道頓堀プール「東京オリンピックよりは確実に経済効果が出るだろう」(爆笑!)
ハシズムな人と言えばこの人!
久しぶりに堺屋太一氏と維新の合体記事を読みました。堺屋さん、まだ維新応援団をやってたんですねえ。
ハシズムな人々1 大西宏ビジネスラボ、コア・コンセプト研究所代表取締役。「マーケティングの棟梁」。
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「決断の時は今」 堺屋氏、都構想実現訴え
大阪都構想の実現を呼び掛ける堺屋氏=20日、大阪市内 |
大阪日日新聞 2015年4月22日
大阪市を廃止し、五つの特別区を新設する「大阪都構想」の住民投票が27日に告示されるのを前に、経済評論家の堺屋太一氏が20日夜に大阪市内のホテルで講演し「大阪府市の現状は看過できない」として都構想の実現を訴えた。一方、都構想に反対する市民団体は28日に大阪市内で集会を予定するなど論争は広がりつつある。
堺屋氏は2011年に都構想を推進する大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(当時は大阪府知事)との共著『体制維新・大阪都』を執筆。この日は堺屋経済塾主催の都構想説明会で経済人を前にマイクを握り、5月17日の住民投票について「決断の時は今しかない」と訴えた。
一方、市民団体の「明るい民主大阪府政をつくる会」などは28日に大阪市浪速区の府立体育会館で「大阪市なくしたらアカン!府民大集合」の開催を予定。共産党の山下芳生書記局長が講演するほか、政治風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」も参加する。
「明るい-」の前田博史事務局長は、橋下市長の政治手法を「拙速で問題が多すぎる」と批判。「橋下市長が主張する中身には裏付けがなく、現実は180度違う」と主張している。
堺屋太一さんと言えば、作家・評論家・元通産官僚・経済企画庁長官で今も安倍内閣の内閣官房参与。日本での万博開催を提案し、1970年の大阪万博の企画を手がけた奇才です。通産官僚から成り上がる点ではTPPの中野剛志氏や報ステの古賀茂明氏の先輩です。
(大阪市府市統合本部の特別顧問にまだなってる!古賀氏も!!だから経産省の役人って奴は。。。)
そして、上の記事でも書いているように、有名人の中でも最も早く橋下氏に目を付けた人で、二人で「体制維新・大阪都」という本を発刊して、大阪「都」構想を広く世に出した大罪人です。
それよりさらに、後の記事に出てくるように公明党と維新の橋渡しをしたのが最悪でした。
体制維新――大阪都 (文春新書) | |
橋下徹、堺屋太一 | |
文藝春秋 |
さて、この人もご多聞に漏れず、大阪府市統合本部の特別顧問になり、「大阪が儲かる」ための様々なアイデアを出しましたが、道頓堀プールをはじめ、出すアイデア出すアイデアがまさに半世紀近く前の大阪万博の香りふんぷんというんですか。
堺屋さんはその10大プロジェクトを提案したときに
「以上の10大名物は、技術的には解決済みであり、経済性も十分にある。総合計画の下にそれぞれ専門チームを設けて府市各部局の協力体制を整え、採算性と経済効果を検討、「儲かるプロジェクト」として統合する。」
と豪語していたのですが、ご存知の通り、道頓堀プール構想をはじめとして全部が全部ポシャり、現在に至ります。
この点、橋下氏が選んで維新のために働いているのに、大阪の税金で飼っていた特別顧問団の質の悪さを世に知らしめたということでは功績もありました。
そんな堺屋氏をよりによってまた「成長戦略」担当で内閣官房参与に任命した安倍首相もアホか馬鹿かと。
今回は、堺屋太一氏の維新特別顧問としての業績を振り返ってみたいと思います。維新マインドとは何か、往時を偲び、その真髄を味わってください。
橋下大阪市長と下の「体制維新」という共著もあり、昨年の大阪W選挙のときに、公明党との橋渡しをして公明党の自主投票を引き出した、大阪府市統合本部特別顧問の堺屋太一氏が、2012年1月25日、大阪府市統合本部の席上、末尾掲載の意見書で冒頭の
「大阪10大名物創り」
を提案しました。堺屋氏によると
以上の10大名物は、技術的には解決済みであり、経済性も十分にある。総合計画の下にそれぞれ専門チームを設けて府市各部局の協力体制を整え、採算性と経済効果を検討、「儲かるプロジェクト」として統合する。
のだそうです。
橋下徹氏・大阪維新の会と公明党が裏取引 なにが維新の会と既成政党の戦いだ
水戸黄門に出てきそう。
その第1の名物は
2015年道頓堀400周年に合わせて道頓堀浮函幕式2kmプールを造り「2km世界遊泳大会」を開催すると共に、有料遊泳場に供して收入を得る
というものです。
ちなみに、道頓堀川の大腸菌数は高い時で基準の約700倍もありますが、気にしない世界的スイマーも市民もいるはずだ!!
専門家の話では、この計画は、川をプールに作り変えるのではなく、川の上に巨大な家庭用ビニールプールを置くようなイメージになるかも?!ということです。
ギネスブックに載るぞ!全長2キロのビニールプールだ!!そこで競泳だぜ!!!
余ったなにわの名物水道水「ほんまか」を入れちゃえばいいかも!!
橋下大阪市長の大英断 嘘の天然水「ほんまや」生産中止!
FNNがプールの設計や施工を手がける東京・中央区の高橋カーテンウォール工業株式会社に話を聞いてみたところ、プール設計担当の阿部 仁さんは
「(1からプールを造る場合)100メートルで6億円ですから、120億円の設置運用費です」
と語ったそうです。
さらに
「やっぱり責任の所在があるので、(プールの)営業中は監視員をつけなきゃいけない。長い2kmという構想ですから、10メートルに左右1人ずつつけなきゃいけないので、400人の人間が監視をしなきゃいけない」
とのことです。
すげえよ、すげえ体制維新だ!公務員削減の一方で雇用促進!!
今後は、統合本部の担当部会が中心となり、2012年年3月までにたたき台をつくり、6月までに全体の方向性をまとめる予定だそうですが、 大阪府市統合本部の関係者は、
「困っている。アイデアはいいかもしれないが、どうすればいいかわからない。似て非なる案をこちらで考えないといけない」
と語るなど、困惑の声も上がっているということですが、何を言ってるんだバカヤロ、似て非なる案とはなにごとか!
今年、タイガースが優勝したときに、数万人が飛び込めるではないか!
4番目の大阪名物は
大阪府下(大阪市内または堺市)に10,000㎥の映像(ヘクタール・ビジョン)を造る
だって!
100メートル×100メートルの大画面だぜ!(汗)
予算に大なたを振るい得たお金をつぎ込む他の名物は、大歩道橋(名物2)だの、驚愕展望台(名物5)だの、高層マンション(名物7)だの、関空と舞洲を一体開発(名物10)だの、ほとんど公共事業と箱物行政!
公共事業にばんばんお金をつぎ込んで、大阪経済の活性化まで考えている深謀遠慮!!
橋下市長は、この意見書が提案された翌1月26日、この件について
「ああいうことを、目標を掲げてやらないと。ああいうのは、行政の発想では出て きませんから。ヒト、モノ、カネを呼び込むには、やはり、堺屋さんのような発想じゃないと駄目なんでしょうね。ああいうことを、1つでも2つでもやっていこうという1つの目標」
と語ったそうです。
はい?1つか2つはやるの!??
いやあ、橋下氏と橋下維新の会のブレインは実に優秀だ!素晴らしい!!
大阪府市統合本部に結集した橋下市長・松井府知事と特別顧問の無能と無謀
ちなみに、9番目の名物は
咲洲または南港にエレクトロ・ゲーム・センターを造る
やっぱり、カジノだったよ!これか、これをやるのか!?
誰が「儲かるプロジェクト」なんだか。
これまでの大阪の歴史や文化などには目もくれないこの創造性!
いやあ、行政の発想では出てこないどころか、カジノ構想同様、常人には思いも及ばない、橋下大阪都構想の前途は洋々だ!
大阪市を解体する維新の会の大阪都構想は、大阪市の財源を奪ってカジノや土木事業につぎ込むための口実だ
堺屋太一氏の意見書は次の通り。強調部分は筆者。
大阪府市統合本部会議
(1)大阪の都市造りは、過去20年余、総じて成功したとはいい難い。その原因は、
① 選択性が甘くて分散総花的になっていること
② 国際的全国的な知名度の高い名物名所を作らなかったこと
③ 経済性を軽視したため、自律的拡大力を持たなかったこと
の3点にある。いわば、常識的通例に堕し、国際的大都市にふさわしい驚愕性が、乏しかったのである。
(2)大阪都は、880万人の居住する「私の大阪、ふるさと大阪」であると同時に、国際競争に勝ち抜く「世界の大阪」でもある。
従って、「住みたい大阪」=安全、便利、心地よい、と同時に「行きたい大阪」=楽しい、儲かる、やったろう(大阪でやれば全国、全世界に知られる)「情報発信型の大阪」にする必要がある。
前者については府市各局の改善努力の改革と積み上げで達成されるべき事項が多いが、グランド・デザインとして特に重要なのは後者、世界都市大阪にふさわしい世界的全国的名物創りの具体的発想である。
(3)10大名物創り
大阪は定期観光バスも走らなければ「日本の顔」として国際カレンダーに載る名所もなくなった。4年以内に世界的名物となる10大名物を創る。それに入れないものは府市民サービスの水準に留めるべきである。
1)2015年道頓堀400周年に合わせて道頓堀浮函幕式2kmプールを造り「2km世界遊泳大会」を開催すると共に、有料遊泳場に供して收入を得る
2)2015年頃に「大阪都発都記念大博覧会」を開催、そのシンボルに大阪城公園と天満公園を結ぶ大歩道橋を造る
3)御堂筋デザインストリート化。御堂筋全体を美術デザインストリートとし、路面店舗の価値を高める
4)大阪府下(大阪市内または堺市)に10,000㎥の映像(ヘクタール・ビジョン)を造る(CMなどの上映と入場料で維持費を図る)
5)近鉄阿倍野タワーに「驚愕展望台」の設置をお願いする(例えば、メルボルン・タワー)
6)JR大阪駅大屋根の下に「空中カフェ」を再開する
7)北ヤード第2期工事に高層マンションと空中緑地(屋上の桜の山)を実現する(経済性と名物緑地を併用)
8)北ヤード第1期の「ノリッジ・キャピトル」を世界的名物になるように改善する(ビル全体に付加価値がつくような「儲かるアイデア」が必要である)
9)咲洲または南港にエレクトロ・ゲーム・センターを造る
10)関空と舞洲を一体開発、「国際特区」にする
(4)以上の10大名物は、技術的には解決済みであり、経済性も十分にある。総合計画の下にそれぞれ専門チームを設けて府市各部局の協力体制を整え、採算性と経済効果を検討、「儲かるプロジェクト」として統合する。
橋下さんと組んだころにはもうボケてるよね。
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大阪都構想が日本を破壊する (文春新書 1020) | |
藤井聡 | |
文藝春秋 |
ご存知、橋下徹大阪市長の天敵、藤井聡京大教授による大阪市解体反対の最新刊。
どうなる大阪: 「都」になれない都構想 | |
平松邦夫 | |
せせらぎ出版 |
これもご存じ、橋下維新の会の宿敵、平松邦夫前大阪市長による大阪市解体反対の最新刊。
冨田 宏治、 森 裕之。関西学院大教授らによる大阪解体分析、最新刊。自治体研究社刊。
橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ (中公新書ラクレ) | |
吉富有治 | |
中央公論新社 |
大谷昭宏事務所所属の気鋭のジャーナリストによる橋下ウォッチング最新刊。
2015.1.30 11:40 産経新聞
堺屋太一氏発案の「道頓堀プール」計画断念 計画縮小も資金不足
大阪・ミナミの道頓堀川に全長約800メートルのプールを設置する「道頓堀プール」について、準備会社が計画を断念したことが30日、関係者への取材で分かった。道頓堀川開削400周年にあたる今年6月の開業を目指していたが、設置費約30億円の資金集めが難航したほか、川で運航する観光船業者との調整がつかず、会社側が29日に出資者らに計画断念を伝えた。
計画は大阪府市特別顧問で内閣官房参与の堺屋太一氏が発案した。テント生地で造った箱形プールを川に係留する方式を想定し、地元商店会関係者らが1400万円を出資、平成25年4月に会社が発足した。
だが、運営企業が見つからず、昨年10月に当初計画の10分の1規模に縮小した約80メートルで今年8月に開業する方針に変更。資金繰りもつかず、プール設置で運航できなくなる観光船業者との調整がつかなかったため、大阪市は今月、会社が提出していた河川の占用許可申請を不許可とした。
会社は、別の400周年記念イベントを検討する。
2015年3月25日(水)
異議あり 大阪市解体
フリーマーケット社社長・政治団体「民意の声」代表 浅野秀弥さん
現場知らんで何いうてんねん
「私が橋下徹(大阪市長、大阪維新の会代表)をつくった張本人。申し訳ございません」「引っ張り出した以上、責任を持って退場させなければなりません」という浅野秀弥さん(フリーマーケット社社長、政治団体「民意の声」代表)に話を聞きました。(渡辺健)
ぼくが「赤旗」の取材を受けることになるとはねえ。
裏切ったのは誰
2008年1月の大阪府知事選。2万%出馬はないという橋下さんを8時間かけて説得しました。
太田房江府政ではもうあかん。改革も何もできない。だれかさがそうという機運があった。自民党にも公明党にも。結局、堺屋太一さん(作家・評論家、元経済企画庁長官)が連れてきたのが橋下さんです。
弁護士で、「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)などテレビにもよく出ていて、知名度もありましたからね。
堺屋さんとは35年来のつきあい。私はイベントのプロデューサーで、堺屋さんとは、よう博覧会などをいっしょにやっていました。
ぼくが橋下さんを知事候補にくどいたときは、自民党と公明党が一体になって大阪のためにがんばってくれると思っていた。ところが、橋下さんは、他人のいうことを聞かない。対立型で協調型ではない。自分の権力や利権を守りたい。
いわゆる「大阪都」構想には反対だという公明党を、橋下さんは「裏切った」というけど、一番裏切っているのは誰やといいたい。
ぼくは、よく言うんです。イベントのためのイベントはやるな。彼は「都構想のための都構想」。何をやるんや。
大阪市という政令市をなくして五つに割る。新庁舎建設だけでばく大な金がかかりますよ。特別区の自主財源は限られる。これで住民サービスができますか。
「大阪都」構想は大阪の成長となんの関係もありません。大阪府立体育会館は相撲やってるやないですか。市立体育館いりますやん。「二重行政」と違います。夢洲(ゆめしま)にカジノつくってどうしますねん。アジアにはカジノがたくさんある。日本にはパチンコとかこんなにギャンブルがあるのに。
地下鉄売るとか。あほちゃうか。黒字でっせ。文楽という文化をなんで守らへんの。補助金カット、カットいうて、現場知らんで何いうてんねん。
首相官邸まで動いて、「都」構想に反対していた公明党を住民投票賛成に変えさせたのは、安倍首相が「憲法改正」で維新の協力が得たいからでしょう。私は「自主憲法」をつくるべきだと思っています。共産党と意見が違います。そやけど、大阪市をなくすかどうかの住民投票を「憲法改正」の国民投票の「予行練習」(橋下市長)にされたら、たまらん。
ふるさと歌おう
私が代表の「民意の声」は「大阪市がなくなるで!えらいこっちゃの会」と共同して28日午後0時30分、中之島公園女神像前に集合してパレードをします。右も左も関係なく一人の住民として参加していただきたい。黙っていたら、大阪市がなくなりますよ、あなたのふるさとがなくなりますよ、それでいいんですか、という思いを込めて「ふるさと」を歌いたい。みなさん、歌いにきませんか。
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夕方のキャストとかいうおバカ番組で取り上げてましたよ、打ち上げた当初に。なぜか番組では盛り上がってましたが。
それを見た私は、コイツらアタマおかしいんじゃねーか、と当時視ていて思ったわけですが、
やはりアタマおかしいプランだったのですね。
橋下信者ってこういう「功績」みて何を感じるんですかね
ふつう、コイツらどこかズレてんじゃねーのか、これだけズレたことやってんなら他のことでもズレたことやってんじゃねーのか、くらいは思い至るとおもうんですが、、
ふつう、ならですが。
一時は安倍を維新の親分にと担ぎ出そうとした橋下ですから、古賀さんはその辺りは明確にしないとね・・。
○それと、これ殆ど全部が大阪市関連のプロジェクトですよね。一つだけ言い訳程度に堺がかすってますけど。
○橋下もそうですけど、大阪市にしか関心が無いみたいですね。田舎は「お呼びでない」って感じですかね。
○堺屋さんらしく「博覧会」ってのも入ってますけど、万博以降の博覧会って全部赤字じゃないですか。
○あ、本気と分かるのが一つ入ってますね。エレクトロ・ゲーム・センター、これはカジノですもんね。
そんなアンテナ張れる人がいるなら、そもそも都構想なんて成立しない気がするわ。
それ以前に維新なんてとうに消え去っとるハズ
あれで最後織田総理が暗殺されたって分かり難いですよ、ジャンプの駄作の打ち切りエンドレベルです。