日本史大戦略 Side-B 附 東国を歩く会 ~関東・東北の古代・中世史探訪~

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【日本史大戦略】エミシの歴史について再度まとめてみました【東北の古代史】

2016-09-19 13:11:50 | 歴史探訪
 私が古代史の勉強を始めたのは実はそれほど昔ではなく、2008年の暮れからです。

 なのでまだ8年くらいなんですね。

 それ以前は城を中心として関東や東北の中世史を勉強していました。

 2008年の暮れに古代史を始めた時に一番関心を持ったのが蝦夷(エミシ)です。

 その後、少しずつ調べて、ある程度まとまった段階でこのブログに「エミシの群像」というコーナーを作り、エミシの歴史について新書版の本の半分くらいの分量を公開していました。

 そしてエミシへの思いが溢れ出して、アテルイのテーマ曲を作ってYouTubeにアップしたのが2012年2月のことです。



 至って私的な動画ですがお陰さまで6000回以上再生されています。

 このようにして地味にエミシを考え続けていたのですが、今年の4月にクラブツーリズムさんと講師契約をした際に、私はエミシの講座を開きたいと思い企画を提出し、無事に3回に渡ってエミシについて沢山の方々の前で話すことができました。

 7月30日(土)「歴旅やじきた楽校」の講座「みちのくの古代史 第1回 古代東北の統治拠点・多賀城の魅力」
 8月7日(日)「古代史Day」の全5講座の中の一つ「律令国家の北進とエミシ ~北東北の古代史~」
 8月27日(土)「歴旅やじきた楽校」の講座「みちのくの古代史 第2回 古代東北の民・蝦夷(エミシ)の謎」

 上記3回の講座で延べ61名の方に聴いてたいただけて、もちろん聴講者全員を楽しませることはできなかったのは私の力量不足で反省しておりますが、一部の方々から好評をいただけたことは大変ありがたく、また東北の古代史(特にエミシ)についてこれだけ多くの方々が関心を持っていることに驚き、未来への展望が明るくなりました。

 勉強を開始したときは、まさか将来、人様に対して発表できるなんて思ってもいませんでしたが、それを実現させていただけたクラツーさんと、命の次に大切な時間を使って聴きに来てくださった皆さんにはとても感謝しております。

 ということで、少し仕事の落ち着いたこのタイミングで一度エミシについてまとめてみようと思い、「日本史大戦略」に以前からアップを再開している「エミシの群像」の原稿を改訂するとともに、新たな原稿をいくつかアップしました。

 ⇒「第1回 はじめに」はこちら

 ⇒「第2回 エミシとは誰か」はこちら

 ⇒「第3回 北東北の古代史」はこちら

 ⇒「第4回 「エミシ」という発音に悪意はあるか」はこちら

 ⇒「第5回 東北差別の根源」はこちら

 ⇒「第6回 上毛野君田道の東北経略」はこちら

 予定では20回は軽く超えると思いますが、ひとまずはここまでです。

 上述の講座にいらした方も復習の意味で読んでみてくださいね。



 私は歴史に対しての興味が多岐に渡っており、一部の人の目には完全にイッちゃってるように見えるようですが、どちらかというと来ちゃってる方で、日本の国家の成り立ちに異様に興味があって、天皇家がどうやって発生して、どのようにして列島支配を達成したのかということを特に気にして勉強しています。

 国家が列島支配を達成させる過程で、最終段階に取りこまれたのが北海道および琉球諸島なのですが、その前段階で東北地方の支配を完了させています。

 ただし、一口に東北地方と言っても、例えば太平洋側に関しては現在の宮城県南部の阿武隈川河口付近から南側は7世紀半ばに日本が律令国家を始動させるより前に朝廷の支配がかなり進んでいました。

 ところがそこより北、つまり今の仙台市辺りより北側は、7世紀後半から少しずつ日本の領内に取りこまれて、岩手県南部で勢力を張っていた豪族の阿弖流為(アテルイ)が降伏した9世紀初頭の時点でようやく岩手県中部までの支配が終わったのです。

 ただこれを知ると驚かれる方も多いのですが、その後岩手県域はまた日本の支配から離れてしまうのです。

 つまり国境が後退してしまったわけです。

 それが12世紀末に鎌倉幕府を創設した源頼朝の手により回復が行われ、鎌倉時代に多くの関東武士たちが東北地方に領地をもらって赴任し、それでようやく青森県までが完全に日本の領内に取りこまれました。

 さて、このような感じのことをずっと調べているわけですが、こういうことをもっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ来年(2017年)のクラブツーリズムの講座(新宿開催)を楽しみにしていてください。

 まだ公表段階ではないので詳しいことは言えませんが、上述した東北地方の古代史について沢山の講座を開く予定です。

 詳しくはもう少し後の発表になると思いますが、もし気になる方はぜひ、ひとまず「日本史大戦略」の「エミシの群像」を読んでみてくださいね。

 ⇒「第1回 はじめに」はこちら

 ⇒「第2回 エミシとは誰か」はこちら

 ⇒「第3回 北東北の古代史」はこちら

 ⇒「第4回 「エミシ」という発音に悪意はあるか」はこちら

 ⇒「第5回 東北差別の根源」はこちら

 ⇒「第6回 上毛野君田道の東北経略」はこちら

 さて、続きをしよう!

 ※後日註

 2017年は月に1度、西新宿のクラブツーリズムにて東北の古代史・中世史の講座を開催しています。

 詳しくは、下記リンクからどうぞ。


 ⇒クラブツーリズムの公式サイト








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