Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ードブロヴニック(Dubrovnik)

2016-06-21 08:32:53 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

 

 ドブロヴニックにあと15kmというところの小さなキャンプサイトには3泊した。このサイトの片隅には野生のシクラメンが咲いている。ギリシャのメテオラでこの野生のシクラメンが一面に咲いていたのを思い出した。

 

 

 月曜日は雷を伴う雨が激しく観光は諦め、火曜日の朝バスでドブロヴニックの港へ向かった。水曜日の夜この港からイタリアへフェリーで出航するためにチケットを手に入れなければならない。残念ながらパスポートを忘れていったので無駄足だった。この紫いろの野の花は草むらには咲かないが岩山やコンクリートの塀の上などで見事に満開になる。

 

 

 港に駐車していた小型バスにはGame of Thronesとあるがこれは何作目かにこの地で撮影されたもので皆商魂たくましい。港に停泊していた大型クルーズシップはオランダの船だった。こんな巨大な船の乗客がこぞって観光に降りてきたのだもの、小さなドブロヴニックの町が人々であふれるのは仕方のないことだ。

 

 

 

 町の一角の塔から山頂までケーブルカーが通じていて一人130クーナ(16ポンドくらい)街を取り囲む要塞の上を歩くのも130クーナだった。44年前にここに来たときはほとんど観光客はいなくて要塞の上を歩くのもフリーだったのに。右上はインペリアル・グランド・ホテル。

 

 

 

  

 メイン道路から脇道は狭く奥へ行けば行くほど無数の階段で手足の不自由な人達はどうするのだろう。

 

 44年前はこの狭い通りのどこにも無数に洗濯物が翻っていたのに、申し合わせたように変わっていた。

 

 

 町の中は中世の教会が数軒あり宮殿、会議所などがある。

 

 町の重要な港からはヨーロッパ諸国へ塩や、鉱石などが輸出された。

 

 

  

 人ごみを避けて街中の静かな通りを行って初めて洗濯物が下がっているのを見かけた。

 

 たくさんある教会の一つ。中は割合質素だった。

  

 44年前と変わらないものは白い大理石の床で当時も今も磨かれ輝いている。

 

 

 この要塞は14-15世紀、外敵から街を守るために築かれたもので,全長約2kM  壁の厚さは陸側で4-6メートル、海側で1.3-3メートルもあるとのこと。高さは最高25メートルもあり、今も完全な姿を保っている。

 

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