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北インド・ラダック地方の自然と僧院-2 (アルチからラマユル)

2017-05-23 21:46:06 | 海外旅行

2017年4月30日から5月7日に、インド北方のラダック地方を周遊してきました。

参加したツアーは、クラブツーリズムの「聖地レー・ラダックと蒼きパンゴン湖 8日間」です。
日本人ガイドが同行しましたが、インド人コーディネーターも現地で合流し、コーディネーターの設定したツアー内容に従い、行動しました。

昨年訪問した、ネパールのジョムソン街道の旅とは、違った風景が新鮮でした。高地の旅でしたが、なんとか無事に乗り切れました。

ただ、不満もありました。
ツアーのカタログには「ラダック観光中は、4WD(4輪駆動車)で移動、1台の定員は3名様で窓側のお席を確約します! 」との記述が有りましたが、
実際には、
・用意されたのは小型普通乗用車。
・1台の実際の乗員は、運転手+ガイド+参加者(3~4名)で、乗用車の補助シートを座席として利用しました。(運転手とガイドは前席)
補助シートには2日間座りましたが、狭くて揺れがひどく、辛かったです。

しかし、その辛さにもめげず、自然を充分に満喫してきました。写真をいっぱい撮りましたので、北インド・ラダック地方の大自然と宗教文化を紹介します。

北インドのラダック地方は、"ヒマラヤ山脈+ザンスカール高地"と"ラダック山脈+カラコルム山脈"に挟まった盆地で、東南から西北へ、インダス川が流れています。(インダス川はパキスタン領に入ると、反転して大河となって下っていきます。)

主にチベット民族が住んでおり、たくさんのチベット仏教僧院(ゴンパ)、ストゥーパが建立されています。
.

ツアー第三日 (前半)
アルチ(Alchi) > ラマユル(Lamayuru)ゴンパ
車でアルチから、ラマユルに向かい、ラマユルゴンパを訪問します。




アルチ(Alchi)を出発し、インダス川に沿ってラマユル(Lamayuru)に向かいます。

植物が生えている所は水があるので、住居もあります。


ラダック地方の唯一の幹線道路で、インド軍も利用するので、きれいに舗装されています。




インダス川に沿って、道路も下っていきます。


道路の分岐点に検問所があります。全員のパスポートを提出して、通行許可を受けます。


幹線道路を離れ、ラマユルに向かいます。このように、植物が生えている場所を通るのは、本日は初めてです。


途中、車を降りて休憩です。




荒野を進むと、人工物が増えてきました。


ラマユルゴンパ(チベット仏教僧院)に到着しました。山の上に、ゴンパのお堂が見えます。


10世紀の終わり頃に、僧侶がラマユルの山の洞窟で修行を始め、そこへ多くの修行僧が参加し、寺やストゥーパが建立されて、現在の姿まで発展しました。
お堂のある建物を中心に、周りに出家した修行僧が小屋を建てて住み、一つの集落となっています。この集落(いわゆる宗教都市)を、ゴンパと呼びます。

修行僧の集まるお堂の入口です。


小さいストゥーパとその壁画




珍しい壁画もありました。




僧院から見える風景。山に囲まれ、俗界と遮断されています。




山の上まで、修行僧の住居が建てられています。


昼食後に見れた、別方向からのラマユルゴンパです。

 
 
以降は、後半に続きます。




北インド・ラダック地方の自然と僧院
 -1 レーからアルチ ツアー第二日
    デリー > ラダック地方レー(Leh) > アルチ(Alchi)ゴンパ
 

 -2 アルチからラマユル ツアー第三日(前半)
    アルチ(Alchi) > ラマユル(Lamayuru)ゴンパ
 

 -3 リキルゴンパ ツアー第三日(後半)
    リキル(Likir)ゴンパ > レー
 

 -4 レーの街の観光 ツアー第四日
    スピトク(Spituk)ゴンパ > シャンティ(Shanti)ストゥーパ > レーパレス(王宮) > メインバザール(Main Bazaar Rd)
 

 -5 へミス・ゴンパ、スタクナ・ゴンパ、ティクセ・ゴンパ ツアー第五日(前半)
    へミス(hemis)ゴンパ > スタクナ(Stakna)ゴンパ > ティクセ(Thikse)ゴンパ
 

 -6 シェイ・ゴンパ&シェイ・パレス、ストク・パレス、ストク・ゴンパ&仏教寺院 ツアー第五日(後半)
    シェイ(Shey)ゴンパ&シェイ・パレス > ストク(Stok)パレス > ストク・グルプク(Stok Gurphuk)ゴンパ&仏像寺院
 

 -7 レーからパンゴン湖 ツアー第六日
    レー(Leh) > チェムレ(Chemrey)ゴンパ > チャンラ(Changla)峠 > パンゴン(Pangong)湖
 

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