魂のクラスメイト

私はよく夢を見る。

カラーの、つじつまが合わない夢が多い。
悲しい夢もあれば楽しいものもある。

私は最近、海沿いの街でミッチーのシークレット
握手会に行く夢を見た。（笑）

京都の町屋みたいな一軒家が秘密の会場で
一歩なかに入るとお茶屋バーみたいな薄暗い
店には、キャンドルと妖しげな照明がいくつも
揺らめき、着飾ったベイベーと男子がいた。
私はなぜかスーツ姿。大失敗。

握手会が始まる前に、思い思いに食べたり
飲んだりする参加者たち。会場はとても狭い。

やがてミッチーが現れ、熱気のなかで握手会が
始まると、ベイベーと男子たちは列を作って
ミッチーの元へ。

私も並んで、自分の番になると緊張で手が震えて
いた。

しっかり握手をしている間、ミッチーは気さくに
話しかけてくれる。

「○○（私の名前）ベイベーは何してるの？」

わーい、私の名前を知ってくれてるんだ、と
喜び、会社員です！と答えた私を、もう一人の
私が別のところから見つめている。
おーい、これは夢だぞ〜。

「お互い、この歳になるといろいろ大変だけど
体に気をつけて頑張っていこうね」

はい、と答えて嬉しさの余りに涙ぐむ私。
おーい、落ち着け〜、これは夢だぞ〜。

「僕らは魂のクラスメイトだから♪」

ひゃー。
私と、ミッチーのライブにいつも一緒に行く
高校時代の友人もミッチーと同世代。
昭和44年、45年生まれ。

夢のなかで嬉し泣きしている自分も、それを
脇から見つめているのも私。

目が覚めて、私が夢の中の荒唐無稽に身を委ねて
自分のストレスをどうにかしようとしている
のだと思った。

その後、私はミッチーのインタビュー記事を
読んだ。
http://digaonline.jp/interview/23827

程なくして、新宿に買い物に行った時、
セール中のZARAでギラギラのゴールドの服が
目に入り、今度のライブに着ていこう！と
衝動買いしてしまった。お値段2,490円。


半袖かノースリーブにリメイクしてライブに
行くつもり。

この春、47歳になる私の夢と現実を行き来する
リアルな日々。