『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

終わりは始まり・・・髪を切ろう

2010年03月19日 15時30分26秒 | 塾の風景
骨折はともかく、打撲傷や擦り傷で「イタタタタ」と言いつつ起きるカラオケ大会の翌日。
それなのに今朝はふつうである。
おもしろくない。
昨夜は高校生の教室からは竜太(18期生・浪人)の声、それに伴う嬌声が響いてきた。
まあ、ドアを開けるのも無粋だなと・・・一人寂しく飲んだ。
朝である。
太陽が昇る前、それでも明るくなっている。
午前6時前に目覚めてしまう。
ついつい英単語のプリントを打ち始める・・・これもまた病気やね。

午前8時、惇が姿を見せる。
ブログの件で橋本ドクターと話している最中だ。
惇は発表が終わった後でれい(18期生・三重大学教育学部1年)にこれから3年間の抱負を語ったらしい。
それによれば、3年間勉強して岐阜大学獣医学科を目指すという。
「私も津高に落ちたけどさ、その日は泣いているだけで、将来のことなんて全然考えられへんだ」
れいが落ちた日、それからカラオケ大会までの時間、ずっと里恵(7期生・国語講師)が付きっ切り。
確か、ドライブに連れ出してくれた記憶がある。
男の子と女の子の違いか・・・。
それを橋本ドクターに伝えると、「こりゃ3年後が楽しみになりましたね」
「ああ、少なくともこの3年間、俺は死ねへんな」

征希(4期生・カイロプラクティク自営)がやって来る。
れいの治療だ。
ありがたい、・・・俺の腰もまた例年この時期恒例の違和感のある痛みがある。
れいの前に俺の治療が始まる。
「いやあ、不思議ですな」
「何が」
「親ビンの頭、そして肩・・・年中凝り固まっているところが今日ばかりは柔らかい。公立入試が終わったことを身体が知っている」
「・・・それでもあと一つ」
「国公立後期ですか?」
「ああ」
「教科は?」
「小論文」
「そりゃ神頼みやな。まあ、気に病まないようにして、1年のこの時期だけでもゆっくり養生してください」
「できる範囲で努力するよ」

鰻屋探訪の旅のつもりが、急遽入った治療のためサティ近くの『楊龍』という中華料理屋で食事。
700円の日替わりランチもいいが、780円のランチも充実している。
中華料理では珍しくお奨めですな。

塾に戻り、再び英単語のプリントを打ち始める。
今夜の俺の授業・センター英語の準備だ。
今夜は1991年度センター本試で遊ぶ。
新高1から新高3まで参加自由。
「先生、午後5時頃でどう?」とマッツン(7期生・1階の美容室経営)。
「ああ、分かった・・・でも俺、10日以上風呂に入ってへんで」
「かまへんよ」
コメント
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カラオケ大会始末記

2010年03月19日 00時23分05秒 | 高校受験
鈴鹿の兄ちゃんを久居駅まで送る。
カラオケ大会は終盤。
ラストは年功序列・・・れい(18期生・三重大学教育学部1年)、竜太(18期生・浪人)、そして里恵(7期生・国語講師)に入っている。
兄ちゃんの家は鰻屋さんだそうだ。
名前を聞いたが、突発性難聴の俺には聞き取れない。
ただ・・・その響きだけは捉えた。
鰻が大好きな俺、その響きだけを頼りに明日は奥さんと行ってみようか。

「パラダイス」に戻ると竜太が熱唱している。
耳に障る。
そして里恵・・・ここまで来ると暴力である。
そして最後は俺・・・曲は『愛しのエリー』

どんなに年を食っても『愛しのエリー』だけは歌うまいと決めていた。
いいかげんなものだ。
一昨年はビーズの『BAD COMMUNICATION』だった。
そして昨年は尾崎豊の『卒業』
しかし、過去2年間で学習したことは・・・声が出ない、ということ。
声量が落ちている、それもとてつもなくだ。
タバコに原因を求めることは簡単だ。
だからといってタバコを辞める気にはならない。
毒を食らわば皿まで・・・どうしようもない。
ウチの卒業生がそんな品行方正を俺を求めているはずがないのだ。
のた打ち回って死ぬ・・・たぶん、そんなイメージだ。
苦しまぎれの『愛しのエリー』
しかして、俺にとっては『愛しの知子』

久居農林のボクシング部キャプテン・・・通称、タイソンの辻本(4期生・ユニバーサル造船)。
カラオケ大会初めての骨折はあばら骨だった。
至近距離からテンプルへ、記憶が一瞬なくなり、それでも起き上がった瞬間にあばら骨を突き上げられた。
「先生、上に吹っ飛びましたよ」とは泰希(7期生・ジャスコ)のコメント。
場内はヤンヤの喝采、起き上がろうとした俺は起き上がれない。
すかさずユタカ(7期生・三重銀行)がレフェリー役を演じる・・・「ワン・ツー・スリー・・・」

『BAD COMMUNICATION』の間奏の間に部屋を横切りとび蹴り!
それを想定内と祐佑(14期生・日本ユニシス)と大輔(14期生・農協)が受け止め、抱え込まれてダブル・スタンピードを食らう。
激痛!
叫び声をあげる俺、駆け寄る医学部の講師たち。
臆病な俺とすればこの激痛・・・骨を折ったかどうかが気になる。
田丸ドクター、ニコニコ笑って「先生、あばら骨が折れてます」
それを聞いて安心する俺、再びマイクを手にする・・・病気やな。

直嗣(15期生・医療技師)は寛水流空手の全日本オープン選手権の覇者。
よせばいいのに、酒を飲んだ俺は直嗣を挑発する。
「ほらほらほら、直嗣、かかってこんかい!」
直嗣はカラオケ大会に出向く前にお母さんからきついお達し・・・「塾の先生、お酒を飲んだらアンタにからむやろけど我慢しいや」
ところが直嗣、俺の執拗な挑発に遂に切れる。
そして組み合った刹那、俺は後ろ回し蹴り・・・のつもり。
余裕でかわした直嗣、至近距離・・・50cmほどの距離から前蹴り一閃。
それがあばらに入り、俺は後方に吹っ飛ぶ。
再び入院。

こんなオモチャ箱のようなカラオケ大会。
どこに出しても恥ずかしくない、どこに出しても受ける・・・そんなプライドが傷つき始めている。
もっと飛べたはずなのに・・・。
もっと歌えたはずなのに・・・。
初代「タイガーマスク」の苦悩、よく分かる。
ついてない・・・老いとかいうやつかい。
それでもリングで死にたい。
それでも塾で死にたいねえ。
コメント (1)
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