があります。

 しかしどうして、こう古墳を見ていると気分が上がるのだろうか。

 人の墓なのに。


 ⇒「日本史大戦略」に「稲荷塚古墳」の詳細レポートを掲載しました(ここをクリック)!


 でもそもそも、なぜ今日の日を選んだのかというと、さきたま史跡の博物館で高崎市教育委員会の若狭徹先生の講演があるからです。

 予想以上に午前中に行った行田市郷土博物館が面白くて時間を使ってしまい、13時半からの講演まであまり時間が無くなったので、古墳もあまり堪能できません。

 私はどの形の古墳も好きですが、前方後円墳であれば、前方部と後円部の間の「くびれ」の部分にグッときます。

 それ以外にも、古墳はいろいろな角度から見て楽しめるので、本当に見ていて飽きない。

 でも13時半から講演なので、仕方なく途中で諦め、博物館へ。

 講演内容は私も2年前に行った(このブログでも紹介していますが)、高崎市の保渡田古墳群の話がメインでした。

 保渡田古墳群とさきたま古墳群はちょうど存続時期が同じなんです。

 両古墳群がどういう関係にあったのか、若狭先生は考古学のプロなので推測で滅多なことは言えないわけで、それに引き換え我々アマチュアは、先生の講義内容を元に自由な発想で楽しむことができますね。

 そして15時半に講演が終わった後に、博物館の展示コーナーへ行き、念願の「金錯銘鉄剣」を見ました!

 ・・・痺れる~。

 ちなみに今日町を歩いているときに、酒屋さんの前に「辛亥剣」という名前の日本酒の看板を見つけてしまい、どうにか誘惑を振り切って店の前を通過しました。

 あと、私は埴輪も好きなので、午前中行った郷土博物館でもそうだったのですが、埴輪の展示に見とれました。

 最近は土偶がブームになっていますが、古墳についてもまりこふんさんの活躍もあって人気が高まっているので、次は必ず埴輪が来ますよ!

 もちろん、人形の埴輪です。



 どうも埴輪の顔を見ていると、親近感を覚えてしまうのです。

 たまに自分の顔にそっくりなのがあるのです。

 あー、ご先祖様。

 そして博物館を見たあとは、まだバスを待つ時間があるので、さきほど見れなかった古墳を見て、前玉神社にも参拝して、さきたま古墳群をコンプリートしました。

 博物館の前に止まる循環バスは1日3本しかないのですが、16時57分のが帰るのにちょうど良いです。

 バスの本数については、まりこふんさんも歌で嘆いていましたね。

 行田駅までバスで帰ってくると、お腹が空いていたので、やっぱりこれになってしまいました。



 でも醤油味ですよ!

 しかもビールは飲んでませんよ!

 生野菜のサラダもついてますよ!

 以上、簡単に今日のご報告を済ませ、また後日詳細なレポートをお届します。

 ちなみに帰りは前述した通り、遠回りをしたため、行田駅から高尾駅まで2時間半も掛かってしまいました。

 異様に楽しかったけど疲れた。

 明日の滝山城の竹林伐採、行けるかな・・・ 

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【安土城・観音寺城】30年間思い焦がれた末、ようやく会えました【江州城壁癖】

2015-03-02 20:06:43 | 歴史探訪
 かねてよりお知らせしている通り、一昨日と昨日は、江州へ行ってきました。

 滋賀県は近江の国ですから、江州と呼ばれます。

 朝7時前に八王子駅前に集合して、貸切バスに乗り込むと高尾山口から圏央道へ乗り、新東名を経由して安土城についたのが14時です。

 もちろん途中で何度か休憩していますよ。

 私はゲーム「信長の野望」で戦国時代に興味を持ちましたが、あれから30年経って、初めて信長の城に来ました。

 ですので、感慨もひとしおなのです。

 ところが、眼前に現れた安土山は意外と低い。

 隣の観音寺城がある山の方が2倍高いですし、山自体も巨大です。

 地形を見ると、安土城のある場所は、観音寺山の尾根の先端の一画にすぎないのです。

 それでも、八王子城も参考にしたと思われる、安土城の大手道は素晴らしい石段です。

 随所にある石垣も、まるで近世の城を彷彿とさせられ、東国の戦国城郭ではまず見ることのできない風景です。



 地元のガイドの方が先導してくれたのですが、ガイドにくっついて見る人もいれば、私のように隊列を離れたりしながら、見たいところを見る人もいます。

 あ、言い忘れましたが、今日は「NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会」が企画した会員限定の「城郭学習会」で、こちらに来ているわけです。

 参加者は19名。

 多分私が最年少かな。

 私は20代の頃は岩手・青森の城館跡を集中的に調べていて、最近では東京近辺の城跡を主に見ており、実は西の方のお城はほとんど見たことがないのです。

 近江の国なんてとても遠いので、自分で新幹線に乗って行って旅館に泊って見るとしたら結構な金額が行ってしまい、無理ティックです。

 ですが、こうやって団体でバスを借り切ってツアーを組んでくると、かなりお安く済むので、私なんかは今回の企画は非常にありがたくて、昨年の秋からずっと楽しみにしていました。

 当然ながら参加者はみな城好きなので、みなさんと「あーだ、こーだ」と言いながら城跡を歩くのはこの上なく楽しいです。

 さて、そんなわけで、あっという間に頂上に到着です。

 天守台からの眺めは絶景なのだ。



 昔は、この山は琵琶湖に飛び出た半島のようになっていましたが、今では周りは干拓されて広大な田んぼになっています。

 ちょっと方向を変えて・・・



 あー、初めて山の上から見る近江国の景色。

 気持ちいい・・・

 上空ではトンビが鳴きながらゆるやかに旋回しています。

 安土城を見た跡は、ホテルがある彦根へ向かいます。

 もしかしたら彦根城も見れるかも知れないということで寄ったのですが、ちょうど彦根城の閉園時刻に到着しました。



 夜はホテルでバイキング方式の食べ放題・飲み放題。

 久し振りにカニを食べました。

 腹いっぱい食べました。

 部屋に戻ってからも、部屋のメンバーと飲みの続きをして、翌朝起きてみると、予報通りの雨です。

 しかし雨の中、傘を指しながら観音寺城跡を見学します。

 ここは全山石垣の城。



 曲輪も1000以上あるそうです。

 え、1000!?

 もはや意味不明。

 我々アヅマエビスはひたすら驚嘆するばかり。

 伝本丸まで行くと、その下の伝平井丸にとくに凄い石垣があるそうです。

 でも、ガイドさんは雨が降っていて滑りやすいので行くのは危ないと言います。

 ところがそんなことでひるむ我々ではありません。

 片手に傘を持ちながら、もう片手で木を掴みつつ斜面をくだり、伝平井丸に来ました。

 お!これですね!



 さらに伝池田丸まで行き、時間が迫ったということで引き返しました。

 我々のフィールドである関東は、関東ロームという赤土が露出している場所が多く、かなり滑りやすいのですが、他の会員の方も仰っていた通り、こちらの山はそれに比べたら歩きやすいです。

 みなさん、「ちょろいね」と言って歩いています。

 ところで、観音寺城は山城なのに、伝本丸や伝平井丸、それに伝池田丸はかなり広い平場です。

 縄張図を見ると他にも広い平場があります。

 関東の山城のイメージとは違いますね。

 実は昨日の話では、もし今日雨が酷かったら、観音寺城を見るのをやめて、彦根城を見ようという話が出ていたのですが、みなさん近世城郭にはあまり興味がなくて、この観音寺城を目当てに参加された方も数名おられたので、私を含め、短時間でしたが観音寺城を見ることができてとても満足でした。

 そして、次に「信長の館」を見学しました。

 ここの目玉は、実物大の天守閣(上から2層のみ)です。

 いやー、凄い。

 こんな巨大な天守だったとは・・・

 しかも当たり前ですが、絢爛豪華。

 でも個人的には「信長の館」と同じ敷地内にある「滋賀県立 安土城考古博物館」が最高でした。

 原始以降の遺物が展示されており、弥生時代の農具など、東国の博物館では見られない展示が多く面白いです。

 銅鐸がずらーっと並んでいる光景なんて、見たことがありません。

 あ、中田先生が安土城の立体図に見入っている。



 しかしながら時間が足りない!

 でもツアーで来ているので、仕方がないです。

 そして今日もまた、資料の販売コーナーに足を踏み入れてしまった・・・

 うわー、ヤバイ。

 目に毒だ。

 欲しい本が15冊くらいありますが、お金がないので図録など4冊に絞りました。

 さて、そんなわけで、あわただしく13時半には博物館を出て、八王子には20時半に着きました。

 あーあ、終わっちゃった・・・

 でも、楽しかった!

 以上、今日は概報をお伝えしましたが、また後日詳細な探訪レポートをお伝えします。

 しかしその前に、

 ・岡城跡(埼玉県朝霞市)
 ・滝の城跡(埼玉県所沢市)
 ・河越館跡(埼玉県川越市)
 ・川越城跡(同)
 ・高坂館跡(埼玉県東松山市)
 ・柏原城跡(埼玉県狭山市)

 が終わっていない!

 全然追い付かない!

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