華氷〜はなごおり〜

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

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お久しぶりです

皆様こんにちは。

今日久しぶりにブログを再開します。

そのブログを再開するにあたり、まずはさる3月11日に起こった東日本大震災と、
先日の台風12号でお亡くなりになられた方々、被災された方々にお悔やみ申し上げます。


・・・思えば私がブログを休止してから早いもので、もう7か月が経過しました。

その間、当ブログの読者様であった大半の方々はここから離れていかれたことと思いますが、
それでも時々覗くとナゼかいつも百数十人前後の方は常時訪問して下さってたので、
私としてはそれが嬉しいような不思議なような、ちょっと複雑な気分になっておりました。

一方で、世間では先程も申し上げた東日本大震災という、
未だかつて日本人が経験したこともないような未曾有の大地震に伴う津波と原発事故が起こり、
以後は毎日信じられないような映像や風評が巷にあふれ、
そのことによって物事の価値観や見識に明らかな変化を起こした人もいれば、
未だ揺らぐ足元に先行きの不安を払拭出来ない人もいることと思います。
(現についこの間は台風12号による甚大な被害が出たところですし)


で、そんな私はと言えば、
震災後2,3か月はご多聞にもれず、
世の皆様と同じように日々悲しみとやるせなさで打ちひしがれておりましたが、
距離的にはさほど影響を受けない地域に住んでいたためか、
段々テレビの画面で繰り返される悲惨な状況と、
現実今自分が生きている空間の余りの(見かけ)平穏っぷりにどこか罪悪感とゆーか、後ろめたさを感じながら過ごしていくようになっていました。

ただ、個人的には2月からかねてより宣言していた仕事を再開していたため、毎日を子育てと仕事で忙殺され、それこそブログなんか手をつけるヒマも体力もなかったし、
その上ダンナがこの8月から転勤で大阪に行くという大変動があったので、
家庭的にはけっこー、ハードっちゃあハードだったんですけどねー

けれど、こうして字面にすると大ごとに見えるその大変動も、
私の中ではさほど重大なことではなかったのか?
(事実、転勤を聞かされた時、割と平然と「行ってくれば?」と言い放ったので、
ダンナには「お前が真っ先に反対すると思っていたのに〜〜」と言われる始末^_^;)
震災に胸を痛めながらもその後は割と粛々とゆーか、淡々とこれまでの事象を受け入れられて来たのが、ある意味図太くもあり冷淡だな〜と我ながら思うも、
それが加齢による防衛反応なのか、それとも元の性格がそうだったのかはわからないけれど、

長い人生、過敏に反応してばっかいたら神経もたないもんネと開き直った、

そーゆー鈍感力?みたいなものを身につけたことは、そうそう悪いことでもないんじゃないだろーか、
と思う今日この頃で。
(きっと、こーゆー風だから友人からも「絶対ウツにはならない性格」と言われるんだろう^_^;)



――とは言え、
そんな鈍感力を持ってしても私の中で未だわだかまっていたのが大輔氏のことなんですねー
(スンマセン、最近どーも彼のことは今まで読んでいた『くん』付けでは呼べなくなってしまった
ので、今後は大輔氏と呼ばせていただくことお許しいただきたいm(__)m)

いえ、でも、彼に対する表向きの執着心はあれ以降さっぱりなくなってきてるんですよ。
だって、ぶっちゃけあれほど期間を空けず行っていたアイスショーも今年は PIW、DOI、THE ICEどれも行ってないし、
今回大輔氏のINが決まったFOIも、去年までは何をおいても絶対行くべき!!とブログでもひときわ声高に叫んでいたのに、
今年は新プロ情報が事前までカケラも入って来てなかったせいでちょっぴり悩みはしたものの結局行かなかったしネ。
(そーいえば、あの2冊の本も結局買ってないなァ。そして、DVDに至っては未だに未開封^_^;)

多分今季に限ってはJOもNHK杯も全日本も行く予定は全くないと思う。



それだけ、冷めてしまった。カナシイことに。



だけど、それなのに、人間っておかしなもので彼の情報だけは求めてるんですよ。

動向だけは毎日欠かさず追っている。

そして、あーだこーだと自分の中でその情報をこねくりまわしては、
いつも自分を正当化し納得出来る形に作り変え、取りあえず平静を装ってたよーな気がします。


これって、相当ねじくれてますよね


・・・でも、そうやって誤魔化すしかなかったんだろうなァ。私的に。

だって、悔しいじゃないですか。
一人の人間にここまで千千乱されるのって。


だから、別れた男に対するみたいに、

あなたに未練なんかないわよ、フン!

と無視を決め込んでスマートな生活を送っていたかったのかも知れない。



――しかし、そんな涙ぐましい努力も煩悶も、
彼の新プロをつべで観た瞬間、全部ぶっ飛んでしまいました。



ああ〜〜〜、
どうして彼はこう、
いつもいつも私のドツボをついてくるんだろう!!(>Д<)



いえ、でもね、
最初、ニュースのカケラ映像で観た時は音楽もあまりよく聞こえなかったし、
ステップも平凡な感じがしてあんまりピンと来なかったんですよ。

ところが、つべでフルで何度も繰り返して観ていく内に
段々ハマるようになっちゃって。

まず、なにがいいってあの楽曲がいい

Azam・Aliの『In the garden of souls』でしたっけ?
(曲自体は『Seremony of Passage』とか、『Savdama』とかを重ねて?ある感じですよね)

あのシタールの音色と太鼓の音が独特なリズムを織りなすオリエンタルな楽曲は、
水津さんのナディアやゆかりんのリトルナーレ、
メリチャリのインドプロなどが大好きな私にとってはまさにどストライクな選曲だし、
中東っぽいけど、どこかインド風なところもあるなァと思ってたら、
アザム・アリってイラン生まれのインド育ちと聞いて超納得。
(しかも太鼓のリズムは日本っぽくって、すごく親和性がありますよね)

そして演技は、中東の砂漠に吹きつける風のごとく、
強く、淀みなく、激しく躍動的で、
尚且つあの原始のリズムに身を委ねて踊る感じがまるでシャーマンの儀式のようでもあり、
すごく神秘的

彼はここ数シーズンどちらかというとハデでケレン味の強いプロを滑って来てたので、
今回ああいうシンプルで余計なものを一切そぎ落としたかのような滑りをすると、
まさにその滑りの良さとリズムを体だけで表現してしまう天性のようなもののすごさを
改めて実感させられてしまいますよねー。

そして、それはリヨンでのスケーティング練習で更に磨かれて来たんでしょう。

最初観た時、以前にも増してスピードに乗ったその余りにもスムーズで滑らかな滑りに、目を奪われましたもの(笑)



――それにしても・・・(ホウッと溜め息)

あのリズムだけのような楽曲の編集で、あそこまで世界観を醸し出せるのは
やはり大輔氏ならではだなァと。

多分、他の並のスケーターがあれを滑ったら、
極めて退屈で平凡な演技にしかならず、きっとあの音楽も早々にBGM化することでしょう。

そういう意味では、ウィルソンの振り付けはさほど凝っているものではないし、
きっとあのステップも大輔氏にとったら今までのスワンやeye、マンボに比べて、
割と楽なんじゃないかと思います。
(あれをみやけんメイドでやったら、もっと凝った細かい振りが入るように思う)

でも、そうは言ってもいつの間にかドヤ顔アピールが常になってしまっていたここ最近の彼にとって、
今回のような、自己を“無”にして滑るようなプロっていうのは、
(しかも無にしつつも世界観を醸し出さなきゃならない演技って)
まるで『ガラスの仮面』の北島マヤがその昔、
己を無にするために課せられた人形の役のように、案外難しいんじゃないかなーと思ってみたり。
(スイマセン、またもやガラかめネタでm(__)m


個人的にツボな場面は以下の通り。

まずは、最初のスピンが終わった後の顔なでから手をカメハメ波するところ、

あと、ルッツ終わってから片膝撫でながら滑り、
のけぞった後クルッと回ってキャメルからドーナツスピンまでの流れが、
まるで異空間に連れて行かれそうなくらい神秘的でゾクゾクします
(だからこそ、ここはスピンが肝!!)

それから、ステップに入るところの太鼓の「ダダダダン ダン!」に合わせた首の動きや、
半ばで一旦止まって上半身を前後に動かすところと、その後の手の動き、
ステップ後半のツイズルした後の緩急の付け方なんかが、
大輔氏にしか出来ないリズムの捉え方でめっちゃスバラシイ

首ぐるんぐるんが多いのもなにげに嬉しかったりしますよねー
(なんか、体のしなりも戻って来た感じ?)
冒頭とラストのポージングが一緒なのも意味ありげで、よりプログラムを深淵にしてると思います。


ジャンプやスピンなどの各エレメンツについては、
春にボルトを抜いて他の選手よりも練習が遅れてるでしょうから精度を上げるのはこれからとはいえ、
あのプロに4-3が入ったらものすごく見応えのあるプロになりますよね!

それこそ、場内を圧倒出来るほどの異空間を存在させられるんじゃないかしらん??



うう〜、オラ、ワクワクしてきたど(>▽<)!!



ただ、衣装に関してはもう少し改変を希望。

今のも中東の民族衣装っぽくて嫌いではないけれど、
シンプル&ストイック路線でいいんでもうちょっと風になびくヒラヒラと、
アラベスク模様の糸繍なんかが全体に欲しい感じ。


ま、これはあくまで私の好みですけどね。




――と、

ここまで書いてきて改めて思うのは、
やっぱり私って、つくづく大輔氏の滑りが一番好きなんだなーということ。

まだ彼に対する不信感は残ってるし、疑問も解消しているわけではありません。

震災が起こってワールドが東京からモスクワに移り、で、結果があんな風になって、
きっとあれで彼の中でも何かが大きく変わったからこその現役続行発言であったんでしょうけど、
それを聞いた時でさえ私は不信感の塊でしたから。
(ただ、あの悲愴な決意にはちょっとグッと来ましたけど)

でも、それなのに、そんな風だったにも関わらず、
ここに来てひとたび彼の新たな滑りを観た途端、そんなわだかまりはどこかに吹き飛んでしまい、
彼のスケートの所作、身のこなし、表情、醸し出す空気感、
そして観る者の想像をどこまでも掻き立ててくれるあの表現力に、
またもや有無を言わさず惹きつけられてしまった。

その、余りの吸引力に私はもう、力なくひれ伏すしかないとゆーか、
結局スケートに限らず何かが人を惹きつけてやまない魅力っていうのは理屈じゃなく感性の部分なので、その感性の部分で私が大輔氏を求めるのはもう性(さが)なんだと(笑)


今回のことでそう、観念した次第。



 
・・・ああ、
なんか、ムカつくなァ(笑)




わかっちゃいるけど、ムカつく。



なので、せめてものささやかな反抗ではないけれど、
今後ブログを再開するにあたっては、大輔氏の記事に関しては演技のことしか書かないことにします。

オフアイスのことやパーソナルな情報は演技に関係あるもの以外は一切なし、
つまり“萌え禁止”であります(出来るかなー!?

レポも時間的な労力の関係から多分当面出来ないと思うので、
それらを楽しみにして下さってた方々には申し訳ないですが、
よそへ移っていただいた方がいいかも知れません。

そして、そうなるとおそらく大輔氏の記事だけでは持たなくなるでしょうから、
今後はブログも新装開店してこちらから、スケート以外のカテゴリでもいろいろ書いていこうと思っていますので、
興味のある方はそっちを覗いてみて下さいね

幸い、今の私には大輔氏以外にも新たなお気に入りが出来たことだし、
そういう意味では彼ばっかり偏愛せずに済むのでいいかも!?

ピートファンの方も、引き続きそちらでお待ちしております



ではでは、
“華氷”での記事UPは今回で終了させていただきますね。

永らくのご愛顧ありがとうございました。

ご縁のある方は、リニューアルブログ“fragments”でお会いしましょう。






                               YONOHA

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