ゆうわファミリーカウンセリング新潟/東川  臨床心理士・赤坂正人 新潟市西区      

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精神科デイケアのメンバーさんのこころの「窓」としての音楽・スポーツ・作品-精神科デイケアでの経験・2

2017年07月13日 | 心理臨床を考える
 精神科デイケアでメンバーさんと一緒にプログラムに参加をしていると、ふだんはあまりご自身のお気持ちを表さないメンバーさんが、プログラムによっては、ご自分のお気持ちや感情をとても豊かに表現されるところに出会うことがあります。  
 まず多いのが音楽の時間。
 音楽鑑賞やCD紹介、あるいは、カラオケなどで、ご自分のお好きな曲やそれにまつわる思い出などをご披露されますが、ふだんのご様子からはびっくりするほどのとても豊かな感情表現をされて、感動させられることが多々あります。
 音楽がまさに、精神科医で心理療法家の山中康裕さんのいうところの、こころの「窓」になっているようです。
 また、スポーツもメンバーさんの個性の表現や意志の表現としてとても大切なようです。
 メンバーさんの目いっぱいのがんばりを拝見すると、こちらも力が入りますし、とてもうれしくなります。
 さらには、メンバーさんがつくる作品の数々。
 コラージュ、塗り絵、絵画、習字、手芸、その他もろもろ。
 いずれもメンバーさんの努力と工夫の先に個性と感動が光ります。
 下手な芸術家の作品より、こころを揺すぶられるようなことも少なくありません。
 山中康裕さんは、カウンセリングにおいて、こころの「窓」が大切であることをなんども述べておられますが、メンバーさんのこころの「窓」としての音楽やスポーツ、さらには、作品などを見ていると、本当にそう思います。
 これらのものが、メンバーさんにとって、とても大切なこころの表現手段やこころの活動手段になっていることがうなずけます。
 なかなかむずかしいことですが、これからもメンバーさんのこころの「窓」を大切にできるようなよき臨床家になりたいと思います。
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