日本史大戦略 Side-B 附 東国を歩く会 ~関東・東北の古代・中世史探訪~

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【流しそうめん「いわやす」】想定外の下野古代史探訪 その1【下野国分寺跡】

2017-07-23 19:08:05 | 歴史探訪
 つい先日のことです。

 高尾駅南口の先にあるバスロータリーを歩いていたら、和民だったところが、「ミライザカ」という居酒屋に変わっていました。

 看板を見ると、生ビールが299円、ハイボールが199円と書いてあり、鶏のグローブ揚げが売りのお店のようです。

 その時は、一緒に歩いていた妻と「今度来てみようね」と話すにとどまったのですが、先日の金曜日(7月21日)の夜は外食をしようということになり、妻のリクエストで初めて入ってみました。

 299円の生ビールはプレモルで、中ジョッキよりもやや容量が少ないと思われるグラスでしたが、美味しいビールなのでこれで299円はビール好きの私にとっては非常に嬉しいです。

 ※なお、価格はすべて税抜きです。

 これが名物のグローブ焼き、999円。



 いいねえ。

 後ろにさりげなくフライドポテトが写っていますが、チーズがかかっていて美味しいですよ。

 ちなみに、この唐揚げはテーブルに持ってきた後、店員さんが食べやすいサイズにカットしてくれます。



 他に頼んだのは、生野菜をバーニャカウダに付けて食べるもの599円。



 野菜好きには嬉しいですね。

 マグロポキ。



 アボカドとマグロの赤身って相性が抜群ですよね。

 この299円のカリカリパスタはコーンポタージュ味がついていて少し甘いのですが、後をひく美味しさ。



 一緒に写っているボトルはサウザミントといって、テキーラベースの飲み物です。

 そして〆はレタスチャーハン、499円。



 ハラペーニョが入っているので一緒に食べると辛くて最高。

 いやー、このお店は良いですよ。

 とくに盛りつけが綺麗ですし、メニューも洗練されているので女性は嬉しいかも。

 酒飲みの私たち夫婦(なおかつ私は食欲旺盛)が満足して、お支払いは7,758円でした。

 コスパもベリーグッド。

 高尾にまた一軒、美味しいお店ができて嬉しいです。

 さて、お店を出て帰ろうとしたら、妻が珍しく「カラオケ行こう!」と誘ってきたので、カラオケであればもちろん受けて立たないわけがありません。



 妻の十八番はドリカム。

 私は上手に歌えませんが、大声を出してストレス解消です。

 そんなわけで2時間歌って、もう2時間は歌おうと思いましたが、24時をとっくに過ぎてしまったので帰宅しました。

 そして、明けて土曜日は、朝から妻の実家のある茨城県古河市へ向かいました。

 妻の実家から車でほど近い場所に、流しそうめんが食べられるお店があるらしく、付き合い始めた頃から「夏になったら行こうね」と言われており、ちょうど休みが二人同時に取れたのでお出かけしたわけです。

 私の家から妻の実家までは圏央道を使うと1時間少しで着いてしまいます。

 到着してすぐ、義父の運転する車に乗り換えて、4名で小山方面へ向かいました。

 途中、かの有名な小山遊園地の跡地近くを通過。



 私が子供の頃住んでいた千葉県松戸市でもテレヴィCMで小山遊園地はやっていたため、小山という場所がどこか知らなくても、小山遊園地の存在は知っていたのです。

 でも、こういう地方遊園地はどんどん無くなって行きますよね。

 谷津遊園も、多摩テックも・・・

 そしてデパートの屋上の遊戯施設も。

 そんな寂しさを感じながら車窓を眺めていると、「史跡」と書かれた看板が一瞬目に入り、つづいて古墳の墳丘が見えました。

 さらに進むと、右手に100m規模くらいの前方後円墳が見えましたが、今日は歴史めぐりではないので、今度改めて来てみることにしましょう。

 やがてお目当ての「いわやす」に到着しました。



 おー、懐かしい雰囲気のお姉さんたちがお出迎え。



 実は流しそうめんを食べに来るのは初めて(だと思う)のですが、こうやってテーブルに機材がセットされているんですね。



 面白い。

 帰りは妻が運転してくれるということで、義父母と私はビールをいただきます!

 流しそうめんも美味しいですが、唐揚げとイカ焼きがこれまたグッド。

 店内はお客さんで一杯で、女子大生らしき11名の団体さんもいます。

 普段は蕎麦屋で、夏だけ流しそうめんをやるそうですよ。

 さて、私は食べ過ぎて、食後はしゃっくりが出る始末ですが、これから古河へ戻ります。

 出発してすぐに左手に「国分寺学園」という看板が見えたので、「もしかして下野国の国分寺の近くに来てるのかなあ」と思いました。

 私はこちらの方は土地勘がないので、実はどこに来ているのか知らないのです。

 でも、私が興味を示したら、義父が国分寺跡の場所を教えてくれて、ちょっとだけ寄らせてもらえることになりました。

 というわけで、前ふりが凄く長くなりましたが、これから下野国分寺跡の探訪レポートをお届けします。

*     *     *


 妻たちは車の中で待っているということなので、「10分で走って見てきます!」と言って、コンデジを手に国分寺跡へ向かいます。









 よし、今日は時計回りで見よう。

 スタート地点である駐車スペースがある場所は、南側のようです。

 では行きますよ。

 ・・・おっと、いきなり古墳ですと!



 国分寺に隣接した西側には甲塚古墳があるんですね。



 しかし墳丘の踏査をすると時間がかかるので、今日は素通りします。



 まずは南門。





 南門は具体的にどのような門だったのかは分かっていませんが、現在は柱を2本立てて、見学者のイメージを喚起していますね。

 南門から中心部分を見ます。



 南門をくぐると国分寺の境内です。

 今度は南大門が現れました。



 南大門の先は伽藍が立ち並んでいました。



 右上の図のように、南大門と北門の間の空間は築地塀によって画されていたのです。



 さらに進むと今度は中門。





 全国に60以上の国分寺が建てられましたが、平面プランはすべて同じではなく、下野国分寺の場合は、中門と金堂が回廊で結ばれていました。



 中門跡から回廊跡を歩き、金堂跡を眺めます。



 金堂というのは普通のお寺でいうところの本堂で、仏さまが安置されていました。

 回廊の角部分から金堂跡を見ます。





 下野国分寺は鐘楼の跡も分かっているんですね。





 僧たちが普段生活していた僧坊を北側から見ます。





 僧坊と金堂の間にある講堂。





 講堂を南東側から見ます。



 これは珍しい、経蔵です。





 金堂を北東から見ます。



 ※後で気づきましたが、金堂の説明板の撮影を落としていました!

 ある種、国分寺の一つの見どころと言うか、華ともいえる七重塔跡。



 こんな感じの高さ60mの塔が建っていたんですよ。





 火災によって南側に倒壊したことが分かっているようですね。

 武蔵国分寺の七重塔も落雷によって倒壊したのですが、武蔵の場合は地元の有力者の支援で建て替えをしています。



 これで一通り見たかな。

 甲塚古墳、気になるけど今日は諦めます。



 また会いに来るよ・・・

 おっと、南側駐車スペースの方に詳しい説明板がいくつもあった!













 古墳もいっぱい。



 いやー、楽しかった。



 妻と義父母の協力で、図らずも下野国分寺跡を見学できて良かったです。

 また後日、詳しく見にくることにしましょう。

 ところで私は『国分寺を歩く』という本の執筆に加わっています。

国分寺を歩く (日本六十余州 全国分寺を完全収録)
稲用章ほか
イカロス出版


 全国の国分寺を網羅的に紹介した分かりやすいガイドブックなので興味のある方はぜひどうぞ!

 そしてもう一点。

 クラブツーリズムにてこんな講座をします(「歴史への旅」の5月10日号のスキャン)。



 すでの30名様以上の方々から申し込みをいただいているようで、皆さんありがとうございます。

 もう10名様くらいは席をご用意できます。

 この講座をするに当たって、下野国分寺跡はぜひ見ておきたかったので今日はとてもラッキーでした。

 ※後日註

 この講座は無事催行しました。

 ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました!

 ⇒このつづきはこちら
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