日本史大戦略 Side-B 附 東国を歩く会 ~関東・東北の古代・中世史探訪~

『日本史大戦略』のB(Blog)面です。城・館・古墳・古道・官衙・国分寺・神社・寺院・民俗・エミシ・南部氏・後北条氏など

平野修先生の講義「古代の八王子にやってきた戦争難民のはなし」を受講してきました

2014-08-23 19:46:07 | 雑談
 昨日ちょっとお掃除を頑張ったからかもしれませんが、今日の朝は少し寝坊して9時半に起き、午前中は神社の原稿を書いて、昼から外出しました。

 八王子の学園都市大学で帝京大学文化財研究所・平野修先生の「古代の八王子にやってきた戦争難民のはなし ―強制移住させられた東北民(蝦夷:えみし<俘囚>)のゆくえ―」の2回目の講義を聴きに行くためです。

 ランチはセレオにあるロイホで「カシミールビーフカレー」を食べたいと思ったのですが、店に行くと20組くらいの待ちになっていたので、あきらめて松屋に行きました。

 松屋の「プレミアム牛めし」は非常に美味しいので、それを食べようかと思ったのですが、店に入ると気が変わって「オリジナルカレー」が食べたくなって食券機のボタンを押下しました。

 松屋のカレーは登場時から好きなのですが、何度か味が変わって残念だと思っていたところ、また最初期の味に戻ったので、それ以来よく食べています。

 さて、カレーを食べたあとは、今日も平野先生の面白い講義を聴くことができました。

 今回は最初の30分が前回のエミシの歴史の続きで、残りの1時間がメインとなる「上っ原遺跡」と「竜ヶ峰遺跡」などの遺跡の話でした。

 上っ原遺跡の竪穴建物跡からは、「赤彩球胴甕」という東北固有の土器が出土され、同遺跡は9世紀の遺跡なので、同遺跡は9世紀初頭の桓武天皇による大々的な征夷のあとに東北から移住してきた人が作った集落であると考えられるそうです。

 彼らの故郷は、アテルイのいた現・奥州市と、北上市・花巻市あたりだそうです。

 つまり、アテルイが降伏した後にその地から移配された俘囚が作った集落の可能性が高いのです。

 俘囚は全国の半分以上の35ヶ国に散らばっており、彼らは国家から経済的な保護を受けて生活していましたが、異国の土地で不満もあったらしく、各地で暴動などの事件が起きています。

 なお、エミシというのは異民族でもアイヌでもなんでもなく、すでに3世紀くらいには国内の他の土地から東北へ移住する人たちがいて、その流れはずっと続いており、結局のところエミシというのは我々と何ら変わることのない日本人です。

 それは発掘成果からはっきりしています。

 『日本書紀』などにことさら異族扱いで書かれているのは、当時の国策の影響であり、私はエミシは藤原氏の陰謀によってねつ造された人びとであると考えています。

 ただし、「エミシ」という言葉の語源についてはまた別の角度から検討が必要で、「エミシ」という言葉自体にはヤマトの人が東に住んでいた人々を指す言葉であったと考えられます。

 エミシについての説明は簡単にはできないので、私も最近の考えをまとめたいと思っているのですが、もう少しかかりそうです。

 なお、以前も書きましたが、このブログにある「エミシの群像」コーナーは、私が最初にエミシに興味を持ったときに、主に日本書紀などの「六国史」を読みながらまとめた記事なので、いわゆる「通説」となっており、そこに書いてあることと現在私が考えていることは今となっては整合が取れていないです。

 さて、今日は講義が終わった後に30分くらい先生が受講生たちの質疑に答えてくれたのですが、「その後のエミシ」に興味がある方が多かったです。

 私も一緒です。

 全国各地に散らばったエミシは、その後どうなったのでしょうか?

 実はあまり分かっていないのです。

 その後は「六国史」以降の国史の編纂が続かなかったりして、文献資料では調査に限界があるので、やはりここは考古学の出番だと思います。

 平野先生は今後も移配されたエミシの研究を考古学の立場で続けていくということなので、私も研究結果を楽しみにしています。

 さて、講義が終わって帰るときに、「夕飯どうしようかな」と思い、以前ファミマで冷凍のつけ麺をお薦めする張り紙がしてあったのを思い出し、ファミマに寄って冷凍コーナーにある「極太つけ麺」を買ってみました。

 豚骨魚介醤油味のスープで魚粉もついているのですが、これが食べてみると非常に旨い!

 変なお店で食べるより全然美味しくて、177円という安さです。

 もちろん量的には男性には少ないので、私はおにぎりを2個食べてまだ足りませんでした。

 むしろ「極太つけ麺」を2個買っても良いかもしれません。

 私は電子レンジで温めた後、冷水でしめるのを忘れてそのまま一口食べてしまいましたが、「あつもり」も美味しかったのでそのまま食べてしまいました。

 そんなわけで、ファミマの「極太つけ麺」はお薦めですよ!

 ところで今日は、注文していた『青森県史 資料編 中世3』が届きました。

 青森県史の中世編は、1巻が出た時に八戸の藤九郎さんからそれを教えてもらって購入、そのあと2巻も買いましたが、3巻が出た後はすっかり忘れていました。

 ところが1週間くらい前に本に掲載する青森県の神社を調べていた際に、3巻が出てしばらく経っていたことに気づき、慌てて在庫の問い合わせをしたところ、まだあるということで急いで注文しました。

 なお、1巻と2巻はすでに在庫切れとなっています。

 中世3の目次の大きいのを列挙すると以下の通りです。

 第Ⅰ部 南部・安藤・津軽・浪岡北畠・松前氏関係資料補遺
 第Ⅱ部 諸家資料
 第Ⅲ部 日記・記録・法令関係資料
 第Ⅳ部 宗教関係資料

 第Ⅰ部から第Ⅲ部は、南部氏を始めとして青森県の中世を知る上には必読の内容になりそうです。

 また、第Ⅳ部は、岩木山や十和田山関係の資料が掲載されており、宗教面からのアプローチをする上でも、これまた必携となるでしょう。

 神社の原稿の締め切りは29日で、9月と10月はお掃除がヒマになると思うので、そうしたらゆっくり読みたいと思います。

 さて、そんなわけでこれから風呂に入ったらまた神社の続きをします。

 そして明日は日曜日ですがお掃除に行ってきます。

 いやー、それにしてもなんか眠い!



御城コレクション

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昔のバンドの打ち上げ級の楽しさでした

2014-08-14 10:36:14 | 雑談
 お掃除の会社は、昨日・今日・明日とお盆休みになっているのですが、我々現場のお掃除メンバーには関係ないです。

 と言いつつも、今日は1日だけ私もお盆休みです。

 まあでも、帰る故郷も無いし、先祖代々の墓も無いし、お盆だからと言って何か特別のことはしないです。

 さてそんなわけで、昨日は夕方にお掃除を終えて一旦家に帰ってきた後、軽く夕飯を食べて、都内の某所へ行ってきました。

 以前、このブログでお伝えした通り、編集部の方が「歴史バー」へ誘ってくれたので、その方も含め、編集部の方々4名とともに歴史マニアが結集する場所へ行ったわけです。

 あらかじめWebでどんなバーかは調べておいたのですが、行ってみると、なるほどカウンターが10席くらいの小さなショットバーです。

 我々が到着した20時半過ぎには満員になっており、店の外にもお客さんがいたのですが、どうやら新規のお客さんが来た時は、常連客は席を譲って外で飲むのが流儀なようです。

 我々5名のうち、私を含め3名は初めてだったので、カウンターに座らせていただくことができました。

 ショットバーなのでカクテル類が中心で、しかもみな、日本史と三国志にちなんだ名前がついています。

 私はまずエビスを飲んだ後、つぎに「源内エレキテル」(電気ブラン)を飲み、ついで「あさ開」の大吟醸、そして「関羽一閃」を飲みましたが、ビールは600円、あさ開とカクテル類は700円でした。

 都心にしては良心的な価格じゃないでしょうか。

 「あれ、稲用にしてはあまり飲んでないな」と思われるかも知れませんが、その通り!歴史マニアがたくさん来ていたので、みんなと話がしたくてあまり飲まなかったのです。

 昔、バンドをやっていた頃はライヴやスタヂオのあとの飲みで、同じ趣味の仲間が集まっていてとても楽しかったのですが、昨日はまさしくそれの歴史ヴァージョンという感じで、本当に楽しい一夜でした。

 いろいろな人と話をしましたが、例えば南部氏の歴史に詳しい方が来ていて、まさか糠部とは遠く離れた都心の一画で濃い南部氏の話ができるとは思わなかったです。

 私も途中から席を離れて、店の外での立ち飲みに参加しましたが、とにかくお店は凄い盛況ぶりでした。

 そんなわけで、お友達がたくさん出来て嬉しかったです(みなさんがお友達だと思って受け入れてくれればですが・・・)。

 普通飲み会と言うと、シモネタを含めて雑多な話をすると思いますが、昨日は23時半までの3時間弱、ほぼずっと歴史ネタでした。

 23時半の閉店が非常に残念で、私的にはまだまだみなさんと話をしたかったです。

 歴史バーは水曜日のみの開店なので、私はなかなか行くのが難しいですが、今後もうまくお掃除の仕事を調整して飲みに行きたいと思います。

 そして飲んだ後は、編集部の方々は会社へ戻って仕事の続きをしたりするそうでみなさん帰られましたが、私は初対面の方々5名にくっついて近所のラーメン屋に行き、そこでも歴史の話をしつつ美味しい「辛つけ麺」を食べ、終電に乗って帰ってきました。

 高尾駅に着いたのは1時40分です。

 久々の終電帰りです。

 何年ぶりでしょうか。

 それで2時半くらいに寝たのですが、今日は7時半にスッキリ目覚めました。

 昔は飲んだ翌日は昼まで寝たりしましたが、お掃除の仕事を始めてから、早起きの習慣がついているので寝坊しないのです。

 さてそんなわけで、今日はお休みなので一日歴史三昧です。

 いやー、昨日は本当に楽しかった。

 楽しい場所に連れて行ってくれた編集部の方々に感謝です。




御城コレクション

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『新八王子市史 資料編2 中世』が刊行されました

2014-08-01 13:50:29 | 雑談
 昨日は初めてお掃除機能(ロボ)付きエアコンをやりました。

 ダイキン製の簡単な機種だったので、二三、同僚に教えてもらいましたが、何とかほぼ自力でできました。

 そして、夜は予定通り、たかお食堂に飲みに行きました。

 今回は夕飯を食べにというより、飲みに行ったわけです。

 お寺の本を持って行って、お店のお兄さんに「これを書いたんですよ」と説明していると、隣のテーブルの70代くらいのおじさん二人組が、「え!それ書いたの?」と話しかけてきました。

 そんなわけで、昨日はそのおじさん二人組とずっと話をしていました。

 なんでもその二人は、元々は接点がなかったそうですが、現役の頃は仕事が終わるのが遅かったので、終電に乗って帰るとお互い電車の中でよく姿を見かけることに気づいて、いつの間にか飲み友達になったそうです。

 その内の一人は、元大手企業の部長さんなんですが、弟さんが高尾山薬王院のナンバーツー僧侶をやっているそうです。

 3時間近くしゃべって、「またここで会いましょう」と言って、おじさんたちは帰って行きました。

 ちなみに昨日は、13時半に仕事が終わったので、高尾の「西海」で角煮ラーメンを食べながら中生を1杯飲んで、夜はたかお食堂に行く前に「ワタミの宅食」をつまみに、缶ビールを1本飲んで、たかお食堂では瓶ビールを1本飲んだ後、焼酎をロックで4杯飲みました。

 「赤兎馬」(芋)、「黒霧島」(芋)、「佐藤」(麦)と飲んで、最後に飲んだ「百年の孤独」(麦)は何とアルコール度数が40度で、久々に泡盛級のパンチがある酒を飲みました。

 たかお食堂の焼酎グラスは大きめなので、最後の「百年の孤独」がかなり効いて、さすがに昨日は酔っ払ってしまいました。

 たかお食堂は22時閉店なので、22時にお店を出て家に着いたら辛うじて歯磨きができましたが、すぐに布団にバタンキューでした。

 そして今朝は4時半に起床。

 私の場合、宮崎人の子であるせいか、焼酎は大量に飲んでも二日酔いにはなりませんが、さすがに少し頭がボーッとしていました。

 さてそんなわけで、さきほど八王子のくまざわ書店に行って、本日発売の『新八王子市史 資料編2 中世』を購入し、「田田」でニンニクの効いた旨いラーメンを食べてきました。

 「田田」のラーメンは、「辛味ネギ」をトッピングすると、もう最高の美味しさになります。

 さて、『新八王子市史 資料編2 中世』は、中世の古文書や金石文などの史料、それに城跡を始めとした遺跡の解説などが載っており、とくに滝山&八王子城主だった北条氏照関係の古文書は、現在見つかっているものはすべて掲載されています。

 1000ページ以上の厚さで、「石塔・金工品データ集」というDVDまで付いて、お値段は格安の3000円です。

 詳しくは、市史編さん室のページをご覧ください。

 ちなみに取りまとめは人物叢書の『織田信長』などを書いている池上裕子先生なので、かなり内容に期待ができます。

 というわけで、今日の午後はすべて歴史に使えるので、もう嬉しくて仕方がありません。

 でも今日はビールはやめておこう。





御城コレクション

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