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< リアル 高校野球 ルポ > あの、部員10人の「21世紀枠」でセンバツに出た「不来方高校」は、今、どうなってる!? 新体制、そして極秘私生活についても小山監督に、直撃して聞いた

2017-04-19 19:32:50 | 高校 硬式野球部の真実

 これから桜満開のシーズンを迎えようという、岩手県の矢巾町(やはばちょう)。

 「徳丹城跡」や、「清水野の桜並木」の桜も、間もなく咲き誇りそうだ。

 その町に建つ「岩手県立 不来方高校」は、あのセンバツ初出場で、全国的に話題となった。

 不来方? 何て読むんだ? そう言われ続けた校名も、一躍誰もが「こずかた」と、読めるようにもなった。

  開会式では、「校名」が記されたプラカードを持つ女子高生も、野球部の女子マネージャーが担い、甲子園球場で行われた公式練習のトスを手伝う女子高生も、部のマネージャーがいつものように担当。人手不足は、女子がフルカバー。

 

 部員が10人しかいないため、すでに記事化したが、センバツ開幕前に、愛知県の東邦高校のグラウンドで練習をさせてもらった時も、バッティングマシンを見よう見まねで器用に動かしたのも、女子マネージャーだった。

 1回戦は、静岡高校と抽選の結果、当たった。

 不来方高校、硬式野球部の監督は、小山健人(おやま けんと)、30歳(写真下の左)。

  「ダメだよ~、高校生に背広着せて、出さしちゃあ」と、冷やかされそうなくらいの、童顔

 ちなみに、右側は、静岡高校の監督、栗林俊輔。

 そんな不来方。

 私も、静岡の戦力を調べた末、こりゃあ、勝てないなと推測。

 結果は、すでに関心のある方はご存じなように、3-12で負けはした。

 だが、10人しかいないのに、残塁がわずか3。静岡15。守備の連係プレー悪くなく、締めるところは、予想以上に出来た。

 そのうえ、打撃練習の成果が実って、9安打も放った

  数字だけ見れば、惨敗。

 だが、地元から徹夜走行のバスで詰め掛けた応援団からは、惜しみ無い声援が、最期まで送られ続けたのは、写真の通り。

 さて、季節は巡りきて、4月の新学期。

 合格倍率、1・2~1・5倍をクリアして入ってきた新入生のうち、どの位の人数が入部してくれたのであろうか・・・・・。

 入学式終えてすぐの頃、高校へ電話取材。

 対応してくれたのは、新たに野球部部長に就いた先生

 「まだ学校が始まったばかりでして。部への勧誘もこれからってところです」

 「1人、入りたいって1年生が来たんですが・・・・野球の経験がまったく無いと言うんですよ・・・・・。こちらも、どうしようかなあ、と」

 「良い、素質のある子は、他のいわゆる野球校が全部持ってってしまいますんでねえ・・・・」

 センバツの開会式の写真、もう一度見直して下さい。後ろに続く、県内の私立校。もう、関西中心にゴッソリさらっていきますモン。チカラのある選手は県内からも四方八方、手を伸ばして集めまくる。毎年、毎年。

 まさか、正式入部ゼロ!なんてことは?

 「いやあ、まだ何とも言えませんよ。4月17日に、大体、各部の入部希望者がまとまりますので、その後にでも問い合わせてもらってから記事にして戴いた方が、こちらとしては良いのですが。よろしく、お願いします」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 本日、4月19日。改めて、電話。

 対応してくれたのは、小山(おやま)監督。おやまあ!ありがたい

 授業を終えて、ひと段落して、部の練習に向かう合間のようだった。

 「新入部員ですか? 1年生、6人が入りました!」

 声が、どことなく、はずんでいる。

 しめて、計16人。ギリギリ、紅白試合も出来なくはない。投手も、以前書いたように、いざとなれば、数人兼務している。

 ---6人のうち、中学校で野球経験者は?

 「全員が、野球をやってきた選手ばかりです」

 そうかあ・・・・。やはり、未経験は最初から補欠に回る可能性、大きいもんなあ・・・・・。

 ---監督からご覧になって、コレは良い!主力になれるぞ!という有望な選手はおりましたか?

 「いやあ、まだ練習始まったばかりですから、分かりません」

 ---主将は、投手もやっている小比類巻クンのままで決まりですか?

 「そうですね。そうなると思います」

 ---静岡高校との試合の時、小比類巻クンは、いつもより、出来や調子が良くなかったんですか?

 「まあ、いつも、あんなものですよ。彼としては、アレで一杯一杯だったと思います」

 ---今後の方針も、打撃中心で進めるんですか?

 「いえ、まだ、そうとは決めておりません。まあ、一応、打撃の練習に中心は置いて行くとは思いますが・・・・・」

 ---さて、小山先生は、あの6年前の3・11の際には、山田町の高校にいらして、ボランティア活動もなさった。今年の3・11の時は、東邦高校のグランドにいらした?

「ええと・・・・・そうですね。東邦高校さんのグラウンドをお借りして、そこにいましたね」

 ---午後2時46分には、練習の手を休めて、黙とうなさった?

 「そう、ですね・・・・・」

 ---ところで、小山監督は童顔ですが、もう30歳になられている

 「そうですね、童顔と言われて長いですが(笑)」

 ---失礼ですが、確か、まだ独身と

 「はい、そうです」

 ---ご結婚の予定とか、今、お付き合いしてらっしゃる方は?

 「まあ、ええ、はい・・・・・」

 ---結婚なさる予定ですか?

 「そのつもりです」

 ---お相手は同僚とか、教育関係者?

 「まあ、教師ではありませんが、広く言えば教育に関係していると言いますか」

 ---それは、おめでとうございますと言って良いんですよね。野球部の活躍、今後も期待しております

 「あ、ありがとうございます」

 近く、「第64回 春季東北地区高校野球 岩手県大会」、盛岡の地区予選が始まる。

 「21世紀枠」のタナボタは、2度は無い。

 特待生軍団の「盛岡大附属高校」の壁が、またも厚く立ちはだかるであろうが、小山監督の手腕と、16人の力量に期待したい。

 こういう高校が甲子園に出て来てこそ、真の意味での正常な高校野球、なのだから!

 

  

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