暁の翼

短編小説の保管庫でございます。

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嫌いになることなど

2017年01月25日 20時37分57秒 | ビーストウォーズネオ
B'zの曲「Warp」の
ほんの最初の一声で スイッチが入り
オリジナルの香りが 体かけめぐる
しびれながら思わず溜息がもれる 気づいたかい?
「きらいなわけないだろ」

という歌詞から思いついた話


ビッグコンボイ×ブレイク

「やぁ・・・っ!」
湯気が立ち上る浴室にブレイクの艶めいた声が響く。シャワーヘッドから温水が流れ、その湯気が浴室を白く煙らせていく。水が滴る音がする空間。そこでブレイクはビッグコンボイに抱かれていた。
「あっ、ああっん!」
座っているビッグコンボイに後ろからコネクタを挿れられる。強い快感で逃げようにもビッグコンボイにしっかりと腰を抱かれて逃げられない。ぐいとビッグコンボイがブレイクを引き寄せるとより繋がりが深くなり、ブレイクの口から甲高い声が飛び出した。
「やっ、あああ!ビッグコンボイ・・・っ!」
ブレイクが身を捩るとビッグコンボイのブレイクを抱く腕の力が強くなる。濡れたブレイクの白銀の髪にビッグコンボイは鼻先を埋める。そこから感じるビッグコンボイの荒い呼吸にぞくりとブレイクの身体が総毛立った。
「ブレイク・・・」
搾り出すようなビッグコンボイの声がブレイクの聴覚センサーに届く。
「あっ、あっ、ビッグコンボイ・・・っ!」
ゆるゆるとブレイクの右手が後ろに伸び、ビッグコンボイの角に触れる。ブレイクの髪に鼻先を埋めていたビッグコンボイは顔をブレイクの頬の横へと移動する。
「ブレイク・・・」
名前を呼ばれたブレイクが目を開けると黄金色の瞳と目が合った。
「ん・・・」
そのまま奪うように口付けられる。舌が絡み吸い、吸われる。求め合うようにキスをしてゆっくりとビッグコンボイが口を離すと潤んだルビー色の瞳に己の姿が映った。
「ブレイク・・・」
啄むように再びキスを落とし、ビッグコンボイは口を開いた。
「お前は俺がお前のことを嫌いになると思ってるのか?」
黄金色の瞳がブレイクを射抜く。その鋭い視線にブレイクは瞳を潤ませ首を横に振った。
「ううん・・・思ってない・・・」
その瞳から大粒の涙が溢れる。それをビッグコンボイはそっと吸い取った。ちょっとしたことから始まった喧嘩。それは些細なことだったにも関わらず、互いに譲らず最終的に大きな声を出しあうものとなった。そこで飛び出た言葉。

『ビッグコンボイは俺のこと嫌いなのかよ!?』

その言葉にビッグコンボイの表情が濁った。喧嘩をしたって嫌いになるはずなんてないのに。そんなに自分のことが信じられないのか。大切に思っていたが故に胸に突き刺さった言葉だった。
「ごめん、ごめんねビッグコンボイ・・・」
ブレイクの指先がビッグコンボイの角に触れる。自分だってそんな言葉本気で言ったわけじゃない。だからそんな悲しそうな眼をしないでほしい。
「俺は、お前のことを嫌いになんかならない。絶対にな。」
ビッグコンボイの言葉にブレイクはこくりと頷く。涙を流しながらブレイクはビッグコンボイの首筋に顔を埋めた。
「ビッグコンボイ、仲直りしよう・・・」
ブレイクの瞳から涙が流れ落ちる。ブレイクの言葉にビッグコンボイは頷き、繋がりを解くと彼を床へと倒した。仰向けになったブレイクが両手を伸ばすとビッグコンボイがブレイクの足の間に入り、再びコネクタがレセプタへと挿入された。
「んあああ!」
ブレイクの背が反り、ビッグコンボイの頭を抱きしめる。ブレイクの小さな身体を抱き、ビッグコンボイは腰を動かす。ブレイクのレセプタは先程の交わりで蕩け、スムーズにビッグコンボイを受け入れた。
「あっ、あっ、ビッグコンボイ・・・っ!」
抱きしめられ何度も腰を打ち付けられる。ビッグコンボイの激しい動き、それはブレイクを思う心のようでブレイクの心を震わせる。
「ビッグコンボイっ好き、大好き・・・っ!」
「ああ、俺もお前のことが好きだ。」
「俺の事、離さないで・・・っ!」
「ああ、離すものか。お前は俺のものだ。」
二人を繋ぐ場所から淫らな音が漏れる。しかしそれは出しっ放しのシャワーに掻き消されて消えていく。
「あああ、ビッグ・・・ビッグコンボイ・・・っ!」
「ブレイク・・・!」
涙を流しながらブレイクはビッグコンボイにしがみつき、ビッグコンボイは荒く息を吐きながらブレイクを乱れさせていく。浴室にはいつもより甲高いブレイクの嬌声とビッグコンボイの呼吸が満ちていく。震えるブレイクの足はビッグコンボイの腰に絡みつき、より深く恋人を求める。それに応じるようにビッグコンボイの動きは激しさを増していく。
「あああ!あ、ビッグコンボイっもっと・・・もっと・・・っ!」
二つのスパークがぶつかり合い、火花を放つ。それでも魂は共鳴しあっていく。
「ブレイク・・・中に出すぞ・・・!」
絞り出すようにビッグコンボイがブレイクに囁く。ビッグコンボイに激しく突かれ、求められたブレイクは限界寸前の身体を震わせこくこくと頷いた。
「出して・・・出してビッグコンボイ・・・!俺の中に・・・奥に出して・・・!」
弾けそうなブレイクを抱き、ビッグコンボイはコネクタを最奥へと突き込む。爆ぜたのは二人同時でブレイクはガクガクと身体を震わせビッグコンボイはブレイクをきつく抱きしめながら中に己の欲望を放つ。荒い息を吐きながら二人は互いを見つめ合う。呼吸が整い始めると二人は額を合わせた。
「ん・・・」
ビッグコンボイの口がブレイクの口を塞ぐ。ブレイクはゆっくりと目を閉じ、恋人の味を求める。静かな時間だけが流れていく。

シャワーのお湯が流れ、浴室を白く染める中、二人は何度も確かめ合うように口付けをしあった。

ビグブレの仲直り接続は激しく甘いと思ってならない。貪るように確かめ合って次の日穏やかな朝を迎えるという感じだろうか。
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