法相、指紋システムを視察 「テロ防ぐため我慢を」(共同通信)
16歳以上の外国人を対象に、入国審査で指紋採取と顔写真の撮影を義務付ける改正入管難民法が20日施行されるのを前に、鳩山邦夫法相が19日、成田空港を訪れ新システムを視察した。鳩山法相は、テロリスト摘発や不法滞在者の取り締まり強化に「絶大な効果を発揮できる」と記者団に発言。指紋採取は人権侵害との指摘に対し「テロを防ぐという大きな目標のために我慢してほしい」と理解を求めた。
まぁ、よくよく考えればアルカイダの友人の友人を称する人物が何回も入閣している事実もありますので、その辺の対策が必要だというのはわからないでもありません。とは言え、テロリストなりアルカイダ関係者なりが日本人であったならば、この新制度は全く役に立ちませんね。
日本でもテロはありますので、テロ対策が全く必要ないわけではないのでしょう。ただし、この十年間の間に日本で起こったテロ事件は全て個人や特定の団体を対象としたもので、かつ死者は出ていません。無差別テロ、死者が発生したテロとなると地下鉄サリン事件まで遡らなければならないわけで、現在の日本にテロの脅威というものがリアルな感覚として存在するかは甚だ疑わしく、せいぜいが悪い冗談に過ぎないとも言えます。日本国内のインフルエンザによる死者は多い場合は年間1万人を超えるそうですが、テロによる死者は0です。日本国民の生命を考えたら指紋を採取するよりうがいでもさせた方がよいでしょうね。あるいは、海外に出国した日本人がテロに巻き込まれた事例はいくつかありますので、日本人の出国を禁じるとか。
世界の潮流に反して「テロとの戦い」なるシャドーボクシングに没頭し、死刑制度を頑なに信奉し続ける日本とアメリカですが、今回の新制度も日本とアメリカだけが採用するものだとか。日米関係を国際社会と呼び、二人だけの世界に閉じこもる思いこみの激しい子供としてはそれでいいのかも知れませんが、外の世界からは歓迎されないでしょうね。そもそも、本人はアメリカと添い遂げているつもりでも、実は単なる片思いに過ぎない可能性の方が高いくらいですし。
いずれにせよ、日本ではテロによる死者は発生していませんし、一般市民を対象にしたものは皆無、それも外国人が犯人であるものとなると、一体どこまで遡れば事例が見つかるのか、そんな世界です。そこでテロを防ぐというスローガンが大きな目標として通用するとしたら、よほどの被害妄想家になる必要があるのではないでしょうか。存在しない脅威と格闘するのも結構なことですが、でもあなたがテロの被害に遭う可能性よりも、車に轢かれて死ぬ可能性の方が何万倍も高いですよ、と。
最初の段落でも書いたように、この新制度ではアルカイダ関係者が入閣することを防ぐことはできませんし、日本人テロリストには全く対処できません。そして少なくともこの10年、日本で起こったテロの首謀者は全て日本人です。私には到底、この制度がテロ対策に僅かなりとも効果を持つとは思えませんね。むしろ思われるのですが、本当の目標は外国人を潜在的な容疑者として監視の対象下に置くこと(そして、容疑者扱いすることで国民に外国人への不信感を植え付けること)、国家による監視や干渉に日本国民を慣れさせることではないかと。テロ対策云々は、そのための口実でしょう。無邪気にこれをテロ対策のためと信じて、目を瞑って我慢などしようものなら……











何が起きても、もう驚くことは無いような気がしますが、過去、さんざんマスコミに踊らされた愚を繰り返すことの無いよう、今度ばかりは気をつけよう…って、ちょっと気が早いですかね。(^^;
また、日本の警察をナメてはいけません。外国人のテロなんて絵空事です。まぁ、何かその手のことが起こったとすれば、時の政権に有利に働く「陰謀」でしょうね。そのくらいの知恵は働く連中が揃ってますよ。国家の中枢には。。。
外国へ出かけた際、入国手続きでいきなり指紋や顔写真を撮られて気分良く旅行できる、とは思えないのですが。
この制度導入で外国から日本に仕事に来る人が減っても別に構わない、と日本政府が考えてるとしたら・・・最悪です。
たしかに鳩山法相等政府与党にとっては、外国人による無差別テロが起こった方が好ましいのは確かでしょうね。空想上の敵よりも現実の脅威の方が大義名分としては大きいわけですから…
>コーチ屋さん
治安維持のためだからと、監視されることに我慢させ、慣れさせていく、でも予防接種のつもりで我慢していた注射が、実はワクチンではなくヤバイ薬だったりと、そんなところでしょうか。まだまだこの先がありそうですね。
>flagburnerさん
入り口で容疑者扱いされて好ましく感じる人は当然、いないでしょうね。政府与党としては安価な労働力を輸入したがる経団連の思惑とも折衝を重ねているでしょうから、そうなりますと奴隷として輸入された外国人に焼き印を押す感覚で指紋を採取している側面もあるのかも知れません。
つまらないことですので、このコメントは載せていただかなくても結構です。
ご指摘ありがとうございます。誤変換ですね。訂正いたします。
私の周辺には、海外渡航が頻繁な人が多いので、つねづね私は「この措置けしからん」と激しく非難しているのですが、どうも周辺の反応はとても鈍いですね。「仕方ない」と思っているんでしょうか。なにが仕方ないのか理解に苦しみます。で、日本までこんな措置をはじめました。馬鹿ですね。まあ、「テロリスト」に名を借りた、外国人監視政策および不法入国への奥の手ですけど。
こういう人たちは、全国民の指紋やDNAが国家管理になっても、「仕方ない」とおもんですかね。
空港の外に出るわけでもないのに指紋を採られるのですか、それでは尚更テロ対策と言うよりも監視が目的に見えてきます。日本の場合トランジットの扱いはどうなっているのでしょう、あまり日本を経由する便はないような気もしますけれど…
しかし、少なからぬ人々はテロ対策という絵空事を鵜呑みにして、このような監視活動を容認してしまうのでしょうか。そうやって色々なものが切り崩されていくような気がしますね。