忙しくてここに記録する機会を逸していたが、娘はあれから、
いつぞやの塾の1月下旬の選抜テストに何故か運良く(殴)合格できたので、
この3月から、いわゆる中学受験用の塾というものに行くことになった。
全国転勤があり、いざ中学進学のときにはどこに住んでいるか予想できず、
したがって志望校も全く決めようがないといういい加減な状況で、
塾だけ行ってこの先、どうなるんだ?と私は疑問があるが(^_^;、
「子供が学科の勉強するのは、良いことである」
という主人の言に従い、とりあえず行ってみることになった。
まあ、中学受験塾というものに在籍するのは今しかできないことだから、
その実態がどんなものか、これを機会に覗いてみるのも良かろう。
そして本当に学校の成績でも上がれば一石二鳥、
・・・と正直、期待しないではないが、世の中、そんなに甘くないか。
ところで、この塾で貰った入試資料を眺めていたとき、
最近は、合格発表が各学校のHPでも見られる、
ということを私は初めて知った。
相前後して、昨日、遊びに寄った某日記サイトでも、
お嬢さんの大学入試結果をネットで確認、という話題が出ていた。
そうか。世間は既にそういうことになっていたのか。
インターネットによる合格発表はいろいろな形式があり、
個別に自分の受験番号や暗証番号を入力して合否を調べるものや、
合格者の受験番号一覧がPDFファイルの形式で公開されているものなど、
各学校によって多少、異なっているようだ。
だがいずれにせよ、ネットでの発表というのは決して特別な話ではなく、
全国でももう、かなりの数の学校がこの方法を採用している
(参考:2005年インターネットで合格発表する国公立大学)。
だったら、学生アルバイトなどによる「合否電報」なんて、
今は需要がないのだろうか(^_^;)。
私は高校受験では苦労していないので(広島のド田舎の県立高校で、
常に定員割れだったから、受験さえすれば必ず合格だった・爆)、
発表でドキドキしたのは大学受験だけなのだが、これまた、
掲示板の前で祈り手状態で自分の番号をさがす、
という経験をしたことがなかった。
なぜなら(不)合格を見るためだけに東京くんだりまで出かけるのは、
時間的体力的経済的に、どうにも無理があったからだ。
しかし合否通知は郵便で、数日はかかるから、待つのも辛すぎた。
それで、試験当日、会場前で客引きしていた合否電報屋さんに、
発表があったらすぐに、電報を打ってくれるよう頼んだものだった。
そういえば昔は、
「サクラ サク」「サクラ チル」
などという、それなりに味わい深い優雅な電文があった。
奈良女に合格した知人のは「ダイブツ ホホエム オメデト」、
北大を受けて落ちた友人のは「ツガルカイキョウ ナミタカシ」。
他に聞いた話では、早稲田に受かったら「イナホ ミノル」、
慶応合格なら「福翁ホホエム」、
下関水産大に落ちたときには「フグ毒アタル」、
鹿児島大不合格だと「サクラジマ 不発」、
などというのもあったようだ。
私のは
ホケツ
という、とりつく島もないものだったけど(T.T)。
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