一寸の兎にも五分の魂~展覧会おぼえがき

美術展のおぼえがきと関連情報をすこしばかり。

東京駅丸の内側、ライトアップ中

2012-10-28 | 日記
今日、たまたま夜の丸の内に行きましたら、修復後の東京駅がライトアップされてました。

けっこう人も集まっていて、早速、新観光名所になってます。

いちおう私も撮ってみました。



が、ほどなく興味はライトアップでも建物でもなく、松の木に。



なかなか枝ぶりもよく、きれいに剪定もされていてよさそうだったのだが、暗くてよく見えなかったので、今度は昼間、よく見えるときにまた来よう。



まあ、普通はこのシチュエーションで松の木を見に来る人はあまりいないのだろうが。
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素浄瑠璃の会@国立劇場小劇場

2012-10-27 | 文楽
首を長くして待ってました、文楽素浄瑠璃の会

本日は、以下のような公演。

源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)
 九郎助住家の段(くろすけすみかのだん)

      豊竹 咲大夫
      鶴澤 燕 三
 

大塔宮曦鎧(おおとうのみやあさひのよろい)
 身替り音頭の段(みがわりおんどのだん)
 
      竹本 文字久大夫
      野澤 錦 糸

壷坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)
 沢市内より山の段(さわいちうちよりやまのだん) 

      豊竹 嶋大夫
      豊澤 富 助
   ツレ 鶴澤 寛太郎

どれもよかったなあ。

今回は素浄瑠璃で人形がないので、太夫の語りと三味線だけで物語を表現するわけですが、視覚的な具体性がないぶん、語りわけや三味線の音の弾きわけに集中できて(もちろん、過去にみた人形や歌舞伎などの映像の記憶がフラッシュバックするわけですが)、ある意味、ダイレクトに聞き手の想像力が刺激されるような気がします。

今回は、特に嶋大夫さんの語りの力に圧倒されました。

まあ、文楽のときでもそうなんですが。今回は本当に語りと三味線だけなので、嶋大夫さんの全身を使った表現力が、前面に出て、ただ、ただすごい。


三味線もねえ。いやもう、ほんとに、あの力強さ。

ため息。





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content@東京都現代美術館

2012-10-27 | 日記

空気がからりと乾いた秋の日、東京は深川の東京都現代美術館へ。

お目当ては、展覧会……ではなく、美術館カフェ、content



いつ来ても、落ち着いた店内。小さな庭があるのが見た目も楽しいのです。



本日のお魚定食。サーモンも野菜もソースもスープも、抑えた味わいでおいしかった。十三穀米がまた、おいしい。

ちなみに展示のほうでは、「アートと音楽」という企画展が本日から。

坂本龍一プロデュースでおもしろそうなのだが、今日はこれから素浄瑠璃の会なので、見られませんでした。

ちなみにこのチラシの教授、アンディ・ウォーホールにしか見えないんだけど、やっぱり狙ってるのかな。


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植木屋さんの技 甲府編

2012-10-25 | 日記
日帰り出張で、甲府へ。

そのいきがけに、車窓から外を眺めていると、大月を過ぎ、塩山を過ぎたあたりから、お庭の木が妙にきれいに剪定されているお家が目につく。

なかでも、なにかこう、おだんごというか、お供えもちのように、上から下にだんだん大きくなるように丸くカットされた木がいくつかあり、不思議な感じ。



写真が撮れなかったので、かいてみた。

必ずしもいいなあ、というわけではないのだが、なかなか凝っていてかなり高度な剪定技術とみた。

都心ではあまり見かけないが、少し地方に行って庭も広くなると、植木屋さんもやりがいがあるのだろうなあ。

でも、木を丸くきれいに剪定するのはなかなか大変。

いずれ、盆栽ではやってみたい。
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だるまさんの家出

2012-10-24 | 日記
先日、コケーシカで買っただるまさんが、昨日から家出してしまった。

大ショック。

かなり、落ち込む。

そのせいだけではないのだが、今日のお稽古はガタガタ。

少し疲れた。

だるまさん、ずっといっしょにいたかったのに。



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2012年秋のコケーシカ

2012-10-21 | 日記
このところ、Twitterでやたらとかわいい新着商品紹介があいつぐ、コケーシカ。

店内は撮影可なので、お姉さんに許可をもらって気に入ったのを撮ってきました。

変わったところではこんなかわいいのも。

こんなのとか、



こんなのとか、




チェブラーシカのもあります。



ちょっと暗めの写真になっちゃったけど、マリアさんのと思われる素敵なものも。



店内、素敵なのがいっぱいあるので、興味のある方はコケーシカのTwitterへ!

そして、本日私が購入したのは……



なぜか、だるまさん。

好きなんですよ。だるまさん。
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12月新橋演舞場

2012-10-18 | 日記
このところ、歌舞伎はとんとご無沙汰なのですが、ふと思い立って調べてみたら、12月の演舞場は菊之助の八ツ橋。

これは、いかねばな。

ふふっ。

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万歳、録画代行

2012-10-17 | 文楽
先日、関西テレビで放映された「夢の途上~文楽・人間国宝の弟子たち」

関東圏での放映はなさそうだし、放映が夜中でもあり、気軽に頼める関西の知人はいまひとついないし、あきらめていたのだが。

何気なくググッてみたら、録画代行というご商売があるのですね、世の中には。

もうとっくにあたりまえなのかもしれませんが、私ははじめて利用させていただきました。

なにせ、放映が14日から15日にかけての夜中で、依頼しようと思い立ったのが12日なのと日にちが迫っているので、断られても仕方ないなあ、とだめもとでお願いしたのが、有限会社キクイチ電機さん。

快く応じてくださり、今日(17日)にメール便で届きました。



ゆっくり観たいので、録画確認だけしましたが、ばっちりきれいに入ってました。

感謝、感謝!

ちらっと見ただけですが、迫力のお稽古風景。

これはもう、絶対観なきゃ。いちおう、義太夫三味線のお稽古している者のはしくれとしては。


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桜の木の下で

2012-10-14 | 日記
遅ればせながら、『もう一度、君にプロポーズ』の「桜の木の下で」を購入。

あのドラマが放映されてからもう数ヶ月たつのに、いまでもふと心をよぎるので。

作曲は、松村崇継。

この人の、しみじみと心に広がる音の世界が好き。

ああ、まあたしかに義太夫三味線とはまったくベクトルの違う音ではあるのだが。

まあ、それはそれとして。

甘すぎる?
 
うーん、でもまあ、ささやかな甘さも必要よ、人生には。

ということにしておこう。


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文楽地方公演 @府中の森 夜の部

2012-10-13 | 文楽
「すしや」を聴きに、行ってきました。

体調あんまりだし、府中は遠いし、昼夜は無理だな、と思い、昼のチケットはおけぴで譲り、夜も「二人禿」はあきらめて、「すしや」に間に合うようにでたのはいいのたが、

やっぱり遠い。府中。

通勤より遠いよ。

もう、いくら文楽のためでも、今年で府中は最後だなと思いつつ、南武線に揺られてきたのだが。

着いてみたら来年の地方公演の演目が。




なに、逆櫓?

そりゃ行くでしょ。もう一回でも多く聴きたいでしょ。

逆櫓の三味線。

ええ、行きますとも来年も。府中の森。


そして、「すしや」。

やっぱり行ったかいがあった。

いいよねえ。「すしや」の三味線。

わたしが、文楽の義太夫に目覚めたきっかけの曲なのだ。



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