倶楽部 レグルス

Super Natural Harmony ~ 二元論の浮世における不可思議体験レポート ~

徳を積むにも身体あってのコト

2017-08-04 12:14:21 | 日記

先だって、知丸がまたまた憑かれました。

「んー、調子悪い…。」 顔面蒼白、食欲ゼロ、トイレに行っては吐きまくる…。

(ん~、こりゃ、何か拾ってきたなぁ)

それにしても、拾ってくるぐらいならば、いつもは片頭痛程度なんだけど、どうも様子が違う。

いったいどこで拾ってきちゃったのか?

思いあたる節が全くない… いや、先週行った上野・寛永寺か?

思いあたったとしても、何の解決にもならない…。

早速、Rahasy に電話!

Rahasy 「ん……、ちょっと待っててね。」

その間、浄めの塩や、白桃やら、お香やら、応急処置は施すも一向に良くならない知丸。

2時間ぐらいして、Rahasy から折り返しの電話。

「うん、一応、全部上げたから。」

ん? 全部? って事は複数? どうゆうこと?

「いやぁー、私も初めてのケースですよ。」

え? 何? そんなに?

何が知丸に憑いていたのか、Rahasy が説明してくれたのが次の話。

 

知丸に憑いていたのって、真っ黒な“気”の塊。

 

この得体のしれないモノにRahasy が問いかけるも、一向に何も返ってこない。

よくよく精査して観察していくと、なんと複数の浮遊霊の集合体!

そこでRahasy お不動様とお大師様のお力をお借りして、まずは真っ黒な塊を

1体づつに仕分け作業。その数、実に38体。

どうやら遡ること200年前、四国のとある山間の村で、大勢の人が災害か何かで亡くなったらしく

老若男女──爺さん、婆さん、オジサン、おばさん、子供にいたるまで

突然死に近い状況だと、当人達は死んだ認識がなく、そのまましばらく浮いていたらしい。

亡くなった当初は各人、各々のパーソナリティは存在していたものの、時がたつにつれ

徐々に意識が薄れていき、“気”だけが漂うことに。

そして漂っていた“気”同士が吸収合併して、一つの大きく黒い塊になったとのこと。

 

そこで一つ疑問が生じる。

俗説ではあるが、四国で亡くなったのであれば、その地から離れないのでは?

どうやら真っ黒な塊になった状態で、人から人へと寄生し転々と渡り歩いてきたらしく

そして都内の某所で憑きやすい知丸に、ってことらしい。

 

普通ならRahasy どこでどうゆう風に憑かれたかまで探るのですが、今回は38体もいて

各々一人づつ、説得して上げたので、「んな悠長な事してる時間なんてないよ!」

はい、おっしゃる通りです。

中でも、爺さんを上げるのに苦労したらしい。

一体づつ、引き離したまでは良かったが、Rahasy の言っていることが理解できなく、

一緒にいた中年のおっさん(黒い塊の中にいた一人)に協力してもらって、ようやく上に。

 

知丸 「まだ、気持ち悪い!吐き気もある!どーなってのぉ!」

Rahasy 「んー、後遺症だからね。あと3時間ぐらいで元に戻るよ。」

 

まぁ、今回も、人助け(霊助け?)としてなった訳だから、ポジティブに考えようよ。

そ、“徳を積ませて頂いた” と考えれば、いいんじゃない?

知丸 「だったら、私を経由しないで、ダイレクトにRahasy んトコ行きゃーいいじゃん!」

まぁ、三次元の人間レベルの思考ではそーなるわな。

知丸 「いくら徳を積むって言ったって、身体が持たんわ!」

まぁ、その通りですけど…。

もっとポジティブに考えて、よくある一霊症につき一体、これを徳ポイントに換算したら

1ポイントじゃん? 今回はいっぺんに38ポイントをゲット!

…… んなこと本人に言ったらグーパンチだな…。