過日、M さまから嬉しい贈り物が届きました。手作りのTシャツとイタリアの塩、
読書家の彼女から、回し読みの 本 。これは早めに返さないと、、、。
**「烈しい生と 美しい死を」 最新版 1400円
瀬戸内寂聴 1922年徳島生れ 作家、僧侶
ほぼ100年前の女性の生きざまを、現在形のごとく書いていて興味深い。 名前は頭の上をかすめる程度で詳しい事実を知らないことが多い。 主にこの本の主要部分を占めている アナキスト(無政府主義者)の 大杉栄 と内縁の妻 伊藤野枝 の生きざまを知り得たことは興味深かったと言える。
2人は 大杉38歳、野枝28歳 (この生涯で彼女は夫との間に2人、大杉との間に5人の子をもうけている)の若さで、共に関東大震災後のドサクサの中、大杉の6歳の甥を巻き添えにして虐殺されている。 (甘粕事件)
その他、岡本一平、かの子 平塚らいちょう、神近市子等赤裸々な、そして自分の信念を世間に堂々と主張しながら生きた女性たちの人間模様が描かれていて今更ながら、人との関わり、複雑さが延々と今につながっている不思議さに気づく。
大杉栄 1885~1923 伊藤野枝 1895~1923
**「利他」 (人は人のために生きる)
偶然、息子が 「読んでみる?」と置いて行った本です。息子は 稲盛さんを。私は 寂聴さんを。得度された人同士の対談。どんなおしゃべりなんでしょう?
帯の裏側に次のように書かれている。
ある老師によると、地獄と極楽は、見た目ではそれほど違いはないという。
どちらにも、大きな釜に美味しそうな「うどん」が煮えており、みんなが1mもある長い箸を持っている。 地獄の住人は、われ先にと食べようとするが、箸が長すぎて自分の口にうまく運べず、他人の箸の先のうどんを奪い合うようになり、結局、みんなが飢えて、痩せ衰えていく。
一方、極楽では、誰もが箸で掴んだうどんを、向かい側の人に先に食べさせてあげている。 だから全員が満ち足りているのだ、、、。
読書家の彼女から、回し読みの 本 。これは早めに返さないと、、、。
**「烈しい生と 美しい死を」 最新版 1400円
瀬戸内寂聴 1922年徳島生れ 作家、僧侶
ほぼ100年前の女性の生きざまを、現在形のごとく書いていて興味深い。 名前は頭の上をかすめる程度で詳しい事実を知らないことが多い。 主にこの本の主要部分を占めている アナキスト(無政府主義者)の 大杉栄 と内縁の妻 伊藤野枝 の生きざまを知り得たことは興味深かったと言える。
2人は 大杉38歳、野枝28歳 (この生涯で彼女は夫との間に2人、大杉との間に5人の子をもうけている)の若さで、共に関東大震災後のドサクサの中、大杉の6歳の甥を巻き添えにして虐殺されている。 (甘粕事件)
その他、岡本一平、かの子 平塚らいちょう、神近市子等赤裸々な、そして自分の信念を世間に堂々と主張しながら生きた女性たちの人間模様が描かれていて今更ながら、人との関わり、複雑さが延々と今につながっている不思議さに気づく。
大杉栄 1885~1923 伊藤野枝 1895~1923
**「利他」 (人は人のために生きる)
偶然、息子が 「読んでみる?」と置いて行った本です。息子は 稲盛さんを。私は 寂聴さんを。得度された人同士の対談。どんなおしゃべりなんでしょう?
帯の裏側に次のように書かれている。
ある老師によると、地獄と極楽は、見た目ではそれほど違いはないという。
どちらにも、大きな釜に美味しそうな「うどん」が煮えており、みんなが1mもある長い箸を持っている。 地獄の住人は、われ先にと食べようとするが、箸が長すぎて自分の口にうまく運べず、他人の箸の先のうどんを奪い合うようになり、結局、みんなが飢えて、痩せ衰えていく。
一方、極楽では、誰もが箸で掴んだうどんを、向かい側の人に先に食べさせてあげている。 だから全員が満ち足りているのだ、、、。
スケッチも素敵でした。
蓮の梅肉炒め今度作ってみます。
寂聴さんもそうでしたが
この時代の女性の生き様は善悪は別にして
現代女性より進んでいましたね。
手作りのTシャツ
garnet様のお友達は
素晴らしい方ばかりで
類は友を呼ぶですね。
Tシャツ すてきですね
今年の フォーラムで タペストリーとか のれん Tシャツに パソコンでプリントしたものを 転写すると いうのを
展示する予定なんだけれど 絵とか字とか 上手に描けると 良いのですが 出来ない
結局 イラストや 写真を探してかな? 今 試作を? いまいちです? 明日から 勉強が?(お遊びだね)はじまります 貴女のように スケッチが 描けたらと?
自分のことばかり ごめんなさい
今まであまり降らなかった雨が
この所、急いで降っている感じですネ
今日も夕方から降るらしくて、、、。
共通の趣味があることは話題が
広がることにつながりますね。
お花の好きなcocoaさまも大切な
心の?友と思っています。
私も以前我流で転写を試みました。
何回か練習ですね。
昔ながらの手作りから離れられない
古きを愛する、古い私めですが、今後とも
よろしく~。ホーラム
素敵なプレゼントですね。瀬戸内寂聴さんのご本の
紹介で思いがけく108才まで存命した実母が蘇り、
感無量でした。
2、26事件や関東大震災を身近で経験した母は当時
の世情や政治問題などよく話題にして話してくれました。大杉栄、伊藤野枝、神近市子の事件なども10代の頃興味深く聞いていたのです。
婦人参政権で最初に神近さんが立候補当選したとき喜んでいたことが思い出されました。
平塚らいちょうさんにも近くでお話しする機会があり
タイムトンネルを抜けてきた思いです。私も年を取ったものですね。烈しい生と美しい死を読んで母をしのびたいです。ありがとうございました。
雷鳥は大変な美人だったのですってね。
女性解放のために立ち上がった一人として
そして、小説家でもあって、「青鞜」を通して
お互いの主張を、議論を、そして恋文さえも
掲載するのは今じゃ考えられませんね。
お母さまは時代の生き字引だったのですね。