gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

< リアル 演劇 ルポ > 「人工知能」「パソコン」「携帯電話」に狂わされている、現代ニッポンジンを鋭く突く、劇団「離風霊船」の「笑衝撃最新作」。6月30日まで、下北沢で公演中!

2017-06-27 18:29:24 | 演劇で、時代を撃つ!

 劇団「離風霊船(りぶれせん)。

 俗に言われる「小劇団」のなかでも、群を抜いて 実力と知名度、そして集客力が際立っている。

 座付劇作家で、今作で演出もこなしたのは、大橋泰彦(やすひこ)。

  今回の作品は、その名も、「ようこそ、見えない世界へ ~香取景子と人工知能の場合~」。

 主人公は、視覚障害者。つまり、全盲なのかどうかまでは、分からないが、目が見えない、風景、人、物が、とても見えにくい、若い女性・香取景子という設定。

 なにしろ、近年「障害者」という単語すら、差別的ととらえられてしまう?のか、「障がい者」と表記しだすマスコミが大半。

 差別感あると、誤解されたり、そう想われるの嫌だなあ・・・・・・というような、深謀遠慮が、無意識に幅効かす、「自主規制」の歪み。

 そんな今、「人工知能」という4文字が、脳裏に引っ掛かった。

 いまや、[AI]と言う略語が、平然とクチにのぼる時代。

 アーティフィシャル・インテリジェンスの略だそうで、日本の大手銀行を始めとする金融機関が、あらゆる過去の金融やマネーの動きのデータを入れ込んで、今後の金融市場の動きや、株価操作までしてしまおうと言う、身も凍る動きが全世界で現実におこりつつある。

 AI金融、マネーゲーム。まさに、見えない世界・金融・・・・・。

 実際に、幾分後発ながら三井住友信託銀行も、本格参入。

 「顧問」と言う名目や肩書きで、10人もの天下りを採用。元・中央省庁に巣食っていた役人を雇い入れた。

  そのうちの1人が、櫻井俊(さくらい しゅん)という、前総務省事務次官

 アレ? 誰か、芸能人に顔、似てる、と気付いた人もいるでしょう。

 そう、「」というグループの一員、櫻井翔の実の父親だ。

 この櫻井俊。小池百合子が、東京都知事選に立候補した際、対抗馬として打診された過去を持つ。

 その折り、「子どもたちに、迷惑が掛かるから」と、正式辞退。 というのも、息子の翔が、月曜日だけとはいえ、日本テレビ「NEWS ZERO」のキャスターを務めているうえ、娘の櫻井まで、日本テレビの記者として、就職出来、もぐり込んでいた。

 ともに、曲がりなりにも、報道にからむ仕事。そこに、立候補では・・・との計算。

 んでも、平然と「天下り」。

 翔の番組では、文科省の天下りさえ、一切報じなくなった。もろに、臭いものにフタ式。

 で、誰が介したのか、舞い込んだのが、カモン「顧問」。

 「省庁で築いた知見を、これからのAI金融に、活かして、一言でもお聞かせ願えれば」と、同銀行の担当者の弁。 

 櫻井俊に、コンピューター・メカニックを作動させうるチカラがあるとは、到底思えないのだが、年収12000万円を献上振り込み。

 会社に出勤及ばず。なにか、お聞き致したいことが有れば、私どもがご連絡差し上げて、お伺い致させていただきますとのこと。

 んでもって、月額100万円。 

 これも、AI。天下り官僚にとって、この上ない、ええ愛

 今年2月。記事化したが、マスコミ、後追いなし。ドコに、気を遣った? 配慮した?

 さらに、今をときめく将棋界

  その名も「ポナンザ」なる、妙な得体の知れぬ、白塗り人工知能AIロボット(写真左上の左)。 

 右の「人間」は、佐藤天彦(あまひこ)名人。

 以前、三浦弘行・九段を、冤罪におとし入れた棋士のひとり。いまだに、三浦に直接謝罪はしていないままのヒト。

 そんな人格の人間が、この4月5月と、2度に渡って、このポナンザと対局。

 あらゆる過去の対局のデータを入れ込んだポナンザの頭脳スーパーコンピュターに、連敗した。

 将棋界のメンツもあり、この対局。6年目の今年で対局中止となった。

  なもんで、この、史上初の公式戦29連勝中学生棋士の藤井聡太・四段との、夢の対局は、消滅した。

 この対局で、背筋が一瞬凍ったのは、このポナンザの、対局後。その若い研究開発者の感想。

 「ポナンザが、考えもしていなかった手を使っていたのには、驚いた。我々の、想像を超える戦い方をしていた」

 もし・・・もし、創ったつもりが、逆に人間に逆らい、人間を操作し、使い、水面下で静かに、マネーゲームを意図的に図り、たくらみ、金融界を自由自在に、揺るがし続けたら!?

 歪んだ感情的なシロモノを、ジンコウチノウが抱き始めたら?

 世界中であわてふためいている「サイバー攻撃」。日本の中学3年生が完成させた「ウイルス 侵入破壊攻撃」

 自分たちが創ったものに、自分たちが苦しみ、悩み、上を下への大騒ぎ。

 まさに、混ピュー多ー、そのもの。

 そんな思いが、ずっとあった。 

 この記事にしても、パソコンに一字打ち込むまでに、人間様に対して、文字でさまざまな指示を出して来る。

 それに逆らえば、永遠に起動出来ない羽目に陥る。おまけに、使える、使えない。コロコロ、意味なく変わる。

 なんなんだ?

 使ってんじゃなく、ヘタすると、実は、見えないモノに使われてんじゃないのか? 人間様が、いつの間にか、コンピューターなる得体の知れない化けモノに、好き勝手に翻弄されまくっているんじゃないだろうか?

 こんな、いわば、姿が目に見えない「空中詐欺」みたいな化け物に・・・・・。されど、雑多な「情報」だけは、どこかに一極集中し、収集されている事実と危険性。

 んなことを考えながら、上記劇が公演されている下北沢へと向かう電車に乗り込む。

 えっ!

 なんと、座席に座っている左右の乗客の全員が、スマホや、携帯電話、さらに大型スマホのタブレットや、ファブレット端末を手に、目を皿にして見入って、眼と指を、きょろきょろと動かし続けている。

 立っている乗客の6割も、スマホを手に・・・・・。

 この不気味さ! 使っているはずが、逆に使われている人間模様。さながら、手持ちコンピューター盲目奴隷たち。

 タブレット持っている、おばちゃんに聞いた。

 ーーーズラリと並んでいる、この人間達。どこか、狂っていると想いませんか?

 一瞬、驚いた顔。そして、しばらく後に言った。

 「みんな、手持ちぶたさ、だからじゃありませんか?」

 ーーーこんなの大震災起こったら、充電も出来ず、ただの無用の長物でしかならなくなる。バッテリーは、切れてオシマイですよね。太陽光発電を取り込めるモノは作られてないし

 おばちゃん、黙ってしまった・・・・・。おかしいヒトと、想われたのかもしれない。

 下北沢駅、いまだ工事中。もう、数年がかり。いまだにむき出しになったままの鋼材、パイプ、シート、ガラス天窓。その怖さ。

   

 その真下で、現代版・二宮金次郎スタイルでの、歩きスマホの人間のなんと多いコトか!

 もし、大地震が東京及び関東で起きた場合。一瞬にしてココは崩れ落ち、落下し、400人は圧死するはず。

 絶えず襲う危険性を、感じていない駅利用者群。

 公演の劇場である「ザ・スズナリ」入り口に、小林裕忠(ひろただ)が観客を出迎えていた。

 小林。舞台には、このところ出ていない。

 今回は、従来のベテランに代わり、初の舞台監督に回っていた。だが、このヒトの演技たるや、目を見張らせる。

 ごく普通の人間はむろんのこと、人間の持つ二面性、ゾッとする裏の面や、複雑さ、表裏一体となった人間の奥の部分を演じさせたら、メチャ上手い。

 いつかまた、舞台上でその姿を是非観たい

  場内。あえて狙ったか? ボケかまして、笑えぬ小ネタを、前説で披露した、柳一至(かずし。写真左上の右側)。

 ところが、舞台では一変!

 見るからに怪しく、私の目には映り込んだ、自称、盲目人間の人体実験モデル研究所の所長に扮して見せたが、上手い!上手くなったあ!

 まったく、違和感が無い。さまざまな役を、演じ分けられるようになってきた

 舞台設定は、ひとつだけ。

 大きな窓に引かれたレース状のカーテンを背に。大きな机。サイドテーブル。手前に、数人が座れそうなソファ。そして、近くに、白いカバーで覆われたベッド。

 1階の玄関と、ドア入り口は、セキュリティ確かなマンションに住んでいる香取景子。

  演じきったのは、吉岡あや

 本名・吉岡文(あや)。この顔で、すでに33歳。人妻なのか?劇団昴(すばる)に所属している無名劇団員が、「嫁の吉岡あやが出ていています」と、ツィッターに打ち込んでいた。

 ところがのちに削除され、本名のまま世に出ている彼女。ウソのツィッターか? 今の時代らしくもある。

 とにもかくにも、上手い。

 目の見えないであろう動きにも、不自然さ、無し。

 ブログを見る限り、目をしばらく覆い隠し、生活をしてみたという。そこで痛感した感覚を自分のモノにしたうえ、オードリー・ヘップバーン主演の有名な映画「暗くなるまで待って」を観て、研究したとのこと。

 なるほどね、ってカンジ。

 そんな盲人に、常にそばにいる盲導犬ならぬ、盲導人犬。

 平穏な暮らしの日々に、忍び寄ってきた、とある「研究所」。

 人工知能をあなたの部屋に置かさせて下さい

 といっても、大型の装置ではありません。ノートパソコン程度の大きさで、バッテリーを挿入し、電源をつなぐだけです。

 それで、起動します。

 さらに、現在のこの人工知能は、10歳程度の知識と知能しか持ち合わせておりませんが、絶えず、香取景子さんと会話を重ねると同時に、この部屋に訪ねてくる人達にも質問をするなどして、関係を知り、且つ、深めていきます。

 それで、この人工知能の知能が、人間と生活を共にすることにより、どのくらいのスピードで知能が伸びてゆくのか?

 24時間、365日。その「実験」を、試みさせてください・・・・という申し出がきて、彼女はソレを受けてしまう。

 10歳の「性別不明」の「AI」に、「洋太」と男性名を名づけてしまう景子。

 部屋を訪ねてくる人々。

 先の「研究所」の所長に、女性従業員。盲導犬協会の若い男性。景子の友人の、同じく盲人の女性。景子の両親。そして、何故かスマホまで持っている、すでに他界した、景子の祖母など、多種多彩の面々。

 それに、「ワークショップ」で採用された、演技これからの人々。

 笑いがもれる、取れるシーンは随所に散りばめられており、満席の客席からは、ワハハ、ワハハ、クスッ、ゲラゲラ。

 笑っていないのは、私ぐらいか。

 というのも、人工知能に関しての危うさ、怪しさ、危惧、危険性を物語が進むに従って、あらぬ方向へ突き進む、その想いが、うなりを挙げて、濃さを増して行き・・・・・。

 ああっ! やっぱり!こうなっていったか!なるほど、さて、どうなる!と。

 この先の現実に、起こり得ないとは絶対に言えない。

 そのことは、やはり、各人が観て戴いて、判断して戴けるとありがたい。

 むろん、こんな私だって笑えてしまう「怪演」は、今回もあった。

  この、伊東由美子扮する、今は亡き祖母。

 死に人なので、現世では見えないはずが、そこは摩訶不思議。何でも有りの舞台世界。

 テンポ良く、アドリブかまして、場を一気に盛り上げてゆく伊東由美子。さながら、疾風怒濤の演技力。

 一転二転し、物語のラストは、衝撃的だ!

 受けとり方は、観客ひとりひとり、さまざまのはず。

 上演時間は、休憩無しの、1時間46分。

 娯楽作として観るもよし。社会派エンターテインメントとして、観る、もよしの、もよおし(催し)。

 充分に、楽しめると思います。

 この作品の本当の狙い、ココを見て欲しいなどということは、作・演出の大橋泰彦は、「言いません。お話ししない主義なので、すいません」と言い切る方。

 なので、あくまで、この記事は、試験的、私権私見です。

 にしても、キャリア浅い、若手新人2人が辞めていっていたことを、今回知った。

 1人は、進藤理恵。演技未経験しては、光るものは確かにあった。容姿も充分。のせいか、客演依頼相次ぎ、おかしな自信を時期早々に身に着けてしまったか・・・・。

 それも、美少女集め大好き、身辺にはべらして、君に役をあげるから、代わりに僕にも、と・・・・するのが大好きの男のもとでも、演じていた。

 やばいなあ、と。

 退団して、所属した先が????なる事務所。

 所属俳優らが無名にも関わらず、そこのオンナ社長が出たがりなのか、ブログを垣間見てのけぞった。

 さらに、当の進藤理恵が演じていたコマーシャル?が、4分余りのド長編。 

 それも、パソコンの宣伝ときた。何ともはや、偶然にしては、奇縁というべきか・・・・。

 いつ流れていたのか、試作品だったのか? 調べたが、今はまったく流れていない。

 このまま消えていきそうな子になった。自称舞台女優は、掃いて捨てるほど、いるしなあ・・・・。

 もう一人の、石沢拓弥(上記掲載写真、柳一至の左側)。

 どこに行ったのか、分からない。演技力はゼロだったが、いまだ自分のチカラを信じて、アルバイトで身をたてながらどこかで演じているのかも知れない。

 果てしない夢を、追い続ける。それもまた、きらめく青春。

 「離風霊船」としては、随時「ワークショツプ」という、俳優志望の初心者演技訓練の場のショップを開きながら、金銭も得て、今作の様に、来た20人ほどの中から、必要人数を玉石混交、ピックアップして、舞台に上げるというパターンを、しばらく続けていく・・・・・のかもしれない。

 さて、この公演。

 すでに6月24日(土)から開幕しており、このあと、27日(火)午後7時半開演。

 28日(水)は、午後3時と午後7時半開演の、2回。

 29日(木)は、午後7時半。

 そして、千秋楽の30日(金)は、午後6時の開演。

 料金は、指定席4000円。

 「かぶりつき限定ベンチシート」と、「学生割引」は、3500円とのこと。

 当日券、予約申し込みは、劇場のザ・スズナリ ☎03・3359・0516

 時、折りしも、中学生棋士の藤井聡太・四段が、プロデビュー以来、公式戦29連勝を挙げ、すでに不可能な、人口知能棋士「ポナンザ」との対局を熱望する声、しきり。

 その人工知能が、ひとつ間違って、感情を持つと!

 と言うコトを知るには、またとないチャンス!

 さあ、百聞は一見にしかずだよ! 

  

 

 

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« もっか、日本一有名な中学生... | トップ | 日本一有名な中学3年生。藤... »
最近の画像もっと見る

演劇で、時代を撃つ!」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事