日本史大戦略 Side-B 附 東国を歩く会 ~関東・東北の古代・中世史探訪~

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【下総古代史探訪 その7】風土記の丘資料館【展示は素晴らしいけど・・・】

2017-05-05 23:26:31 | 歴史探訪
 結局今日はこの記事を含めて1日で8本もブログに記事をアップしてしまいました。

 あー、もう眠い。

 明日は早朝から横浜の大さん橋まで妻を迎えに行くのでブログのアップはこれでおしまいにしてもう寝ます。

 そういえば今日は珍しくヴェリーが私の部屋で寝ていませんでした。

 私がこうして家にいるときは、いつもであれば私の座席の背後に敷いてある万年床で寝ているのですが、今日は一日中2階リヴィングのクッションの上で寝ているようです。

 この家にはヴェリーが気持良く寝られる場所が何箇所もあるので、そのときの気分で寝る場所を決めるのかもしれません。

 ではベッドに連れて行って寝るかな。

*     *     *
 

 10時に探索を開始してちょうど1時間、ようやく風土記の丘郷土資料館に到着しました。



 事前に龍角寺古墳群について詳細な資料を入手できなかったので、本当は順番的にはここに最初に来て資料を入手し、それから古墳の探索をすると良かったのかもしれませんが、今日は母と妹を比較的退屈しない場所で待機させておかなければならない手前、ここまで車で来ることは難しいと思い結局後回しになってしまったわけです。

 おや、お庭に石棺がありますよ。



 説明板には石室とありますが、組合式の石棺ですよね?



 いや、やっぱり石室か。

 もう一つあります。





 ジュースを買って水分補給をしたら、資料館へ入館です。

 ここは写真OKですね。



 先ほど見た、101号墳から出土した埴輪たちがお出迎えです。



 展示品の写真は片っ端から撮っていきますが、全部を紹介すると気味が悪いと思われるので、私がとくに注目した展示のみをお伝えします。

 まずはこの辺の地形模型。



 今いる房総のむらはこの辺です。



 つぎに千葉県内の古墳と古代寺院分布図。



 多分、字は小さくて読めないと思いますが、緑色が古墳でオレンジ色が古代寺院なので、おおよその分布の傾向が読み取れると思います。

 千葉県内には1万基以上の古墳があり、古代寺院は40もあったそうですよ。

 武蔵、負けてるじゃん!

 古墳時代最古の土器。



 千葉県内の大規模古墳6選。



 ・内裏塚古墳(富津市)
 ・三条塚古墳(富津市)
 ・天神山古墳(市原市)
 ・大堤権現塚古墳(山武郡松尾町)
 ・稲荷山古墳(富津市)
 ・九条塚古墳(富津市)

 千葉県内で最も大きな古墳は内裏塚古墳ですが、上の展示はとくに「ベスト6」というわけではないようです。

 しかしそれにしても富津市強いね。

 つづいて岩屋古墳のページで触れた国造の図。



 この写真だと字が読めないと思うので、北から羅列すると、

 ・下海上
 ・印波
 ・武社
 ・千葉
 ・菊間
 ・上海上
 ・馬来田
 ・伊甚
 ・須恵
 ・長狭
 ・阿波

 となっています。

 岩屋古墳を今作ると・・・



 古墳作りは大変ですな。

 岩屋古墳の後に創られ始める寺院はお金に加えて技術力が必要になってきますが、それに比べたら古墳の場合はほとんど力仕事ですね。

 求人サイトに募集広告を出すとしたら「誰にでもできる簡単な仕事です」というお決まりのキャッチコピーが使われそうです。

 これはすごいよ、千葉県内最古の文字資料!







 古墳から出土した土器に文字が書いてあること自体珍しいこともあって超貴重です。

 石棺。



 パーツとして使われている石の重さは平均すると300kgあるそうです。

 経筒。



 左のは天王・船塚11号経塚からの出土なのでいいとしても、右側の神崎町の武田古墳群2号墳から出土したというのは、古墳から経筒が出るということが驚きですね。

 あ、でも中世に埋めたものかも。

 そして梵鐘。





 これは凄い・・・

 宝亀5年(774)ですよ!

 これがなぜ肥前(長崎県)からここまで運ばれて来たんでしょうね。

 にこやかに迎えてくれた仏さま。





 東日本最古の寺・龍角寺のコーナー。



 龍角寺金堂の礎石。



 古代寺院コーナー。





 いやー、なかなか充実した展示でした。

 つづいて2階へ上がります。



 3万年前の旧石器も展示されています。



 龍角寺古墳群の航空写真。



 やったー、ナウマンゾウがお出迎えだ!





 ここでもゾウさんに会えて嬉しいねえ。

 2階は古墳時代より前の原始時代の展示が多いです。



 弥生時代の機織り風景。





 原始じゃないけど古代の道路。



 というわけで、なかなか楽しい資料館でした。

 30分で見ましたが、1時間は欲しいね。

 ただ残念な点もあります。

 それは展示図録が売り切れており、また龍角寺古墳群についての資料がほとんど売っていないことです。

 私的には有料でもいいから「古墳群マップ」みたいなのがあったら嬉しかったなあ・・・

 まあ、仕方がないですね。

 逆に散財しなくて良かったです。

 まだ30分ありますので、「最後の前方後円墳」と称される浅間山古墳を見に行こうと思います。


関東古墳探訪ベストガイド
東京遺跡散策会
メイツ出版

 ↑関東の古墳をめぐるに当たり、どこへ行こうか考える際に便利なオールカラーのガイドブックです。初級者の方はまずはこの本で紹介されている古墳をめぐれば、徐々に関東の古墳の面白さにハマって行くことでしょう。龍角寺古墳群も紹介されています。

 ⇒このつづきはこちら
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