藍こみっ

楽しみな未来へ向けて、昨日と違う明日への一歩

悪意か私利か

2018年01月23日 06時30分31秒 | 日記
自分の公聴会っていつだっけ?と思ってブログを探すと、ほんと1月下旬だったんだなと。

http://blog.goo.ne.jp/re_aiiro/e/e0f45e0df2a0c0a11901da337aea410b

まあこうやってログを拾えるだけでも、ブログを続けている価値があるな(自分には)。

というわけで、自分が博士の頃から10年以上ブログを続けている藍色です(笑)。

最初は友人とゲーセン関連、次に長い研究生活、続いて社会人になって食べ物や温泉などなど、適宜話題の中心は変わってきましたが、長く続けているなーと。

まあこれからも、だらだら続けていくつもりなので、ご贔屓さんがどれほどいるかもはや不明ですが、よしなに☆

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%EF%BD%89%EF%BD%90%EF%BD%93論文で不正認定%EF%BC%9D助教が改ざん、処分へ%EF%BC%8D京大/ar-AAv0E7t?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp

研究関連の日記を書いていたので、併せて時事ネタを。

山中先生が所長を務める京大のIPS研究所で、論文不正があったみたい。

36歳の助教が不正を行っていて、IPS細胞を用いた臨床研究には携わっていないようですが、山中先生も大変だなと。

ポスドクや助教など、ポストがしっかりしていない若手?には倫理観を見守るシステムが必要で、IPS研究所では実験ノートを定期的に収集していたようですが、中身の精査まではしてなかったとのこと(まあ当たり前ですが)。

悪意(と言っていいか悩ましいですが)に対してどこまでシステムを構築するか難しい問題だと思いますが、山中先生は若手の雇用を安定化させたり、スキルに見合った給与体系を模索していたと思うので、そこでこうした不正が生じたのが残念ですね。

とりあえず、記者からの質問で辞任も検討しているか?との問いに、「一番重い辞任も含め、検討したい」と返答したようですが、こんな1若手の不正(しかも、臨床ではない)で山中先生が失脚したり、IPS研究が遅延しないようにと切に思います。

難病に苦しんでいる患者がいて、その治療法を1日でも早く実現したいと毎日歩んでいる研究者がいる。

そんな中で、自分の研究の見栄えやなど私利に惑わされるごく一部のために、全体の歩みが滞らないようにと。。。

それにしても・・・こうやって逸脱する人間がいるから、管理するシステムが複雑になったり、人工やコストがかかる。

もちろん組織としてはそれを是正する必要があるわけですが、それに向き合うのが人の営みなのかなと感じる、今日この頃です。


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