こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

FGO1.5部 剣豪七番勝負をやりながら書いていた感想のようなヤツ、その3(ラスト!)

2017年10月21日 | 日記
さて剣豪感想のパート3。
割と相手の正体とかも出てきたので、こっからどうなるんだろうっていうところです。
今回はプレイする前に、どうなるかなー的なのを書きたいので書きます。

ということで、こっからネタバレ。

妖術師さんのシルエット、完全に天草くんでしたね。
うーむ、びっくりという感じ。
なににびっくりって、普通に考えたらそこが天草四郎だよなあっていう枠に普通に入ったから驚き。
普通の天草四郎みたいだ。
いや、天草くんでない天草四郎を出すなら全然ね、そういう側面だったり、そういうルートが確実にない人じゃないからありうるんですけど。
でも、実際にそこに置かれると驚く。外してくると思っていた。
だっておのれ徳川、この恨みはらさでおくべきか、絶対滅ぼしてやるからなとか言ってる天草四郎より、あの天草くんのほうがずっとおもしろいじゃないですか……まさかまさか。

となると、普通に考えたら柳生宗矩さんVS宮本武蔵だよなあってことで、彼がセイバー・エンピレオなんでしょうね。
途中まで『いやめっちゃ怪しい、全部妖術師さんの計画通りにやらせるし、普通に考えたらだって、動機もだって』 VS 『逆にミスリードなのかなあ、露骨だしなあ、実は本当に人々を守ろうとしていた! かっこいいぜ! オチなのかなあ』だったんすけど、天草四郎を外してこないで普通のを投げるのであれば、柳生宗矩VS宮本武蔵も外さないよな。
あの日逃した宮本武蔵を名乗る女との『ガチ』のためにすべてを捨てた柳生宗矩は、実は人々を守ろうとしていた柳生宗矩よりもかっこよくないが、しかしそのかっこよくなさがかっこいいよな。
外してほしくないなあ、ここまで来たら!

で、外してほしくないのは、やっぱりラストバトルは長刀の――ね。
ここはね。
ここは、ね。

うーーーーん、でもそんなに外さないもの投げてくれるのかなあ……
いや剣豪七番勝負ってタイトルなのに外人だらけもやらなければ、拳銃ドババババもやってないし、舞台も日本だし、時代も武士の時代だし、武蔵ちゃんはちゃんと相方やってるし、小次郎はちゃんと出てきているしなあ……
俺が内心で思っていた「どうせスカしてくるぜ、わかってるんだぜ!」を全部やってきてないからなあ……
俺に信じろと言うのか……?

……あれ?
そうして考えると、村正さんはなにをするんだろう。
…………あら?
完全に頭から抜けていたぞ!
「こうなってくると、もう素直にキャスターを倒して、セイバーの正体発覚とラスト七番勝負、妖術師くんを倒して、この間に段蔵ちゃんが壊れて小太郎くんの見せ場があって、エクストラステージの巌流島! これがキレイだけどやってくれるのか……?」って思ってたのに!
あの人のことを忘れていたぞ! そうだそうだ、忘れてた! あんな忘れるはずもない外見しているのに!
見せ場回だけ小太郎くんが頑張って、基本全員武蔵ちゃんが倒して、終わり! うーんきれい! って思ってた! 忘れてた!
どこに挟むんだ、あの人!
うわあ、俺の「こうするんじゃないかっていうのは完璧に予想できたが、fateがそうしてくるだろうか……?」っていう心配、前提の『完璧に予想できてしまう展開』が崩れた!
んもーーーーー!

こっからプレイ開始。
第十三節から第まで。


――――


・やっぱり武蔵ちゃんを完成させるための七番勝負なのかなあ。
・うーむ、妖術師さんのシルエットが完全に天草くんだ。それにしても「サタンより賜りし黒き伴天連妖術」って。
・これじゃあサタンアイランド仮面じゃねーかwwwwwwwwwwwwwww
・ていうかマジでですね、だってね、前回のサンタで小太郎くんや金ちゃんと絡んでますからね。剣豪でサタン連呼マンになるの前提でやってたんですよ、アレ。
 なんで天草四郎がサンタなんだ、キリシタンだからか? じゃないですよ。サタンの力で暴れる役をやるシナリオありきですよ。アヴェンジャー組の保護者ヅラしてたのもだよ!
・「その名を――厭離穢土城と呼ぶ!」 か、か、か……かっこいい!!! なにがサタンだよ(笑)だったけど、言い回しがかっこいい! 見た目は言うほどだけど!
・序盤プレイ中ぼく「厭離穢土を掲げている以上、妖術師は天草四郎と思わせてむしろ徳川っていう引っかけですよこれは」「『いえみつ』っていうひらがな表記が怪しすぎる」「つまり、天草くんは出るにしても妖術師サイド以外」
 いまプレイ中ぼく「厭離穢土連呼してたの、もしも江戸城に厭離穢土城並べてドヤ顔するっていう理由だったら、お前だけは絶対に殺してやるからな」
・「これぞキャスター・リンボの操る陰陽術の奥義がひとつ!」 か、か、かかかかかっこいいいいい!!
・いやしかし言い回し最高にかっこいいんですけど、陰陽道の時点でサタンの技術じゃないですよね。妖術師くん大丈夫か……?
・さておき城下町は大変な地獄だ。左近さんの最期、実にいかす。専用グラフィックはないが、おそらくあの左近なんでしょう。
・天草くんじゃないほうの天草四郎さん、実に普通な蘇った天草四郎だ……。普通すぎる……
・しかしこうなってしまう天草四郎は、剪定事象に属する別人と断言されてしまうのもなんともかんとも。
・そして、そんな妖術師くんもまた呼ばれたヤツであると。たとえ七番勝負の黒幕であっても真の黒幕は別にいる、と。うーむ、なんだか可哀想になってきたな。絵もちょっと変わっただけで、新キャラってワケでもなく……
・段蔵ちゃん「観測用飛翔筒を射出します」 V3ホッパーみたいなことを。
・腹に穴があけられた直後でも、「行くよね?」「行く」の関係。
・小太郎くんは、耐久力については生前よりかなり増しているサーヴァントであると。
・段蔵ちゃん、実に死にそうなやり取りだ……

・ゲーッ! 開幕段蔵ちゃん視点! 皆川亮二なら死ぬ演出!!
・壊れた段蔵ちゃんを修復し、新たな主となったのはキャスター・リンボさん! あわーっ! この世界でも小太郎くんの母上役だったっぽいけど、しかし、ぐむむ、これは、これは。
・生き延びた城勤めの武士がやるべきことを全うしており、白いカラスがどんどん増えていく。
・おたま太夫、果てしなくいい人。できた人。格好いい人。しかし結局、どういうアレなんだろう……。僕の認識だと、この世界における役を押し付けられた的なイメージで読んでるんだけど、それで大丈夫かな……
・宣教師の登場、完全に不意打ちで笑いが止まらなくなる。ただ登場しただけで超おもしろいの、本当にズルいよ。
・「この期に及び、自己紹介の必要もあるまいよ。通りすがりの宣教師だ」 野郎、笑いを取りに来てやがる。
・「黒い炎なんざ初めて見たぜ」 野郎、見えないところで戦ってやがる。
・「しかも物知りで、おまけにお喋りか」 野郎、村正さんにすべて見抜かれてやがる。
・「歩みを止める必要はない。進み続けるがいい」 野郎、聞いたことがあるセリフを吐いてやがる。
・「妖術師は土毛城、いや――――厭離穢土城の天守で儀式を執り行っている」 く、くわしい……
・「そう、語呂合わせというモノに違いない」 天草ァァァァァ! 殺すゥゥゥゥ殺してやるゥゥゥゥゥゥ!!!!
・「すでにアレは人でなく、個の域を越えて膨れ上がっている。お前が止めろ」 第一の塔と同じことをしろってさ。
・「島原の乱直後、江戸周辺に松平の姫が存在する……そういった可能性を顕す平行世界を探していたのか?」 この人、僕が気になっていたことを全部教えてくれるな。
・「異人さん、つまりどういうこと!」「世は滅ぶと言うだけの話だ。急げ!」 野郎、短文でまとめる能力を持った上で、いままで長々やってやがった。
・「まったく……いったいなにをしている、立ち止まらずに行け!」 この野郎!
・味方と目的と確信が揃っているのを確認するだけして、揃ってさえいれば合っているから迷わず行けよと、そう言いに来たな! ありがとよ!
・「これじゃ人の城じゃなくて怪異の城そのものよ」 なんだかわからんが、とにかく言わんとすることは伝わった。こうも外がトゲトゲだと、なかもトゲトゲそうで生活しづらそうよね。
・魔城ダンテス→厭離穢土城の系譜。
・「敵の本拠がどこにあるもンかと思っちゃいたが……」 いや、ほんとにあの謎空間どこなんだと思ってたら、突きとめられないまま登場してくれてびっくりだ。あそこがどこであるのかは、今後語られるのでしょうか。
・妖術師くんらがロワの主催だったら、相手の本拠地とか考えなくてもマーダー倒してたら勝手に出て来てくれるので、よかったですね。
・そういえば今回のエネミーの『邪気を纏う』、割と対魔力で弾けますね。アルジュナくんの千里眼はもちろん効果的。
・「段蔵の強化視野で確認したところ――」 こういうの大好き。
・厭離穢土城に敵も一般人もおらず、侵入者を想定していなかったのではというお話。本当に「厭離穢土城見せてやるよ!」だけだったら僕は笑ってしまうですが、巌窟王くんが行けと言った辺りなにかしらあるのでしょう。
・「ずばり、貴方は妖術師側の忍びと見た!」 うーむ、武蔵ちゃん素晴らしい。好感度がすごいぞ。見抜いていたことよりも、言わなくてもいいと言っておいてのこれは素晴らしい。
・全員にとってどうでもいいことを、一人悩んでる人好きなんですよね。
・しかし狂化EXではない清姫さんが、囚われのお姫さまみたいになってるのは狂化EXではありえないだけに残酷なような、いやしかし狂化EXでないと主人公の隣に立つヒロインは絶対にできないのでむしろ正しいような。
・清姫さんを呑み込めば、厭離穢土城は起動するとのこと。夢の外の世界にも影響が及ぶとのこと。お、おお、予想の範囲内……。結局清姫さんを救いだすので、聞いても聞かなくても話は一緒だ……
・そうして予想通りのキャスター・リンボさん登場。予想通りの反応。すごいな……壊したのも自分で、それが滑稽だと笑っていて、どうせここを凌ぐから次はもっとおもしろくしようって、そんなに予想通りでいいのか……
・フェイスレスに滑稽と言われた最後の四人のような段蔵ちゃんは、素直な反応でとてもよい。予想通りの酷薄なのに律儀に反応をしてもらうために、わざわざ頭をいじっていたのか?
・――と、どんだけ予想通りなんだよてめーは! とここに来てモヤモヤしていたら、その外見がまったく予想外だったので、僕の負けです。いや陰陽師だから、ヴィジュアルまで太極図にせんでも……す、すごい……
・「私のことはどうか、こうお呼びくださるようお願い申し上げる――――安倍晴明、と」 クソおもしれーじゃねーかお前! 真名明かしたようなもんじゃん……から登場も告白も全部予想通りなの前フリにして、予想外なことすんなよ!!
・全員のリアクションがもう……
・「ソレに埋め込んである妖術は少々特殊でして――」 解説もしてくれる。
・僕は「キャスター・リンボさん、めっちゃおもしろいじゃねーか!! なんだこのおもしろ野郎は!!」って思ってるけど、主人公くんは「おのれ許さん!!」って思っています。その辺のズレは当然生じる。
・ていうか対アサシンパーティで入ってなかったよー>< って思ってたら、全員倒れたところに今回使いまくっていたビリーくんが自分は回避で宝具凌いで、サンダラーで段蔵ちゃんの回避ブチ抜いて決めてくれた! かっこよすぎ! 「スピードで負けてるんだから君が勝てるはずないじゃないか。ねえ?」暴走する人形を撃ち抜いて、この一言は痺れるぜ。
・はい。お話無関係の戦闘での痺れる~テンションはここまでです。はい。
・段蔵ちゃんの最期。最期に戻るヤツ。これズルいのう。エメラルドですよ。そういえばYAIBAも魔界転生リスペクト漫画ですよね。
・小太郎くんの独白、破壊力がすごすぎる。「世のために戦うというのも悪くない」「乱世で懸命に生きるのとは、また別の感慨があります」段蔵ちゃんが戸惑っていたものを、すでに小太郎くんは知っていたのである。
・フレンド「???」を選んだ甲斐があるというもの。
・なので素直にライダー出してくれよという、心からの思い。
・「それはどうかな。おまえを守護する怪異の九割はこれで片付いた!」 めっちゃキャスター・リンボさん勝ち誇ってるやんと思ってたら、なんでこの状況で勝ち誇っていたんだ!!!!
・「まあ気にしないことにしましょう」 こいつ、聞かなかったことにしすぎでしょ……
・「拙僧が貴方達へ辿り着くのだと」 倒される計画感は出しているけれど、だとしても……
・「そうれ、そうれ輝き喰らえ我が五芒星!」 そういや成り済ましのために五芒星だったんですね……輝き喰らえってのもすごい言葉だよ
・キャスター・リンボさんの話をすると、不思議と三点リーダが増える。
・「妖術師殿同様、多少は惑っていようが――」 なにを言ってるんだ。
・「礼装起動、『イシスの雨』!」「なァッ――――!!!!????」 笑わせすぎるのやめてほしい。
・ええ……倒される計画ではなかったのか……? この驚きよう……このブチギレよう……(増える三点リーダ)
・ここまで相手を持ち上げてきたからこそ、武蔵ちゃんの「見切った」が映えますね。
・あーーーーー! 巨大ゴースト!! 専用グラフィックなし!!! 実質エレちゃん!!!!
・キャスター・リンボさん、引きたかったのう……。逆に言えば、再登場するんじゃない? 成り済ましのままだし。今回ここで終わらずに再登場? いや、今回はここで終わりでしょ……どのツラ下げるつもりなのよ……まあどのツラも下げられそうだけども……(増える三点リーダ)
・美しき肉食獣じゃないんだよ、美しき肉食獣じゃあ。
・あっ武蔵ちゃん無空に至っている。そういう演出だったのね。
・めっちゃデバフかましてきてウケる。武蔵ちゃんを使えの感。ファラオ大暴れしつつ、武蔵ちゃんもきっちり活躍して割と普通に倒せた。
・「この私に、この、辺獄を司るキャスターにィ!」 聞き覚えのある断末魔。
・小太郎くんはかっこいいが、こいつなにも大事なとこ触れてないので余裕で再登場しますね。今回のお話ではなくとも。いや、セイラム魔女裁判に出てきたら笑っちゃうんすけど……笑えない事件で笑っちゃうんすけど……
・キャスター・リンボさん。終わってみれば話が無関係なのに出てきただけで笑える宣教師くんから、俺だって今回のメインキャラなのに出ただけで笑わせてやるからなという気概を感じてよかった。無関係なヤツに持って行かれちゃいかんよな。

・「カルデア在る編纂事象、正しき人理をさえ砕こうぞ!」 妖術師くん自体は別世界の天草くんなのがウソみたいにおもしろくないキャラなんだけど、この発想に至っているのはおもしろいですね。誰の入れ知恵なんだい? 魔神柱くんも出て来てないけど、数少ない残った魔神柱を君みたいな『普通』で消費するとは思えないけど。
・「数にして二十を越す世界を渡る必要があった」 変なことを言う。しかし魔神柱関係であれば、そんな程度の数で済むはずがないのだ。あらゆる可能性を見せることができるのは、キアラさんのときにわかっている。
・うーん、妖術師くん、これ『テスト』っぽいなあ……。真の黒幕(サタンとやら)の都合のいい試運転なんじゃないか?
・しかし二部のラスボスがサタンを名乗るヤツだとしたら、キン肉マン読者としてはなんとかなる気になってくるな。バゴアバゴア。
・「同胞である人どもに殺され続けた神にな」 ま、魔神柱くん!(たぶん違う)
・どうも、『長刀の剣士』は本来の計画にはなかった存在っぽいですね。
・あー、やっぱ小太郎くんは段蔵ちゃんに引き寄せられたのね。
・酒呑童子さん、らしからぬ行動のワケはそういう! うーむ、酒呑童子さんユーザーとしては嬉しい。らしからぬ行動を取らせてやったぜ。
・旅する者、世界移動者、移動特異点。
・ホームズに仮説を語らせてやったぜという気持ちもありつつ、ホームズ全部把握してるワケじゃねえのかという落胆もありつつ、いやでも通信でホームズが前に出る気になったら全部言っちゃうから困るなという感じも。
・ん。ここで編成制限。そうか、セイバー・エンピレオさんか。
・武蔵ちゃん、階段昇るのって久しぶり……? 素直に成長するのが久しぶりってことで取ってよいのか……?
・うお、予想外にもキャスター・リンボさん、このお話でまだ出てくるんだ! と思ったらさようなら。また会いましょう。会うでしょう。今回ではないでしょう。もう今回はないでしょう。
・セイバー・エンピレオさんの正体はやはりであり、その真相も――やはり。しかし同じ予想の範疇でも、なぜこうもキャスター・リンボさんと違うのか。
・半年前――その日、
 宮本武蔵を名乗る女剣士/セイバーに――運命に、
 出会う――!
・刃を交わしたほんの短き刻。
 されど。
 その姿ならば、たとえ世界を地獄に落とそうとも、鮮明に思い返すことができるだろう。
・そして、本来あるべき人生すべてが消え失せた。
・ゲーッ! 宮本武蔵体験クエストも! 『運命の夜』も! 真冬!
・「私があそこで貴方を誘ったりしなければ、貴方に刀を抜かせなければ……そうはならなかった……」 ゲーッ! 『セイバー』があそこで彼を目覚めさせ/助けなければ! ただ人のままで死ぬことができた男!!
・「狂ったのではない。ただ、皮一枚を剥がされたに過ぎぬ」 ゲーッ! もとから狂っていた、しかし出会わなければ、人の身で『そんなもの』を目指そうなど決してしなかった男!!
・あ、あわわわわ……
・などと一人無関係の(いや憑代がいるんだけど置いといて)ことで困惑している俺はともかく、責められない武蔵ちゃんいいですねえ。
・困惑や後悔した上での死合いなぞ、剣鬼も望んでいなかろうよ。そして、そんなものは宮本武蔵ではなかろうよ!
・いざ、いざ、いざ!
・うわ、インチキスキルズルい。玉藻が。
・うわ、宝具めっちゃかっこいい。アルジュナくんが。
・この相手に「決闘、受けてみる?」「さぁ、早撃ち勝負だ。先に抜いてもいいよ? 僕の方が速いから」は痺れますよ。ビリーくんは終始かっこいいのう、今回。
・ぎゃーーーーっ! 柳生宗矩さんの宝具を受けるビリーくんかっこいいいいいい! スクショ撮るべきだった!! あっ、回避しました。「先に抜いてもいいよ? 僕には当たらないから」
・余裕があったので、トドメは武蔵ちゃんに決めていただきました。本望であろうよ。
・途中水鉄砲かましまくって大活躍していた人は、いったん忘れる。許せ。
・さらば剣豪。生まれた時点では剣豪である前に人間であったかもしれないが、剣豪になったが最後人間よりも剣豪であった。かくして、宮本武蔵が完成した。
・そしてまんまと七騎倒してしまい、これがあの聖杯なら満ちるところだが……?
・満足したので、いったんねーるーーーーもうむーーーーりーーーーー。もう終わりそうだけど、ここで切らなきゃ切るとこなーさーそーうーーー。
・はい、再開。なんだ寝る前のテンションは。おかげで今日の俺は大変だったんだ。ふざけるんじゃないよ。
・エネミー・アヴェンジャー。妖術師くん……本来の君は聖杯に執着しながらアヴェンジャーの保護者ヅラしだす、おもしろヤバいヤツだったよ……
・いくらBBちゃんがいるからって、シナリオでアヴェンジャーに対して出せるのかと、それをやって僕は冷めてしまわないのかと、大丈夫であるのかと、そんな風に思っていたんですが、妖術師くんなので安心して出せます。
・「サタン様があれほど疎んだカルデアのマスター」 やっぱり、君はたぶん、その……前座というか、テストというか……サタンという方は存じ上げないがおそらく……
・あっさり人質を保護されてしまう痛恨のミス。天草くんであれば……
・本来の天草くんを笑う妖術師くんだが、しかしあまりにも……
・三点リーダが増える(二人目)。
・『世界移動者』と『移動特異点』、今後も出てくるくさいぞ。
・あー村正さんの役目はここなのか。対アヴェンジャー・天草四郎の抑止力。
・「此処はぬいと田助が生きていく世だ」 うむ。妖術師くんにどれだけ世界を憎む理由があろうと、そんなことは関係がないのである。
・ダメだ……妖術師くん、もうやめよう……。君のことを誰も恐れないし、君の思う相手の痛いところは痛いだけで致命傷にはならないよ……
・対する武蔵ちゃんの口上が巧みすぎて、妖術師くんのマイクアピールの下手さが尋常ならざる……
・普通に全然強くないし、ここまで哀れだとこれだけやらかしても「でも君だって可哀想なヤツだもんな……武蔵ちゃんや天草くんが異常者なんだよ……家に帰ろう……」って思えることが判明したよね。
・いやでも、この固有結界はいいですね。アヴェンジャー・天草四郎を想像したときにたぶん誰もが考えるんだけど、しかしそれをやるのがいい。
・あーーーーかっこいい! 一枚絵!!
・すべてが燃え盛る地で刀鍛冶がなにをやるかって、刀を打つに決まっているのだ。
・ほ、ほんとに『厭離穢土城』の語呂合わせのせいで死んでしまい、この熱いシーンで一人超びっくりしている。
・小太郎くんはクリスマスも天草くんと一緒だったし、ウルクでもそうでしたね。……ほら! やっぱりサタンアイランド仮面狙ってんじゃん!!
・「成敗(ブレイク)」 うむ。
・村正さん、あまりにかっこよく、その一番かっこいいところで退場とは。ズルい御人よ。あの二人に会わずに帰るなんて。
・さて――英霊剣豪も妖術師くんもいなくなり、エネミー・セイバーで武蔵ちゃん単騎、と。
・「すまぬな。この階段は使えぬよ。拙者がここにいるかぎりな」 門番。通るには倒すしかなく、倒さないなら通れない。
・農民/女であることなぞ関係ない。たとえなんであろうと、お前は佐々木小次郎/宮本武蔵だ。
・であれば戦うしかない。降りてからゆっくりなぞありえない。出会ってしまったのだから、ここが巌流島だ。
・燕返しを見れなかったのは残念だけど、これはもうしようがない。
・これはアレか。妖術師くんの言っていた「すべてがカタついてしまう」というのは、その時点で完結してしまうっていうことか。
・観測者がいるから確定する――っていうのは、カルデアのそれと同じですね。
・だからですね、今回のセイバー佐々木小次郎もサタンアイランド仮面と同じでですね、『これがある前提で』ほんとにでござるか~だの、アイランド仮面だの、そういうのをやってたんですよ。クソ~~~!
・剣豪七番勝負があるんだから、いくらでもふざけられる。どんなに悪ふざけをさせても、これが控えているんだからな。
・武蔵ちゃんの最期、これちょっとズルすぎるな。
・ていうか剣豪七番勝負、いままでのと演出の気合の入り方が違いすぎるだろ!!!!
・宮本武蔵(ジジィ)パート。佐々木小次郎(セイバー)は宮本武蔵(武蔵ちゃん)と同じ世界移動者でいいのかな。死に行く宮本武蔵(ジジィ)を安心させたのは佐々木小次郎(セイバー)であり、宮本武蔵(武蔵ちゃん)なのである。

・この、本当はそんな人間ではないはずなのにうっかり正義の味方やっちゃったが嫌いでない人類、はたしているのだろうか。
・清姫さんとおたまさん、ほんとにただのこの世界の人なのか……??
・人でなしの部類であるはずなのに、おぬいちゃんのなかではキレイでかっこよくて強くて立派なお侍になってしまった。
・キャスター・リンボさん、もう情緒がもう。
・ということで道摩法師さんもとい蘆屋道満さん。どうも村正さんの口ぶり的に晴明さんは抑止力サイドっぽかったので、その逆ということなのかな。
・「失われた歴史(ミッシングベルト)をようやく見出すことに成功したのですからね!」
 「異なる星の神が、その異なる目で観測した異世界――特異点と似て非なる異界なのです!」 蘆屋道満さんは、解説だってしてくれる。
・サタンとは仮初の名! 妖術師などサンプルよ! ……わかっていたけど、やっぱりだあ!
・その名は世界への呪い。名前を読んではならないってのは、ソロモンと同じですね。
・カルデアに帰還。記憶には残っていて、かつ小太郎くんも覚えてくれているらしい。
・カルデアの平安軍団。うーーーーむ、結局二人はマジで関係ないのー? そうなのー? 納得いかないなあ。
・宣教師さん、へいへいなにを言ってるんだへいへいと思っていたら、この野郎。ホームズ野郎と巌窟王くん野郎。この野郎。
・つい数日前――剣豪七番勝負を始めてから召喚した僕、完璧なタイミングかよってことで一切完勝。
・…………最後に自慢じゃん!
・聖杯をゲットしたが、はたしてどこから沸いた聖杯であるのか。妖術師くんが使っていたんだっけ?


――――


ということで、剣豪七番勝負クリアしましたー……おもしろかった! とってもおもしろかった!
こう、アレですね。予想したところを外さないで、予想した球で三振取られちゃ笑うしかないぜ、というヤツ。
同時にめーーーーーっちゃ前フリして、めーーーーーっちゃ準備してたのが見え見えなので、ズルいな剣豪七番勝負! の気持ちもあり。
本当の僕の趣味的には、もっと雑なところがあったほうが好きになってしまうんだけど、でもこんだけ前フリも準備もした上でやられてはね。

FGO前からさんざん言われていたセイバー・佐々木小次郎を出すための話、じゃないですか。
そこから「それやるなら当然宮本武蔵だろう」とか、「であれば魔界転生だろう」とか、「であれば天草四郎をアヴェンジャー」とか。
すーーーっごいね、前から考えていた感があってね、ちゃんとしたプロがちゃんと準備したらちゃんとしていておもしろい、っていうのは夢みたいですよね。
サンタアイランド仮面も、ウルクも、アヴェンジャーの保護者も、ほんとにでござるか~も、アイランド仮面も、武蔵ちゃん体験クエストも前フリなら、そもそも――佐々木小次郎と天草四郎がここまで本編に絡んでないこと自体が前フリだよ!

お話の流れ的にもね。
最初ゆっくりゆっくり胤舜さんと巴御前さんっていう「間違いなく人間の尊厳があった人」があんなものになったのを見せて、そっから加速して、終盤一気に突っ切るのがね。
心地よい加速だった。
初回に20球近く投げて大丈夫か……? と思わせた投手が、終わってみれば110球完投という趣。
7回とか8回、10球足らずでスリーアウト取っちゃったぞって感じ。
『七番勝負』っていう明確に終わりがわかってるお話なのもよかったですね。
しかも変化球主体ではなく、基本は直球勝負でしたからね。
『剣豪七番勝負』ってタイトルの時点で変化球を予想したし、変化球でもいいぞと思ったし、変化球でおもしろいものを投げてくるのを期待したじゃないですか。
そこを直球でガンガンストライク取られたら、それはもうエースの投球ですよ。

戦闘はそんなにしんどくなかったんだけど、でも僕の戦力でしんどい戦闘は間違いなくクソゲーなので……
ビリーくんが要所要所でお話関係ないのにめっちゃかっこよくて、戦闘セリフがかっこいいのはよいことだぜ。

シナリオのMVPは、もちろんの武蔵ちゃん、そして小太郎くん、源頼光さんもよかったし、蘆屋道満さんのおもしろは異常だったし、村正さんのキメもヤバかったし、宣教師とかいう笑い取ってくるヤツもいた。
――んですが、ここはおぬいちゃんと田助くんで! いまを生きる彼女と彼が一番強かろうよ!

うーむ、よかった。
よかったですよ、よかった。
なので、次はもっ粗が多い話をやってほしいぜ! この路線は楽しいが、しかし疲れもあるんだ!

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