本日、6月1日、小池東京都知事が自民党に対して離党届けを提出しました。少し前に都民ファーストの会の代表になると宣言していましたから、当然と言えば当然の結果だと思います。
少し残念に思うのは、都民ファーストの会の代表に就任する前に、離党届けを提出しておくのが筋ではなかったかと思っています。また、若狭氏の方が先に自民党に離党届けを提出していたというのも残念な結果だと思います。
それにしても、自民党を離党してまで新しい組織を立ち上げ、いったい何をしたいのか?私にはその部分が一番腑に落ちない部分です。新しい党を作り、党勢を強めていくよりも今の小池氏にはやらなければいけない事が山積みしているはずです。
少し力の入れ所が間違っているような気がしてなりません。日本も数年前に橋本徹大阪府知事が誕生した辺りから劇場型政治というものが一つの手法として取り入れられるようになっています。
敵対関係を明確にして、支持者を増やし党勢を盛り上げて、支持基盤を強めていくという手法だと思っています。でも、支持者が求めているのはそんなことではないと思っています。
どんな政治家でも公約を掲げて、当選している訳ですから、まずは公約実現に向けて努力をするべきではないかと思います。小池氏とて同様です。現段階でも既に決断出来ない知事と揶揄される時も出てきています。
過去の東京都知事や関係する人たちをいたずらに批判するだけではなくて、片付けていかなければならない数々の問題を一つ一つ丁寧に処理していって欲しいと思いますね。
それこそが都民が一番求めている事ではないでしょうか?