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161017

2016-10-17 11:43:07 | 日記
・何かからの独立の宣言は、瞬間的には純粋な潔さがある。 「主人持ち」の言動はどこかぎこちない。 だが、独立の潔い晴朗さはすぐさま曇り始める。 かえって、ぎこちないもののほうが長続きすることがある。
・独立運動のその初期においては、ただひたすら単独になりたいという願望があるのみであろう。 強い力からあるいは窮乏からの脱出である。 しかし、もし独立に成功しその後十分な力を蓄えるに至ったなら、逃れ出てきた所に取って返してそこで支配権を確立する選択肢が見えてくる。 それを選ばないのはむしろ不自然ともいえる。 独立とは、消極的な主導権の確立でもある。 積極的な強い力をもともと持っていれば独立などせず、その場で支配的に振る舞えばいいわけである。
・自由とは、他者の支配を排した自らの権能の獲得でもある。 自己の自由のために他者を支配するのは当然の結論だということになる。 好きなように好きなことをするという意味での自由の一方的な主張が強者による弱者の支配へといたる可能性は高いわけである。
・「定住者」がその気分において反抗的、反権威主義的であることがある。 大きな力に依存しつつ自己主張しているのであろう。 個々人が自立的ならば、むしろ集団全体の秩序やルールを求める傾向が出てきてもおかしくない。 (130716-)
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