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「高校野球100年」の裏で起こっている衝撃ルポ。君の母校の硬式野球部員0人に成る日は近い!<第1弾>

2017-07-17 13:21:16 | スポーツ

 2017年の夏の今、ネット上で、ポツポツと甲子園大会出場目指して、各都道府県で、地方大会が行われている記事が見られている。              部員が9人揃わず、他校との「連合チーム」を組んででも、試合に出たい弱小高校の、1回戦の戦いぶり。

 はたまた部員が0人になってからの、女子マネージャーの奮闘が実り、硬式野球部が、曲がりなりにも再生出来た感動的なオハナシ。

 さらに、女性監督の戦いぶり・・・・・などなど、今年の夏の記事は、いささか目を惹くものがある。

 ひまにまかせて、コメントを送る者のなかには「連合チーム」のことさえ、まったく知らない者が多かったのには、いささか驚いた。

 今月に入って、苦労して検索してくれたのであろう。この9回まで連載を続けた長文記事を読んでくださる方が出てきたことは、正直、喜ばしい。

 にしても、パッとパソコンを開けると、目に飛び込んでくるスポーツ新聞のネット記事には、その検索数が、かなわないことが悔しい。

 ま、再掲載したものは、2年前の記事ではありますが、今の高校の硬式野球部が抱える問題を取材して打ち出したもの。

 検索が、次第に途絶えていったため、第9弾でいったん中断したものですが、興味抱いた方は、是非、お読みください。

 高校の硬式野球部の「厳状」と「今」が、読み進めるに従って、クッキリと目の前に立ちあがってくるはず、と、少しばかり自負しております。

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 [ 2015・8・13 初掲載記事 ]

 最初に断っておくが、決して大げさな、こけおどしのタイトルではない。

 夏の甲子園大会が、もっか、炎天下のもと、行なわれている。

 相も変わらず、「地域のみならず、他の都道府県からスカウトし、個々の条件を選手の親に提示し、招きまくった特待生」がチームの主軸の「外人部隊校」が、幅を利かせているものの、見た目、深刻な問題は、起こっていないように見える。

 昨年春のセンバツ開幕時、検索数が多く、好評を得た「特待生」ルポ連載記事。

 この夏も、何ら変わっていない。

 カネかかる「諸費用」は、一般合格入学生徒の「寄付」名目や、あれこれの諸名目に秘かに盛り込んで、ちゃんと積立金として得ている、長年にわたるシステム。

 さらに、甲子園出場が決まった折には、往復の、貸し切り応援バス代。コレを、行っても行かなくても、全生徒から徴収するという「強豪校」もまた目立つ。

 すでに、敗退した高校もあるが、列記しよう。試合出場登録18人のうち、ソレが4人以上いる「強豪校」を。

 北海道「北海」4人。

 山形県「鶴岡東」9人。

 宮城県「仙台育英」4人。

 福島県「聖光学院」9人。

 群馬県「健大高崎」12人。

 千葉県「専大松戸」7人。

 東東京「関東一」11人。

 西東京「早稲田実業」7人。

 埼玉県「花咲徳栄」11人。

 神奈川「東海大相模」10人。

 山梨県「東海大甲府」15人。

 石川県「遊学館」7人。

 春夏連覇を報じられた、福井県「敦賀気比」16人。

 滋賀県「比叡山」4人。

 大阪府「大阪偕星」6人。

 奈良県「天理」14人。

 和歌山県「智弁和歌山」4人。

 岡山県「岡山学芸館」7人。

 鳥取県「鳥取城北」13人。

 島根県「石見智翠館」14人。

 香川県「寒川」15人。

 高知県「明徳義塾」14人。

 福岡県「九州国際大附属」12人。

 長崎県「創成館」12人。

 熊本県「九州学院」5人。

 大分県「明豊」9人。

 鹿児島県「鹿児島実業」6人。

 沖縄県「興南」5人。

 なかでも、「敦賀気比」(つるがけひ)。

 創立30年目。参加校、31校しかいない福井県に校舎を据え、全国各地にくまなくスカウト網をめぐらし、招き入れ、練習を積み重ねて勝ち上がり、甲子園で校名を全国に広め、生徒募集を計る、したたかな経営手腕。見事、と言うほかない。

 だが、その一方で、18人全員が同県人と言う高校も、ある。

 それが本当は当たり前のことなのだが、このご時世、逆に特記すべきと想う。

 青森県「三沢商業」、秋田県「秋田商業」、新潟県「中越」、長野県「上田西」、静岡県「静岡」、富山県「高岡商業」、山口県「下関商業」、岐阜県「岐阜城北」、そして、三重県「津商業」。

 しめて、9校。心情的にも、故郷に関わる人は、応援・声援しがいがあるのではないだろうか。

 当たり前のハナシだが、全部員から18人を選抜して甲子園に勝ち上がってきた硬式野球部だけに、最多で155人。最少でも、30人の部員が所属していた。

 それだけに、定位置ポジション争いは厳しい。

 競い合い、負けた選手は、ほぼ実質2年半。グラウンドで声出し、ボール磨き、トス・バッティチングの手伝い、などなど、雑務に大半終始。

 一度も「公式戦」に出られることなく、試合前にはベンチ磨きと、用具運搬。

 甲子園では、ユニフォームを着てのスタンド応援という役割で、高校球児としての青春を終える。

 だが・・・・それすら、一切することも無く、1チームに最低必要な9人がいない硬式野球部が、次々と出ているとしたら!?

 それどころか、部員ゼロの野球部が多発してきている、という事実に接したら?

 あなたの見た目が、???と、変わるハズ。

 こういうデータを、示そう。

 日本高校野球連盟に、「加盟」している高校の総数、現在4021校

 だが、この夏の大会に出場申請し、地方予選から試合に出た高校(硬式野球部の)数、3906校に過ぎない。

 つまり、215校もの硬式野球部が、地方予選の試合に出たくても、9人の部員がいなかったのだ。

 「ああ、はい。いますよ。部員0人の高校や、1人しかいない高校は」

 日本高校野球連盟の職員は、こともなげに言ってのけた。

 「どこの? 今、調べてくださいってことですか? 大会のことで、今忙しくって、それどころじゃ無いんで、申し訳ないんですが・・・・」

 部員、例えゼロでも、たった1人でも、廃部にはならない、と言う。

 「それは、ウチが決める権限は何も無いんです。各都道府県の高野連でも、ありません。あくまで、それぞれの学校の判断で、存続か? 廃部か?を、決めることになってます」

 この加盟校への、申請と、部員数申請登録調査は、高野連によれば、「毎年1回だけ。5月末に行なわれています」とのこと。

 なぜ5月末なのか?の、問いには、入部したものの、辞めて行き、だいたい部としてチームが固まり始めるのが、その頃だという経験則に基づいているからだ。

 なので、それ以後、練習の厳しさとと、先輩の理不尽な扱いに耐えかねて退部などで、減ることはあっても、部員が増えることは、まず、無い。

 今年、5月末の集計による、硬式野球部員登録数。17万312人。昨年の同時期より、1414人が減っている。

 この集計が始まったのは、33年前。当時、11万7246人。そこから増えたり、少し減ったりして、今年に至っている。

 昨年から、見方によれば、たった1414人減。

 しかし、仮に1チーム25人と換算すると、56チーム半が、たった1年で減っている計算になる。

 さらに、215校が、部員不足で参加出来ず。

 それでも、チーム0人なんて、信じがたい!という読者もいるに違いない

 なお、予選試合に出場できなくても、廃部にもせず、硬式野球部員がいなくても、存続し続けている背景には、先輩たちの熱い後押しなど以上に、「日本高校野球連盟」に加盟しとけば、部員さえ揃えれば、いつでも参加可能になれるから。

 その「加盟費」。1高校あたり、年間、1万円ぽっきり!

 ねえ! あなただったら、とりあえず、出しとくでしょう!

 で、例え部員俺1人でも、試合に何としても出たい! 負けるかも知れないけど、予選にだけは出たい。あわよくば、甲子園に!を夢見る球児たちの、全国各地の球児の声を受けて、3年前。

 文部科学省から、日本高校野球連盟へ通達。

 数校の部員を合わせた、連合チームでも大会出場可!にした。

 さらに、その大会限りにしても、部員数さえ臨時に満たせば、出場可!にもした。

 だから、部員ひとりの熱意で、中学校で野球やってたやつ、ガタイの良い友人、走塁得意そうな陸上部員、スタミナ有りそうなサッカー部員やラグビー部員を説得して、助っ人臨時部員に仕立てあげ、何回か全体練習をして、とにもかくにも9人以上人数揃え、地方予選に臨んでいた。

 ウッソー!?と、思う?

 いやいや、ホンマのハナシです。

 ただし、と、日本高校野球連盟の職員。

 「軟式野球部員は、臨時部員にはなれません。規則で、そうなってます!」

 軟式と硬式は違うが、”公式”にそう決められてしまった。軟式入れちゃったら、シロート同然チームには、大きなハンディとなってしまう、という訳だ。

 高野連が決めたのは、部員8人以下の高校は、連合出来る。且つ、希望としては「週2回ほど、合同練習出来ることが、望ましい」と言うのだが、でっかいど~、北海道、広いど~。

 実質は、なかなか、そうなっていない。

 まずは、「連合チーム」の実例を、北から南へ示す。あまりに多いので、高校との記載は、付けません。

 全高校。ユニフォームは新たに作らず、従来ある、自分の高校ので試合に、臨んでます。

 [北北海道]

 「釧路東」「白糠」「阿寒」チーム。

 「霧多布」「根室」チーム。「根室」は、昨年夏には「阿寒」と連合していた。なにしろ、121キロも離れているもんで、今年は鞍替え・・・・・

 「根室西」は、部員4人。口説いて、かき集めて・・・・9人、なんとかかんとか、名前揃えて出た。負けた。

 「利尻」「豊富」チーム。

 「士幌」「新得」チーム。この両校は、認められた3年前から、部員不足のため、他校と離合集散を繰り返して、苦労している。3年前は、「足寄」「幕別」と連合。4校で、予選に臨んでいた。

 歌手・松山千春の母校としても知られる「足寄(あしょろ)高校」。驚くなかれ、昨年の夏の大会の予選で、5回、コールド負け。

 3年生が部を引退し、部員4名になり、今は「休部」に。なので、「連合」も組めず、「臨時雇い」もせず。

かつては、三井浩二という、ドラフト プロ野球投手まで輩出した、「名門」硬式野球部が、だ。

 コトの深刻さが、少しは理解して戴けるであろうか・・・・。

 

 [南北海道]

 「真狩」「余市紅志」チーム。ちなみに真狩(まっかり)。あの演歌歌手・細川たかしの出身地である。

 「余市紅志」は、昨年まで3年間は「小樽明峰」と、連合組んでいた。

 その「小樽明峰」は、5年前。やっと、やっと9人が揃い、8年振りに夏の予選に出場出来た。

 だが、ついに昨年の夏で、廃部決定。なにしろ、この年も部員4人・・・・。「余市紅志」と組んで、コールド負けして、球史に幕を降ろした

 札幌啓北商業」。ココ、部員、23人いる。んでも、毎回、出る負け、コールド負け。今夏も、0-21で・・・・・・。

 でも、観客の目線は、コールドどころか、ホット!

 「次こそ、勝て!」の声。

 「上磯」。”臨時部員”を担ぎ出して、今夏は単独出場したが・・・・0-22で、あっさりコールド負け。

 以前は「上ノ国」と連合して、出場を果たしていた。

 その「上ノ国」もまた、大会用臨時部員を仕立てて、出場したが・・・1-8で敗退した。

 「穂別」。今年の5月12日に、「富川」と連合チームで、「静内」と対戦したが、0-8で負けた。

 「穂別」は、3年前の夏の室蘭地区予選。当時も部員2人だけ。1人、助っ人を頼んで、「登別大谷」と、連合チームを組んだ。

 実は「登別大谷」は、次の春で閉校が決定しており、入学生を取っていなかったこともあり、部員は3年生6人だけ。計、ギリギリ9人で出て・・・・負けた。

 長年、部員不足に悩みながらも、単独で出たときには、相手校に23点、16点、10点、14点、24点、差し上げ続けてきた。

 この夏の「室蘭地区予選」に、もはや宿敵の「静内」と、それも1回戦で、また当たった。

 臨時も頑張ったが・・・・0-23で・・・・・。

 先の「富川」も臨時仕立てて、単独出場。だが、0-17で・・・・。

 「南茅部」(みなみかやべ)。ここも部員不足。3年前には、部員たった4名。それでも助っ人頼んで、出て・・・・・・0-26の、5回、コールド負け。

 事情を知っている関係者は、コラ!「おコールド!」なんてことは、一言も言わず。今年の夏の甲子園を目指す「函館地区予選」にも、単独チームで、練習にも苦労を重ねて出場。

 あの演歌の大御所・北島三郎の出身地である「知内」(しりうち)に挑み、0-28でコールド負け。

 でも、めげていない!

 「南茅部高校」の硬式野球部のホームぺージには、こう、大きく掲げられた文字が見えた。

 「君のチカラが、必要だ。待っている」

 切実過ぎて、泣けてくる、じゃあ~りませんか!

 部員不足?ソレって、少子化が、原因じゃないの?

 そう単純に思い込む読者も、いるであろう。

 それが真の深い原因では無い。取材を進めてゆくと、本来は「高校野球 100年」の発展を願うべき、文部科学省の長年の愚作が、最も大きい原因と判明した。

 連合チーム、助っ人頼み単独チーム。ともに、その殆んどが、1点も入らぬまま、屈辱のコールド負け、続出。

 第2弾では、青森県からスタートする。と同時に、その根底に存在する問題を、分かりやすく解き明かしてゆこうと思っています。

 んにしても、18人中16人が、外人部隊の「敦賀気比」が、先ほど負けた

 ”勝てば、官軍”、どんなもんじゃい!に苦々しい想いが残っていた私としては、ソレはソレで良し、と想う。

 日ごとに、決勝戦に向けて、勝手に盛り上がっている、マスコミ。勝手に、父譲りの不細工顔の「スター」を作り上げ、神輿を担いで、わっしょい、わっしょい、やり始めている。

 だが、熱戦・熱闘は、甲子園だけで見られるわけでは、無い。

 北北海道、十勝地区予選、1回戦。「帯広農業」対「江陵」。

 両左右のエースの投げ合いで、且つ、ノーエラー。

 延長15回でも、0-0のまま、決着つかず。

 再試合。その試合も、延長戦へ突入!

 あわや、あの昨年の夏の、軟式高校野球。「中京」対「崇徳」の再現かと想われたが、再試合延長戦は12回、6-4で江陵が、逆転で勝った。

 2回戦こそ、1点差で涙を呑んだが、これぞ、高校野球の神髄と想う。むろん、日本高校野球連盟が甘受している「特待生」なんぞ、1人もいない。

 帯広農業は、酪農・農業地帯に建つ、地元密着の高校ということもあって、部員50名。

 だが、江陵は昨年、部員わずか10名でしのいだ。あわやの、危機だった。

 この6月29日、及び7月1日に行なわれた再試合の詳しい模様は、「江陵」を検索すると、地元紙の「十勝毎日新聞」が、熱く、ペンが躍動し、且つ、正確に報じているので、是非、一読願いたい。

 この連載、カンペキに報じようとしてゆくと、果てしなく長くなりそうで、ちょいとコワイが・・・・・・・・・・・。 

 検索数が多いと、ノッテゆきますんで・・・・

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