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統合失調症のひろば編集部編『こころの科学・中井久夫の臨床作法』(2015、日本評論社)を読んで

2017年07月14日 | 精神科臨床に学ぶ
 なぜか読みそびれていた雑誌「こころの科学」の特集号『中井久夫の臨床作法』を読みました。
 精神科デイケアでボランティアをしながら読んでいたのですが、久しぶりに、雑誌を読みながら、笑いそうになったり、涙ぐみそうになったりして、困りました。
 いい本です。
 それほど厚い雑誌ではないですし、値段もそれほど高くはないですが(ちなみに値段は1,800円です)、中身がすごいです。
 中井さんと一緒に仕事をしていた精神科医のみなさん(それぞれのかたがたが今では一流の先生たちです)が中井さんを囲んで行なった座談会と、中井さんの仕事ぶりをよく知る臨床家の先生がたの思い出話、それと中井さんの主要論文の三本立てですが、いずれも読みごたえがあります。
 特に、私は、村瀬嘉代子さんと青木省三さんの思い出話を読んだ時には涙が出そうになりました。
 座談会でも貴重なお話がたくさん出てきて、ひとつひとつが勉強になります。
 一貫しているのは、中井さんの、患者さんの側に立つ、患者さんを尊敬する、という姿勢。
 すごいです。
 本当の意味で(同じ人間どうしとして)患者さんと対等なんだなと思います。
 私も精神科デイケアではメンバーさんのすごさや純粋さを実感する毎日ですが、さらに、みなさんといっしょに深く学び、経験を積み重ねたいと思います。
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