英会話リーチアウト 講師のブログ

静岡県焼津市/藤枝市の英会話スクール リーチアウト。講師がレッスンについてや英語情報などを綴ります。

大人の天井

2016-11-26 | 講師N
昨日の夜、

リーチアウトOBの1人で、
まだ就活の報告を受けていなかった子から
やっと連絡がきました。


保育園の先生になるのです。


多分彼女を知る人は

「先生と呼ばれる職業にっ???」

とびっくりすることと思われます。

彼女とは実は因縁がありまして、

今日はそれについて手短かではありつつも
私の講師人生の中での失敗と気づき、いわゆる黒歴史
をここで申し述べたく

少々おつきあい願います。

彼女は、お勉強がそれほど得意ではなく

小学生の頃からリーチアウトに来てくれたので
中学に入っても英語は得意だが
あとの教科は、ふるわず、


よって
中3の時点で

「あとちょっと頑張れば公立に行けるけど
大抵の親御さんはここで心配して私立単願にする」

というボーダーの点数でした。


案の定、彼女は中3の夏過ぎから

「○○高校でいいや」

と私立単願で手打ち!の報告をしてきました。


私はその頃、今のリーチアウト生よりも
格段に消極的で少食で、夢も持たずに安全な道だけ
選んで進もうとする

ゆとり世代

不況時代

のこども達を

なんとかしたい、なんとかしたい、

ともがいてあがいていた頃でして

(今から7年前のことです。今のこども達と明らかに
違いました。その辺はまた改めて)

生徒の進路にいちいち介入する、

ウザい講師になっておりました。

恥ずかしい限りです。

彼女が行こうとする学校に大反対し、

毎週ガミガミ言ってしまったのです。

そして、
ヤンキーになって、早く結婚して、こどもを
3人すぐにもうけるものの、働かないダンナのせいで
頻繁に美容院にも行けず、茶髪が中途半端に伸び
プリン頭で、キティちゃんのサンダルをつっかけ
スエット姿で、雨の日はコインランドリーに行って
こどもを乱暴に叱りつけながら、雑に洗濯物を
処理する。

あんたに待ってるのはそういうイライラ人生。

もう少し頑張れば公立に行けるのだから最後まで
頑張ればいいじゃん!!



思えば本当にトランプも真っ青な偏見に満ち溢れた
大演説を毎回ぶっていたのです。

あゝなんたること。

本人は頑固に「私はそうはならない!」
と言い、毎週バトルでした。

結局、彼女はそのまま私立に行き、

私に顔向けできない、とリーチアウトを
高校入学前に辞めてしまいました。

そりゃそうだ。

私は以来、彼女に対しての言動や、他の子達への
進路相談など

いろいろ経験を重ね、



私はなんつーことをしてきたのであろうか

と深い自責の念に駆られました。

私は彼らに単なる自分の価値観を押し付けてきた
のです。
自分の価値観、それはつまり

自分の持つ範疇だけの知識や理解。

彼らがその通り進んだら、

絶対に私より小さいサイズにしかならない。

私が彼らの天井を低くしていないか。

彼らに大きく大きく羽ばたいて欲しいと
願う一方で

彼らを縛りつけているだけではないかっ。


おおまいがーーーーっ


そこから私の進路指導のスタイルがガラリと
変わりました。

ちょうど、生徒の雰囲気も変わり、
昔に比べ意欲的な生徒が多数集まるようになり

夢を恥ずかしそうに語る彼らに

気持ちを寄り添わせるようになりました。

さて、その私学に進んだ子は、

ある日リーチアウト関係者にコンビニで会い

「先生に会いたいけど、私途中でやめちゃったし
先生の言うこと聞かなかったから怒ってるし」

とおにぎりをツンツンしながら言ったそうで、

関係者の方が「そんなことないよ」と言って
教室まで連れてきてくれて

私と大絶叫しあい「きゃあああああああ」

涙の抱擁で大円団を迎えたのが、高校3年のとき。

私の話は頭のどこかにいつもあったそうで、

しっかり大学に進み、時々連絡もくれ


晴れて


あゝ晴れて、保育園の先生になるのです。

こんな感動ありましょうか!!

しみじみ・・・

彼女は私を恩人と言ってくれますけど
あなたこそ私の恩人なのよ。

ありがとう。感動の報告をありがとう。

親御さんも、お子さんが心配なあまりに、
進路や夢に

「そんなんじゃダメよ」

と口出ししたくなると思います。

でも、言わせてください。

親の敷いたレールだけを進ませると、

親よりダウンサイズ(小型化)します。

そして連鎖的に孫もダウンサイズしていき

5世代後には

しょぼーーーーおおおい子孫しか存在しなくなるでしょう。

こどもは時に突拍子もないことを言いますが、

親の価値観をゴリ推しして、天井を低くして、

と焦らずとも、成長過程で彼らが彼ら自身で
きちんと自分で進んでいけるのです。

そのタイミングを待つ!

一緒に待ちましょうね!!!

と偉そうに言う黒歴史を背負った講師であります。




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