『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

6月28日・Ⅱ

2008年06月28日 18時56分54秒 | Weblog

午前10時から現代文・・・2008年度の青山学院大学文学部の大問1。
そして古典は「大鏡」の菅原道真の大宰府流罪の章。
これを正午までの2時間で処理するにはかなり無理がある。
しかしクラブがある以上はどうしようもない。

香保(松阪高校1年)は現代文から参加し、昼食を食べて、今しがた夕食を食べて・・・。
この流れだとウチの塾で12時間ほどを過ごすことになる。
勉強する姿勢にむらがない・・・中間試験では真ん中ほどだったが、このままなら伸びるだろう。
月曜日から期末試験だとか。
ついつい内申の正念場を迎えた中学生に目が行ってしまうが、退屈している俺に積極的に質問を繰り出す。
伸びる奴はいつだってそうだ・・・分かったふりはしない。

砂保と星哉には今日から正進社の『夏の完成』に入る。
7月実施の中部中の実力試験の範囲、現在完了・受動態・動名詞から。
砂保と星哉は実力試験は数学と英語に絞って勉強させている。
各中学の期末試験が終わったら中2と中3と和輝とで『夏の完成』に入る。
7月は去年同様、英語にどっぷり浸かってもらうつもり。

真ん中の部屋にいた俺に質問に来た由梨香(津高1年)、質問が終わってから中学生の部屋を一瞥、吐き出すように言う。
「楽しそうに勉強してますね」
「立ち上がり係数はなんとか沈静化したが、音なんかに対する振り向き係数、依然として治らんからな」
集中力を切らした者同士の視線が絡み合い、無言で互いを慰めるようなアイコンタクト・・・小市民だ。
受験を潜り抜けてきた受験生なら誰もが気づいてしまう、このぬるい雰囲気。
やはり悲惨な点数を取ることで、各自自覚してもらうしかないのか。
400点を越えるはずなのに越えられない・・・このぬるさが元凶なのだ。
馬鹿にはそれが分からない。
いや、分からないから馬鹿なのだ。
コメント (1)
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6月28日・Ⅰ

2008年06月28日 16時48分01秒 | Weblog

真夜中に人の気配で起きた・・・優哉が勉強していた。
そういや、昨日油木(21期生・三重高2年)が姿を見せた。
依然としてインディーズのバンドに熱を上げているようで、九州くんだりまでライヴを見に行っているそうな。
「成績のほうは・・到底評定平均3.5は望めない状態です」
評定平均3.5・・・中京大学への指定校推薦のラインだとか。
三重高Bはここ数年来、中京大学ご用達の高校に堕している。
成績の上位者は中京大学へと進学し、成績が今イチの面々は三重中京大学へと進学する。
そして就職活動時には汲々とすることになる。

油木は地理が大好きだった。
中3時に、国土地理院に就職したいという名言を残している。
しかし昨夜の話だと、いつしか将来の夢も色褪せてきている。
今でも地理は好きなようだが、三重高では理系しか地理を選択できないらしい。
結局は流されるままに生きていく・・・。
辛いねえ。
和輝(農林3年)がそろそろ地理に入る。
当然、農林では地理の選択はない。
つまりはウチの塾で、俺が教える地理だけで勝負に出る。
油木、今なら間に合うけどな。


冷房が効いている。
こんな寒いなかでよく勉強できるなと感心する。
教室のなかには久居中と附属中の生徒たち。
俺や娘のれいはあまりの寒さに真ん中の部屋に逃げ込む。
だから23年間、風邪や発熱云々で塾を休んだことはない。
温度の急変に気をつかっているからだ。
まあ、脳挫傷や骨折では10人分ほどには入院しているが・・・。
しかし、それにしても質問が少ない。
それに較べ、郁(津商業1年)のかまびすしいこと。
質問がないのが安心?・・・逆だ、質問がないのは自覚がないだけだ。
今回の期末、痛い目に会いそうである。
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