日本史大戦略 Side-B 附 東国を歩く会 ~関東・東北の古代・中世史探訪~

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生涯初の茨城県歴史歩きは古河市の古河城でしたよ!

2017-01-03 16:48:52 | 歴史探訪
 2016年お掃除最終日の前日(28日)は、7時45分から26時半まで拘束で、休憩は1時間でした。

 掃除しまくり。

 私はIT業界に長くいたせいか、長時間労働をそれほど悪いことだと思っていない一種の変態です。

 例えば、プログラマーという職種は、入社後ある程度長時間働かないと仕事ができるようになるまで時間がかかり過ぎます。

 もちろん、本人のセンスに負うことの多い職種ですが、センスが多少なくてもそれは努力でカヴァーできるのです。

 ですから、その人が自分の道を選んだら、一人前になるまでの最低3年間は死ぬ気で働くのは当然のことだと思っています。

 ただし、これが万人に当てはまるわけではないことも充分に理解しています。

 人によって体力や精神力の差がどうしてもありますから、その辺は上司や仲間がよく理解してあげるべきですね。

 どうも日本人は、「皆同じであるのが良い」という考えが古来からありますから、結局は長時間労働が悪なのでなく、日本人固有の「みんな一緒でみんないい」というものの考え方が諸悪の根源なのではないかと思います。

 野郎ども、もっと欧米化しようぜ!

 それと、自分でいくら強靭だと思っていても、やはり長時間労働をずっと続けていると身体や精神に何かしらの異常をきたすことが多いようなので、皆さんも自身の体力や精神力を過信するのは気を付けた方が良いですね。

 あれ?何の話でしたっけ?

 正月ボケで意識が朦朧としていますが、何とか気を確かにして述べますと、翌日29日の仕事納めの日は出社の道すがら、2016年最後のラーメンを食べるべく大和家八王子店に行きました。



 2015年はラーメン・つけ麺を300杯食べましたが、2016年は100杯も行っていない体たらくです。

 前年比33%以下ですか。

 でも、ラーメンでもなんでもそうですが、たまに食べると凄まじく美味しいですね!

 八王子に来たついでに、近畿日本ツーリスト八王子営業所にお伺いしてM井さんにご挨拶しようと思い店に入ったところ、所長さんに「今日から休みを取っています」と言われてしまいました。

 M井さんからは、「いつでも顔を見せてくださいね」と言われていますが、その甘い言葉に乗ってしまうと完全にストーカーとしてマークされ、「講師なのに出禁」という奇妙な事態になると思うので、仕事の時以外では滅多に来ることはないのですが、たまーに来ると、なぜか不在が多いのです。

 なのでご挨拶はメールでするとして、バスに乗って出社し、今年最後の現場をチョロッとやって帰社、事務所で早々に帰る気配を撒き散らしていると、I井さんが「稲用さん、もう帰るよね?」と聴いてきたので、「とっとと帰ります」と答えると、I井さんが事務所の外へ走って行きました。

 私の職場も仕事納めの日の夕方は納会とまではいかないまでも、若干の飲食物が従業員に供されます。

 I井さんはそれ用の寿司を1パック持ってきてくれたのです。



 さすがI井さん、気が利きますねえ!

 こういう人がいらっしゃるから我々現場の人間が安心して仕事ができるのです。

 一年間、ありがとうございました!

 ところで、ここのお寿司は美味しいんですよ。

 というわけで、帰宅後いただいた寿司で腹ごしらえをして、探題を迎えに行くべく西新宿まで雷電號を飛ばしました。

 探題の会社も納会だったのでいつもの場所でしばらく待機。

 片づけを終わらせてビルの下に降りてきた探題を雷電號に搭乗させ出発です。

 あ、でもドライヴとかではないですよ。

 旦那さんが車で迎えに来るというシチュエーションを喜んでくれるかなと思って迎えに来ただけです。

 スミマセン、私は過保護なの。

 そしてすぐに高井戸探題に直行。

 翌朝は早くから古河御所(妻の実家)に行くため、今日は早めの就寝です。


*          *          *


 明けて30日(金)。

 少し寝坊して8時に出発。

 今日はヴェリーも同伴ですよ。



 泊まりで行く場合は家に置いておけないので必ず連れて行くのです。

 ヴェリーが雷電號に乗るのは2回目だったかな。

 いつもより交通量の少ない環八を北上し、谷原の交差点から目白通りに入り、大泉ICから外環に乗ります。

 今日は高速道路も空いてるぞー!



 ヂーゼル・ターボの雷電號、本領発揮!

 東北道に入り久喜ICで降り、9時45分には古河御所に着いてしまいました。

 車だと早いねえ。

 着到すると義父がすでに餅を2升ついていて、宴の準備が整いつつありました。

 我が家から持参したのは、探題の上司であるK田さんからお祝いにいただいた、福島県いわき市の日本酒3種。



 そしてすぐにビール!

 私がビールが好きだということで、一番搾りの「取手づくり」が用意されていました。



 すごいですねえ、黄金色に輝いてますよー!

 北海道生まれの義母が作ってくれた料理や大好物である黄な粉餅を大量に食べさせていただきお腹は大満足。

 つきたてのお餅に納豆を和えて食べましたが、これもまた美味でした。

 昼間(朝?)からビールを飲み良い気分になったところ、義母が近所に用事があるということで、ついでに古河城跡まで車に乗せていただくことにしました。

 探題が、「一緒に来て欲しいって懇願したら付いて行ってあげる」と言ったので、一人ではろくに歴史歩きの一つもできない惰弱な私は懇願して一緒に歩いてもらうことにしました。

 一先ず、土地勘がまったくないまま、適当な場所で降車です。

 しかしながら、超寒い。

 気温もそれほど高くないですし、風も冷たく、内心「高尾より寒いかも」と思いました。

 それでも探題は健気に一緒に歩いてくれます。

 ちなみに、彼女はとくに歴史が好きというわけではないですよ。

 今日はまったく予備調査なしで来たので、まずは現在地が分かるものを探します。

 これは何でしょう?



 へー、篆刻美術館だって。

 マニアックだねえ。

 篆刻美術館の前の道は古い街道かもしれないね。

 左を見まーす。



 右を見まーす。



 古河ってレンガが好きなのかな?



 歴史散策マップのような看板があれば助かりますので、歴史博物館へ向かいます。

 石畳の路地を歩きます。



 おっと、歴史案内っぽい看板発見!



 地図も載ってますぞ!



 古河って意外と「館系」(博物館とか美術館とか)が多いね。

 永井路子が子供のころに住んだ家もあるよ。

 では、完全な住宅街と化したような古河城跡に遺構を探すべく、歴史博物館を目指します。

 おっと、今度は古河文学館。



 そしてすぐ南には、これ堀跡でしょう?と思われる窪みが・・・



 往時の堀跡に間違いありません。



 だいぶデコレーションされているけど遺構発見!



 ところで、探題は私がカメラを構えているのを見つけると、遠くから走って近づいてきて必死に画面に収まろうと努力することがあります。

 一応、機を見て跳躍はするのですが、身長の都合上、だいたいこんな風に写り込むことが多いです。



 こういった半ば心霊写真のようなものは結構枚数が溜まってきているので、いずれは写真集にして探題にプレゼントしようかと思っています。



 鷹見泉石博物館は休館!



 歴史博物館ももちろん休館!



 やっていれば館内で資料を入手することができるはずですが、看板を参考にしながら気になるスポットへ行ってみましょう。

 私は地図上にある「子ノ権現神社」が気になります。

 おっと、猫ちん!



 ダメだ、撮れない。

 で、「子ノ権現神社」。



 本殿の脇にはまるでアラハバキのようにワラジが奉納されています。



 正面に回り込みます。



 拝殿は普通の家みたいですね。



 名前が気になる神社ですが、由緒書きもないので詳細は不明です。

 私が神武號で調べ、西側に行くと何かありそうだなあと思っていると、どうやらその様子を探題に盗撮されていたようです。



 我々夫婦は結構お互いを盗撮することが多く、先日も私は非常に恥ずかしい写真を撮影されて、何かあると探題に「ネット上にばらまいて良いのか?」と脅される始末です。

 でも私も探題の恥ずかしい写真はきちんと押さえているので、それが抑止力の効果にもなっているわけです。

 さて、それはそうとして、長谷観音に来ました。



 まったく予備知識がないため「日本三大長谷観音」と染められた幟を見て感心します。

 境内の参道にはたくさんの出店がスタンバイしていますね。

 今日の夜から営業かな?



 ここも由緒書きがないので良く分かりません。

 長谷観音を出ると、またもや歴史案内板があり、これを見るとまだまだ古河城の遺構が残っている場所があるようです。

 よし、それを探そう!

 寒風吹きすさぶ中40分も歩いていますが、探題は健気に歩いています。

 おーっ、前方に何やらありそうな林が見えます。



 おや?これは土塁じゃないか?



 回り込むと確かに土塁です!



 しかも向こう側には水を湛えた堀までありました。



 いえーーーーいっ!

 ここには詳細な説明板がありますよ!



 でもだいぶ薄くなってる・・・

 一部分拡大。



 もう一枚!



 古写真を載せたりしてかなり良い内容なので作りなおしてもらえないかな・・・

 はい、拡大。



 いやー、これが残っているだけで私はとても嬉しいですぞ。



 と、感動ひとしおの私を見ている探題は、果たして遺構に焼きもちを焼くのでしょうか。

 向かいのお宅の門が立派だなあと思ったら、「御成御門」でした。



 それではさらに遺構を探しましょう。

 国道354号線を越えて旧道らしき道が続いています。



 国道方面を振り返る。



 何か、良い感じの道ですよー。



 これは今の国道354号線の前身の道じゃないでしょうか。

 東国を歩く会のメンバーが喜びそうだなあと思っていると、「史蹟古河城桜門址」の石柱を発見!



 そして次は馬頭観音!



 ヤマセミさんと歩くようになってから馬頭観音が気になって仕方がなくなりました。



 やっぱりこの道は歴史のある道だったんですね。

 またもや馬頭観音。



 でもちょっと向いている方向が変ですね。



 往時は街道に向かっていたはずです。



 はい、県道に出ました。



 頼政神社を探します。

 ここが入口ですね。



 参道に入ってすぐに右側がこんもりとしているのが分かります。



 自然の地形だとは思いますが、ここだけ小さな山があるのはちょっと不自然ですね。







 おーっ、ここのに掲示されている図が実は一番良かったりして。



 探題はこの神社の雰囲気が気に入ったようでご機嫌です。





 神社に登って周囲を観察すると、本当にここだけ小さな独立丘阜になっていますね。



 反対方向に降りてみます。

 麓にも違う神社が。







 そしてここにも馬頭観音!



 いいねえ。

 向こうにも何かあります。



 こちらは渡良瀬川関連の記念碑のようですね。



 せっかくなので渡良瀬川の土手に上がってみます。

 ところがです。

 土手からはすぐに川は見えず、ゴルフ場が展開していました。

 上流方向の遠くに見える山容が特徴的ですね。



 下流方向には国道354号線に架かる三国橋が見えます。



 土手から先ほどの頼政神社を見ます。



 もう1時間半くらい歩いていますが、寒くてたまらないためこの辺で古河駅方面に向かうことにします。

 日光街道との交差点。





 探題が通っていたという喫茶店「Ocha-Nova」に寄って休憩しましょう。



 すごい、ほぼ満席。

 中は古民家風で私もこういう店は好きです。

 温かい豆乳ラテを飲んで生き返りました。



 16時半、古河駅まで戻り、義母の車にピッキングされて家に戻りました。

 そして夕飯は御所近くのお食事処にて名物のカニコロッケなどをいただき、今日もまたビールが美味い!

 「これを美味しく飲むために歴史歩きをするんですよ」という私の発言に対して、酒豪の義父と義母は賛意を表してくれました。

 それにしても探題、酒飲みの良い表情をしてるねえ。



 今日は寒い中よく歩いて偉かったね!

 どうもありがとう。
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