
娘未来の曾祖母スエノに殉ずるように、我が愛車アルファ・ロメオ156(2002年製造)が、お釈迦様の下へ旅立った。
長所
1 F1みたいなセレスピード(ハンドルのところにボタンがついていてギアチェ ンジが手元のボタンでできる)
2 スパーキーエンジンといわれるエンジンの音が最高に軽快
3 エンブレムが立派(ヴィスコンティ家の紋章だって)
・・・自動車としての基本性能に全く関係がない・・・
愛車のニックネームは、スパーキーちゃん。
でもさ、4万5千キロ乗って、取り得はこの3つしか発見できない。ちっきしょう、フィアットめ、名誉毀損で訴えるなら、訴えて見やがれ。こっちはいくらでも証拠資料があるぞ〜〜!
だいたい、買ったその年、(表現が難しいのだが)高速に乗ったとたん車の裏底のパイプ(金属性土管?)が外れて、金属のでっかい換気パイプもたいなんを地面にずるずる引きずって走らなあかんって、どういうこと?!
百歩譲ってそのときは走れたよ。高速から脱出したよ。
でも、何年か後、でかい交差点を右折中に、エンジンが停止するってどういうコンセプトなん?
ウィンドウズの緊急停止の自動車版?
机上じゃなく路上でやったら死ぬ、死ぬ、死ぬ!
運転席で呆然としながらJASだかJALだかJACだかに連絡してさ。交差点でハザードたいてさ。交差点の真ん中で駐車してたの。
行きかう車両のみなさんの冷たいというより、興味深げで暖かい目線が痛い!
そして、今日、とうとう、とんでもないことが起こっちまっただよ。
義理の祖母の告別式。
昨日書いたように、すんげえ大事な日なんだよ、オレにとってはさ。
そして、葬儀会館に向かうべく、俺の使命として、義母に後部座席に乗っていただいていたの。
実母を失ったばかりで悲しみにくれる義母。。。
オレはこの上なく慎重な運転で、後部座席に義母を乗せて葬儀会館に向かっていたんだよ。
そ、そしたら、急にブレーキが全く利かなくなった!
ブレーキ踏んでも踏んでも止まらない。
ミラー越しに、ソフィーと目があっちまったよ。
その前から安全運転のうえに交差点が見えていたんで、スピードはそれほど出ていない。
「おかあさん、申し訳ないのですが、乗っているとかえってあぶないので、気をつけて降りてください」と、オレがいい終わる何秒も前に義母は消えていた。「かあさん」とお呼びしていた人、あの人は、自分の娘の夫をひとり残して消失した。
ヒマラヤで鍛えた野性の勘ってやつ?で、重大な危険を察知した義母は、目にも留まらない速さで、後部座席のドアをあけて脱兎の如く走っていってしまったんだよ(まず、雪男がヒマラヤで見つかることはないな)。
のこされたのは。
この車を24回も擦って修理してきたオレと、お前だけさ、スパーキー。
オレ達、なんで出あってしまったの。
デミオで、オレ、よかったのに。
と感慨にふける間もなく前方から、また新しい「出会い」だよ。
交差点を曲がったら、うちの車線約100m前方にトラックが違法駐車しとうだに!
もう一度、ブレーキを踏んだ。もう、この際、ハンドルの下を視認して、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでるんじゃないか、ということまで調べたさ。
ちゃんとブレーキ踏んでた。
トラック、停車したまま。追突は必至だ!!
しかも片道2車線をトラック占拠。通り抜けはできない。逆に対向車線は2車線びゅんびゅん状態。あっちに逃げたら、トラックの後部に追突で鞭打ちですむはずが、即死になっちまうよ。
さあ、あなたなら、この危機をどう回避しますか。
まさか、義母みたいに車降りるなよ。運転手がいなくなるだろ!
それにあれはホモ・サピエンスには無理な技だし。
ヒント
さすがにアクセルをずっと踏まないできたので、時速は20キロくらいに減速していました。
こたえはすぐ書くのが惜しくなったので、いずれ書きます。まだ、現実にあった事件と思えないし。
少なくとも、「動いているものには擦らない」という、オレの記録は更新しましたぜ。25回目だ。
もう、絶対、廃車にしてやる!

















私ならローに入れてエンジンブレーキガンガンにして,サイドブレーキ。そうやって,歩道にがりがりに擦り停止する。
でも,お義母さんおりた後,乗り続けたのは,なかなか勇気ありますね。
頭パニックになってるときのさらなるパニックって,ボディブローのように後で効いてきますよね。お気をつけて。イエティさんにもよろしくお伝え下さい。