暁の翼

短編小説の保管庫でございます。

重なる幸せ

2016年10月13日 20時10分51秒 | ビーストウォーズネオ
ビグブレへのお題は『幸せすぎて泣きたくなるの』です。
https://shindanmaker.com/392860


ビッグコンボイ×ブレイク(漫画版設定)

「んっ、ビッグコンボイ・・・っ」
ガツガツとコネクタでレセプタの最奥を突かれる。短いストロークで中を擦られ、抉られる。激しい突き上げにブレイクが顔を上げると余裕のないビッグコンボイの顔と目が合った。
「ブレイク・・・」
ビッグコンボイは手を伸ばし、ブレイクの目尻に触れる。そこで自分は涙を流していたことにブレイクは気が付いた。
「辛かったか・・・?」
自分を気遣い、覗き込む黄金色の瞳にブレイクは笑顔で首を横に振った。
「ううん・・・幸せ過ぎて涙が出たみたい・・・」
ビッグコンボイに回していた手を首から背中に移動させ、ブレイクはビッグコンボイを自分の方へ引き寄せ、抱きしめた。

今まで孤独に生きていたという伴侶。愛さえも知らずにいた彼を幸せにしてあげたくて結婚したのに、自分が幸せになっている。年々その思いは強くなるばかりだ。ちらりとブレイクは大きなベッドサイドを見る。そこには毛布に丁寧に包まれた卵が割れないように箱に入れられて置かれている。少し前に産み落とした愛の結晶だ。卵は窓の外の月の光に照らされて白く輝いている。そんな我が子の姿を見ているブレイクにビッグコンボイも視線を向ける。

一度自分はユニクロンとの戦いで命を散らせた。大切な者を置き去りにしてしまった。もうブレイクを悲しませはしない、幸せにさせようと思って結婚したのに自分が幸せを感じている。孤独に生きてきて、自分を愛してくれる者がいたことだけでも幸せなのに、子供まで産まれた。

こんなに幸せになってもいいのだろうか。辛く、悲しいだけの人生を歩んできた自分が。

「ビッグコンボイ」

下から自分の名前を呼ぶ声が聞こえ、ビッグコンボイはブレイクに視線を移した。
「俺はすごく幸せだよ。ビッグコンボイとの間に赤ちゃんもできて・・・」
ルビー色の瞳にビッグコンボイの顔が映る。ブレイクの顔は嬉しさに満ち溢れ、流れる涙は温かい。濡れているブレイクの目尻にキスを落としてビッグコンボイは笑みを見せた。
「お前が幸せだと言ってくれて、俺も幸せだ。子供もできて、こんなに幸せでいいのか怖くなるくらいだ。」
ビッグコンボイの言葉にブレイクの手が伸びて頬に触れる。包み込むように頬を撫で、ブレイクは口を開いた。
「いいんだよ。だってビッグコンボイはずっと苦しんできたんだもん。もうこれからは幸せでいいんだよ・・・」
穏やかな笑みをブレイクは見せる。新兵の頃よりずっと大人になったブレイクの顔。それはどこまでも純粋で美しい。ブレイクに出会ったことで辛く悲しいだけの人生は終止符を打たれた。伴侶の笑顔はこれからもずっと守っていきたい。
「そうだな。ずっと、お前と幸せな気持ちで・・・」
ブレイクの頬にキスをし、ビッグコンボイは律動を再開する。再び湧き上がる強い快感にブレイクはきつくビッグコンボイに抱きつきビッグコンボイはブレイクを抱き返す。部屋に熱い吐息と甘い声が満ちる。

幸福な気持ち。それは永遠に。

ブレイクはペンギンで卵生だけどビッグコンボイはマンモスで胎生じゃないかというツッコミは無しでお願いします。こうやって接続してる時は卵は毛布でくるんでます。いつもは抱いてるという妄想。幸せにしたいと思ってたけど自分が幸せになってて、互いにすごく強く幸せを感じてるというラブラブもの。だって漫画版って悲しい最後なんだもん。その後妄想して幸せにさせたいじゃない。
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