インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

Angelus / 半野喜弘

2005-06-04 23:55:20 | 今日の一枚
『もし あなたがそばにいてくれたら もう一度 動き出すかも・・・』
身体にふっと溶け込んでくる電子音。哀しい仮定の中に存在するささやかな希望。やっとの想いで抑揚された感情がこぼれ落ちたかのような儚い言葉。言葉が音響の効能を増し音響が言葉の効能を増す。委ねて揺られて揺すぶられながら、私はできない課題地獄。哀しい。

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2 コメント

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Unknown (COCO)
2005-06-05 01:14:40
それって歌詞ですか?そんな事言われたらジーンとしちゃいますねー日本語素敵!同じ言葉を違う人が発すると言葉の重さ?!か違って感じられてしまうとはキャラの違いが出るかなぁ…
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そうです (師匠)
2005-06-05 23:17:23
歌詞ですね。アルバムラストのスクラップPart1&2という曲のサビ。CDのキャッチとしても帯に乗ってます。印象的なフレーズ。歌うのは湯川潮音。小さい頃合唱団で葉っぱの音を声で表したり20人が全員半音ずつ違う音で歌ったりする宗教音楽や現代音楽を歌ってた人らしく、なかなかどうして素晴らしい。今回のアルバムには他にもクラムボンの原田郁子やエゴラッピンの中納良恵スーパーバタードッグというかハナレグミというか永積タカシ、坂本龍一の娘美雨、細野晴臣といったそうそうたるポップな面々が参加してるので聴きやすいと思います。
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