古くなった靴を直した

長く使ってきたローファーのソールを張り替えた。

すいぶん昔から愛用している１足なので、買い替えでなく修理を選んだのだけど、
ヨメさんに言わせると納得がいかないらしい。

確かに格別高級品でもないし貴重なものでもなく、普通にどこででも売られてるリーガルのローファー。
いつ買ったかもはっきりとは思い出せないけど、結婚するころにはもう履いていた覚えがあるから、
たぶん１７～８年は使っていると思う。
通勤に使っているけど、営業マンのように１日履いたまま歩き回ることもなく、会社の生き返りにしか足を通さないから、痛みは遅いのかも知れない。

ヨメさんいわく、
「そんな古くなったものわざわざ修理しなくたって、新しいの買ってもたいして変わんないじゃない」

まあ確かに、修理にも１万円くらいかかるから、追い金足したら同等のものが買える。
（たぶん今のラインナップの中ではこのあたりが該当する？）

女性の靴は男モノに比べたら造りもきゃしゃだし、流行の変化もあるからあまり長く直してまで使うという感覚はないのだろうか？

僕としてはせっかく体になじんだものなんだから、捨てるなんて思いもよらないし、１回張り替えて１０年以上使えるんなら、あと２・３回直したらホントの一生ものだと思うんだが。

じつはもう１足、こっちは１回ソール張替え済みの同じようなローファー（黒）がある。
なんと、大学に入ったとき生まれて初めて買った革靴（！）　堂々の２５年もの。　たぶんコレ？

１０年位前に張り替えたソールが痛んできたので、２度目の張替えをしようと思ったのだけど、さすがに甲革の一番屈伸する部分がひび割れ始めているので、ヨメさんが「こんなの直しに出すのは恥ずかしい」と言って止める。

多少痛んでたって、普段使い用だったら足になじんだものの方がいいと思うのだけど。それともここまで使い倒すってのはやっぱり変？