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伊坂幸太郎『サブマリン』(2016、講談社)を読んで-主任家裁調査官になった陣内のさらなるむちゃくちゃぶりを楽しむ

2017年10月14日 | 小説を読む
 伊坂幸太郎さんの『サブマリン』(2016、講談社)を読みました。
 名作『チルドレン』に続く、家裁調査官の陣内と武藤の物語です。
 2016年3月出版の小説ですが、家裁調査官をやめてしまって情報に疎くなっていたのか、つい最近になってようやく、このすばらしい小説の存在に気がついて、ようやく読むことができました。
 おもしろかったです。
 笑ったり、泣いたりで、忙しい小説でした。
 あらすじは書きません。
 書く能力がないせいもありますが、この小説はぜひ、自分でじっくりと味わってほしいと思います。
 いろんな人物が出てきます。
 復讐に燃えていた少年、パソコンでしか世の中が見えなくなっていた少年、その家族、交通事故の加害少年だった青年、主任になったもののマイペースの陣内調査官、結婚をして小さな子ども二人の父親になった武藤調査官、一見冷めている木更津安奈調査官、さらには、盲目の永瀬さん、永瀬さんと結婚をした優子さん、などなど。
 人の憎しみと救い、助けと喜び、罪と罰、善と悪、苦しみと愛、などなど、声高ではないですが、触れられているテーマは深いです。
 家裁調査官、その組織は、私には少し窮屈で、在職中はやや息苦しい思いをしていましたが、しかし、この仕事はとても大変ですが、やはり素敵だと思います。
 陣内主任や武藤調査官のような自由で自立した調査官が活躍できるようなおおらかな家庭裁判所であってほしいな、と外野からも応援したいなと思います。
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