昨日のお昼は、A中クラス役員のお母さん方で集まって、
某カフェで、文化祭バザーの反省会および打ち上げをやった。
バザーの流れをもっと良くするために、いろいろな意見が出されたが、
笑ったのが、「不思議な商品ほど、早く売れた」という証言だった。
値付けのときに『なんだこれ』『迷惑な』と呆れた品物に限って、
当日は開始直後の午前中のうちに、早々とレジを通って出て行った。
確かに私も、そのうちのいくつかは、金庫番をしながら見た。
大きな声では言えないが、例えばグロテスクな人形とか、
ホトケさんのお姿が描かれた巨大額とか(逃)。
それから、やたらと買い込むお客様には私も遭遇したが、
昨日聞いたところでは、物品管理の係だった役員さんのひとりが、
お客様から、『ちょっと、あれ見といて』と頼まれ、
小山のような荷物の見張り番をさせられた、という話もあった。
しかも、そのお客様はグループで来られていたようで、
とにかく手当たり次第確保し、部屋の隅に置きに来て、また戻り、
最後に皆で集まり、買うものと買わないものに分ける作業など
堂々となさっていたそうだ。
また、食器や大物など、お客様にセルフで梱包をして頂く机のところでは、
後ろに行列が出来ているのに、買ったお皿を一枚一枚、箱から出されては、
「良かったねえ、ええもん買うたねえ」
と吟味していらっしゃる方もあったそうだ。
ほか「ご近所さんらしい常連の女性がいる。毎年、同じ服で来ている」
という、どう参考にして良いかわからない指摘もあった。
ともあれ、今年も無事にバザーが終わって本当に良かった。
役員の仕事は、
「8割がバザー、1割がクラス懇親会、残りは気苦労と雑用」
というのが定説だそうで、それで行けば今年の我々の仕事は、
既に九割方、完了できたことになる。
それで我々の話の行き着く先は、
「来年も、役員、やる?やめとく?」
ということに尽きるのだった。
バザーは忙しかったが、全体としてはなかなか楽しかった、
というのが皆の共通した感想だった。
今のメンバーでやれるのなら、来年も続けたい、
とかなりの人たちが言っていた。私も同じような感想だった。
と、ひとりの役員さんが、言った。
「娘の在学中に合計で4年以上だか5年以上だか役員を務めると、
卒業式の日に親も校長室で表彰されるらしい」
「それは、絶対、やだ!!」
と我々は、声を揃えて、言った。
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