赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

いいクルマ本見つけた

2005-01-10 22:52:03 | こんな本を読んだ
「ホイール・アライメント入門 〈理論と調整の実際〉」 伊達肇:著 日本鉄道社

 整備業界でアライメントといえば必ず出てくる第一人者、伊達氏の総合解説書。基本知識から始まり応用、実際の作業方法、プロの裏技から整備業者としての営業面への心得まで書かれており、アライメントの全般的知識を身に付けるには最適の1冊。知る人ぞ知る名著。ただし3500円と高い。さらに内容もアマチュア向けでなくて整備のプロ向け入門書。
 だから入門とうたっているが、いわゆる「評論家」が出しているクルマのノウハウ・うんちく本とはレベルがまったく違う。これまでの豊富な経験事例から筆者が蓄積したノウハウまで気前良く公開しており、ここまでまっとうに技術と経験を語られたらもう参りましたという感じ。通常アライメントといえばトー・キャスター・キャンバーの3項目くらいで話を終えてしまいがちだが、それ以外の重要項目もぬかりなく解説してある。これを読むとむやみに車高下げて幅広タイヤはいたり、ツライチはカッコいいなどと言ってホイールスペーサー入れたりしてたら、筆者に叱られているような気分になる。
 難点を挙げれば、発行されてから時間を経ているので、取り上げてある車がかなり古くなっていること。さらに筆者はメーカーが設定した状態を正確に実現することをポリシーにしているため、いわゆる「改造・シャコタン」に対してははっきり否定的で、そういうクルマへの対応については記述が少ない。(とはいってもそういう「好ましからざる?」クルマも実際に入庫してくるので、対症療法的なやり方が少しだが書かれている。)あえてノーマルから外れた車高やアライメントを狙うなら、前半の「理論編」をしっかり読んで自分で対策法を探さなくてはならない。

この本で新しく認識したこととして、タイヤのコニシティが車に及ぼす影響が非常に大きいと筆者が繰り返し説いていることが印象的だった。概念として聞いてはいたが、目に見えないことからどうしても軽視していた。本書で紹介された整備例のように明確な変化や影響が出るのだとしたら、タイヤ交換後の慣らし作業ももう一度見直す必要があるだろう。実を言うと交換後の慣らし走行といえるものをこれまでほとんどやってこなかった。だって換えたらやっぱり飛ばして違いを見たくなってしまうから、ちょこちょこと皮むき程度に走った後は自分の慣らしが終わったと思った時点で速攻踏んでしまっている。

 さいわい伊達氏の大和自動車は名古屋にあるから行くのは難しくない。一度機会を見つけて見てもらいたくなった。ハンドリングについて知りたい人には大推薦。ただしやっぱり高い。プロ向けの本だからしょうがないんだが・・・今回は図書館で借りられてとても幸運だった。
コメント (2)   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« オイル交換した | トップ | 静かになった!速くなった! »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (オロスコ平八郎)
2010-06-24 22:10:40
外人のおっぱいとアライメントには目が無い私が絶賛します!
いや、和のアライメントも捨てがたい (赤ガエル)
2010-07-03 00:26:50
外人はちょっとウェイトバランス的にフロントヘビーな気も・・・

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
アライメント調整 at 大和自動車整備工場 (scenic)
某先生からアライメント調整に出すからちょっと来いと脅されて(違) 名古屋市某所の