人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Yon Re

テノール・指揮者・演出家として活動を広げるホセ・クーラ(Jose Cura)の情報を収集中

2017/18 プラハ交響楽団のレジデント・アーティスト3年目 / Jose Cura with Prague Symphony Orchestra

2017-04-23 | プラハ交響楽団と指揮・作曲・歌



プラハ交響楽団の2017/18シーズンプログラムが発表されました。ホセ・クーラが出演するコンサートの予定を紹介したいと思います。

2015/16シーズンから、チェコのプラハ交響楽団のレジデント・アーティストとなったホセ・クーラ。主席指揮者のピエタリ・インキネン氏(現在、日本フィルの主席でもある)の指揮で、作曲作品の初演をおこなうなど、年間、3企画のコンサート(各2回ずつ)で、歌手、指揮者、作曲家としての活動を続けてきました。

そして17/18シーズンは、3年契約の最終年。名残惜しいですが、総仕上げとして、さらに充実した年になることと思います。

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●2017/18シーズン第1回 ホセ・クーラとミサ・クリオージャ




JOSE CURA & MISA CRIOLLA
Smetana Hall, Municipal House

4.10.2017 19:30
5.10.2017 19:30
José CURA | tenor
Aniello DESIDERIO | guitar
PRAGUE PHILHARMONIC CHURCH
Lukáš VASILEK | Choirmaster
Mario DE ROSE, José CURA | conductor

アリエル・ラミレス 「ミサ・クリオージャ」
2017/10/4,5
指揮 マリオ・デ・ローズ、ホセ・クーラ


来季の1回目のコンサートは10月4、5日。南米のミサ曲として有名な、ラミレス のミサ・クリオージャです。オーケストラバージョンのようです。
プラハ響のオケに、ギター奏者とコーラス。そしてクーラがテノールソロのようです。
また指揮者のところに、友人のデ・ローズとともにクーラの名前もありますので、時々、交代しながら指揮台にのぼるのでしょうか?それとも他の演目で、クーラが指揮をするのでしょうか?

5/4追記 クーラ作曲の「Modas」もプログラムにあがっていました。世界初演です。指揮はクーラでしょうか?

こちらは2007年と10年前ですが、クーラが歌うミサ・クリオージャを。イタリアのアッシジ、世界遺産を構成するサン・フランチェスコ大聖堂でのコンサートです。

José Cura - Misa Criolla - Assisi 2007




●2017/18シーズン第2回 ホセ・クーラと展覧会の絵




21.3.2018 19:30
22.3.2018 19:30
CLAUDE DEBUSSY
The sunken cathedral (arr. Leopold Stokowski)
Pictures for orchestra
MODEST PETROVIČ MUSORGSKIJ
Pictures from the exhibition (Arr. Maurice Ravel)
SYMPHONY ORCHESTRA HL. M. PRAHY FOK
José CURA | conductor

ドビュッシー 
「プレリュード 第1集『沈める寺』」 編曲レオポルド・ストコフスキー
「管弦楽のための映像」

ムソログスキー
「展覧会の絵」(編曲:モーリス・ラヴェル) 


2回目のコンサートは、クーラは指揮者としてだけの登場のようです。
ドビュッショーの没後100周年を、ちょうどこの2018年3月に迎えるのだそうです。ドビュッシーと印象主義音楽の流れで、ラヴェルの編曲による「展覧会の絵」がとりあげられているということでしょうか。

オペラでのドラマティックでパワフルな歌唱と演技の印象とは、また違ったクーラの指揮者としての側面が見られそうです。


ドビュッシーもムソログスキーも見当たらなかったので、こちらはラヴェルのボレロを指揮するクーラの動画を。
オケはメニューインによって設立されたポーランドのシンフォニア・ヴァルソヴィア。クーラは数年間、ここの客演指揮者をつとめていました。指揮をしているクーラは、いつも本当に楽しそうです。

Video Clipe Maurice Ravel Bolero Jose Cura Sinfonia Varsovia




●2017/18シーズン第3回 ホセ・クーラ――レジデント・アーティスト




13.6.2018 19:30
14.6.2018 19:30
Latin-American songs
JOSÉ CURA, CARLOS GUASTAVINO, CARLOS LÓPEZ
BUCHARDO, ALBERTO GINASTERA
MIECZYSŁAW KARŁOWICZ Symphony in Op. 7 "Rebirth" (Czech premiere)
SYMPHONY ORCHESTRA HL. M. PRAHY FOK
José CURA | Tenor, conductor

ホセ・クーラ、カルロス・グアスタビーノ、カルロス・ロペス・ブチャルド、アルベルト・ヒナステラ(アルゼンチンの作曲家)
ラテンアメリカの歌

ミェチスワフ・カルウォーヴィチ(ポーランドの作曲家) 
「交響曲ホ短調『復活』」


「ホセ・クーラ――レジデント・アーティスト」と銘打たれた、最後のコンサート。
第1部は、クーラの作曲作品を含む、アルゼンチンの作曲家による南米の音楽です。クーラはテノール・指揮者となっているので、グアスタビーノやヒナステラの歌曲を歌うのかもしれません。
クーラの作曲作品は、このプログラムには明記されていませんので、お楽しみです。未発表の初演作品と思われます。

昨年、ドイツとルクセンブルクで、クーラが南米の先輩作曲家と自身の曲を歌サートがあり、ラジオでも放送され、日本でも聞くことができました。この時の情報を以前のブログで紹介しています。

その時の動画はないので、クーラの歌うグアスタビーノの曲を。

La rosa y el sauce - tenor José Cura (ARGENTINA)



そして第2部は、ポーランドの作曲家のシンフォニー。クーラは、前述したようにポーランドのオケの客演を務めていたこともあるように、ポーランドとは深い縁があります。この間、クーラの作曲作品の初演や念願のマーラーの「復活」の指揮などの機会を提供してくれたのも、ポーランドでした。


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プラハ交響楽団との協力関係は、プラハ響にとっても、クーラにとっても、とても魅力的で創造的なものを沢山えることができているようです。3年の契約は来季で終わりますが、引き続き、プラハ響とクーラとの関係が、何らかの形でつづくとよいと思います。
その思いは、最後の演目「復活」にもこめられているようです。






*写真は、プラハ交響楽団のHPからお借りしました。
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