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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

児玉龍彦東大教授 満身の怒り! 参考人説明 衆院厚労委員会

2011年08月02日 | 福島原発事故

 

 

中日春秋

 「七万人が自宅を離れてさまよっている時に国会はいったい何をやっているのですか」。火を吐くような気迫に衆院委員会室は静まり返った。先週、厚生労働委員会に参考人として呼ばれた東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授の発言だ

▼教授の試算は衝撃的だった。福島第一原発の事故で漏出した放射性物質は広島原爆の約二十個分。一年後の残存量は原爆の場合、千分の一に減るが、原発から出た放射性物質は十分の一程度にしかならないという

▼福島県南相馬市で自らが手掛けている除染活動を通じ、内部被ばくから子どもを守ろうとする責任感が伝わる発言だった。国会の怠慢を厳しく批判する先には、動きがあまりにも鈍い国への憤りがある

▼細野豪志原発事故担当相は日本記者クラブでの記者会見で「除染作業こそ国家的プロジェクト。福島の皆さんに希望を持っていただける」と語っている。今後、除染作業が兆単位の公共事業になるのは間違いない

▼児玉教授は、民間の技術を結集し直ちに国の責任で除染研究センターを設置するよう求めた。避難住民を無視した利権まみれの公共事業にしてはならない

▼「人が生み出した物を人が除染できないわけがない。福島におけるセシウム除染は、次の世代への日本の科学者の責任である」。教授は医学雑誌にそう記した。学者の良心に希望を感じる。 

 

上の記事でも触れられている国会証言で注目の東大アイソトープ研究所の児玉先生の論文です

http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/ayumi/free_pdf/10952.pdf

 

 

 

 

 では、まさに満腔の怒り!

2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会 

「放射線の健康への影響」参考人説明より 

 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163&media_type=wb

スライド

http://www.slideshare.net/ecru0606/ss-8725299


(文章起こし) 次に児玉参考人にお願いいたします

 私は東京大学アイソトープセンター長の児玉ですが 3月15日に大変に驚愕いたしました
私ども東京大学には27か所のアイソトープセンターがあり 放射線の防護とその除染の責任を負っております
それで、私自身は内科の医者でして東大病院の放射線の除染などに ずっと、数十年かかわっております
 3月15日に、ここの図にちょっと書いてあるんですが 我々最初に午前9時ごろ東海村で5μシーベルトという線量を経験しまして それを第10条通報という文科省に直ちに通報いたしました
その後東京で0,5μシーベルトを超える線量が検出されました
 これは一過性に下がりまして 次は3月22日に東京で雨が降り、0,2μシーベルト等の線量が降下し  これが今日に至るまで高い線量の原因になっていると思っています
 それでこの時に枝野官房長官が 「さしあたって健康に問題はない」という事をおっしゃいましたが  私はその時に実際はこれは大変な事になると思いました
 何故かというと 現行の放射線の障害防止法というのは 高い線量の放射線物質が少しあるものを処理することを前提にしています
この時は総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります

ところが今回の福島原発の事故というのは
 100キロメートル圏で5μシーベルト
 200キロメートル圏で0,5μシーベルト
 さらにそれを超えて足柄から静岡のお茶にまで及んでいる事は 今日みなさん全てがご存じのとおりであります
我々が放射線障害を診る時には、総量をみます

それでは東京電力と政府は一体今回の福島原発の総量がどれくらいであるか はっきりした報告は全くされておりません
そこで私どもはアイソトープセンターのいろいろな知識を基に計算してみますと まず、熱量からの計算では広島原爆の29,6個分に相当するものが漏出しております

ウラン換算では20個分の物が漏出していると換算されます
さらに恐るべきことにはこれまでの治験で 原爆による放射線の残存量と原発から放出された者の放射線の残存量は 一年に至って原爆が1000分の一程度に低下するのに対して 原発からの放射線汚染物は10分の一程度にしかならない
つまり、今回の福島原発の問題はチェルノブイリと同様 原爆数10個分に相当する量と原爆汚染よりもずっと多量の残存物を放出したという 事が まず考える前提になります
そうしますと、我々システム生物学というシステム論的にものを見るやり方でやって いるんですが 現行の総量が少ない場合にはある人にかかる濃度だけを見ればいいのです
しかしながら、総量が非常に膨大にありますと これは粒子です
 粒子の拡散は非線形という科学になりまして  我々の流体力学の計算でも最も難しいことになりますが 核燃料というのは要するに砂粒みたいなものが合成樹脂みたいな物の中に埋め込まれています
 これがメルトダウンして放出するとなると 細かい粒子が沢山放出されるようになります
 そうしたものが出てまいりますと、どういうようなことが起こるかが 今回の稲藁の問題です
たとえば、岩手のふじわら町では稲藁57000ベクレル/kg
宮城県のおおさき17000ベクレル/kg
南相馬市10万6千ベクレル/kg
白河市97000ベクレル/kg
岩手64000ベクレル/kg
ということで、この数字というのは決して同心円上にはいかない
どこでどういうふうに落ちているかは
その時の天候、それから、その物質がたとえば水を吸い上げたかどうか

それで、今回の場合も私は南相馬に毎週700?行って 東大のアイソトープセンター、現在まで7回の除染をやっておりますが 南相馬に最初に行った時には1台のカウンターしかありません
農林省が通達を出したという3月19日には 食料も水もガソリンも尽きようとして 南相馬市長が痛切な訴えをウエブに流したのは広く知られているところであります

 そのような事態の中で通達1枚出しても誰も見る事が出来ないし誰も知ることができません
 稲藁がそのような危険な状態にあるという事は全く農家は認識されていない
 農家は飼料を外国から買って、何10万と負担を負って  さらに、牛にやる水は実際に自分たちと同じ地下水を与えるようにその日から変えて います

そうすると、我々が見るのは 何をやらなければいけないかというと まず、汚染地で徹底した測定が出来るようにするという事を保証しなくてはいけません 

我々が5月下旬に行った時先ほど申し上げたように1台しか南相馬に無かったというけど 実際には米軍から20台の個人線量計がきていました 

 しかし、その英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて 我々が行って教えてあげて実際に使いだして初めて20個の測定が出来るようになっている
 これが現地の状況です

そして先程から食品検査と言われていますが ゲルマニウムカウンターというものではなしに 今日ではもっと、イメージングベースの測定器というのが遥かに沢山、半導体で開発されています
 何故政府はそれを全面的に応用してやろうとして全国に作るためにお金を使わないのか
 3か月経ってそのような事が全く行われていない事に 私は満身の怒りを表明します


第2番目です
私の専門は小渕総理の時から内閣府の抗体医薬品の責任者でして 今日では最先端研究支援というので30億円をかけて抗体医薬品にアイソトープを付 けて癌の治療にやる すなわち人間の体の中にアイソトープを打ち込むという仕事が私の仕事ですから  内部被曝問題に関して一番必死に研究しております
そこで内部被曝がどのように起きるかという問題を説明させていただきます
 内部被曝というものの一番大きな問題は癌です
 癌がなぜ起こるかというとDNAの切断を行います
ただし、ご存じのとおりDNAというのは二重らせんですから
二重らせんの時は非常に安定的です
これが、細胞分裂をする時には二重らせんが一本になって、2倍になり4本になります
この過程のところがものすごく危険です
そのために、妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖が盛んな細胞に対しては放射線障害は非常な危険をもちます
さらに大人においても増殖が盛んな細胞 たとえば放射性物質を与えると髪の毛、それから貧血、それから腸管上皮のこれらはいずれも殖分裂が盛んな細胞でして >> そういうところが放射線障害のイロハになります

それで私どもが内部に与えた場合に具体的に起こるので知っている事例を上げます
これは実際には一つの遺伝子の変異では癌は起こりません
最初の放射線のヒットが起こった後にもう1個の別の要因で癌の変異が起こるという事 これはドライバーミューテーションとかパッセンジャーミューテーションとか細かい 事になりますが それは参考の文献を後ろに付けてありますので それを後で、チェルノブイリの場合やセシウムの場合を挙げてありますので それを見ていただきますが
 まず一番有名なのはα―線です
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいるというのを聞いて、私はびっくりしましたが
 α―線はもっとも危険な物質であります
それは トロトラスト肝障害というので私ども肝臓医はすごくよく知っております
ようするに内部被曝というのは先程から一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが そういうものは全く意味がありません
 I131は甲状腺に集まります
 トロトラストは肝臓に集まります
セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります
これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディースキャンやっても全く意味がありません

 トロトラストの場合の、このちょっと小さい数字なんで大きい方は後で見て欲しいんですが これは実際に、トロトラストというのは造影剤でして 1890年からドイツで用いられ1930年ごろからは日本でも用いられましたが その後20~30年経つと肝臓がんが25%から30%に起こるという事がわかってまいりました
 最初のが出てくるまで20年というのは何故かというと 最初にこのトロトラスト、α―線核種なんですが α―線は近隣の細胞を傷害します
その時に一番やられるのはP53という遺伝子です
 我々は今ゲノム科学というので、人の遺伝子、全部配列を知っていますが 一人の人間と別の人間は大体300万箇所違います
ですから人間同じとしてやるような処理は今日では全く意味がありません
いわゆるパーソナルライフメディスンというやり方で 放射線の内部障害をみる時も どの遺伝子がやられて、どういう風な変化が起こっているかという事をみるということが 原則的な考え方として大事です
トロトラストの場合は第一段階ではP53の遺伝子がやられて それに次ぐ第二第三の変異が起こるのが20~30年後かかり そこで肝臓がんや白血病が起こってくるという事が証明されております

次にヨウ素131
これヨウ素はみなさんご存じのとおり甲状腺に集まりますが 甲状腺への集積は成長期の甲状腺形成期が最も特徴的であり小児におこります
 しかしながら1991年に最初ウクライナの学者が「甲状腺がんが多発している」というときに  日本やアメリカの研究者はネイチャーに「これは因果関係が分からない」ということ を投稿しております

 何故そんな事を言ったかというと1986年以前のデータがないから 統計学的に優位だという事を言えないということです  しかし、統計学的に優位だという事がわかったのは  先程も長瀧先生からお話しがありましたが20年後です 

 20年後に何がわかったかというと  86年から起こったピークが消えたために これは過去のデータが無くても因果関係がある という事がエビデンス(evidence 証拠・根拠)になった

ですから、疫学的証明というのは非常に難しくて  全部の事例が終わるまで大体証明できないです
ですから今 我々に求められている 「子どもを守る」という観点からは全く違った方法が求められます
 そこで今行われているのは  ここには国立のバイオアッセイ研究センターという化学物質の効果をみる福島昭治先生という方が ずっとチェルノブイリの尿路系に集まる物を検討されていまして 福島先生たちがウクライナの医師と相談、集めて 500例以上の、前立腺肥大の時に手術をしますと、膀胱もとれてきます
これをみまして検索したところ 高濃度汚染地区、尿中に6ベクレル/?という微量ですが その地域ではP53の変異が非常に増えていて しかも、増殖性のぜん癌状態  我々からみますとP38というMAPキナーゼと  NF-κB(エヌエフ・カッパー・ビー)というシグナルが活性化されているんですが  それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして  かなりの率に上皮内のがんができているという事が報告されております

 それで、この量に愕然といたしましたのは 福島の母親の母乳から2~13ベクレル 7名で検出されているという事が既に報告されている事であります
 次のページお願いします
 我々アイソトープ総合センターでは  現在まで毎週700キロメートル、 大体一回4人づつの所員を派遣しまして南相馬市の除染に協力しております
南相馬でも起こっている事は全くそうでして 20K30Kという分け方が全然意味がなくて  その幼稚園ごとに細かく測っていかないと 全然ダメです
それで現在20Kから30K圏にバスをたてて1700人の子どもが行っていますが実際には避難
その、南相馬で中心地区は海側で学校の7割で比較的線量は低いです
ところが30キロ地点の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100万円かけて 子どもが強制的に移動させられています
このような事態は一刻も早く辞めさせてください
いま、その一番の障害になっているのは、強制避難でないと保証しない
参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそういう答弁を行っていますが これは分けて下さい
補償問題とこの線引きの問題と子どもの問題は 直ちに分けて下さい

子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします

それからもう一つは 現地でやっていますと除染というものの緊急避難的除染と公共的除染をはっきり分けて考えていただきたい
緊急避難的除染を我々もかなりやっております
たとえばここの図表に出ておりますこの滑り台の下 滑り台の下は小さい子が手をつくところです が、この滑り台に雨水がザーッと流れてきますと 毎回濃縮します
右側と左側とズレがあって、片側に集まっていますと
平均線量1μのところだと10μ以上の線量が出てきます
それで、こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはいけません

それからさまざまな苔が生えているような雨どいの下 ここも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが そういうところは、たとえば高圧洗浄機を持って行って苔を払うと 2μシーベルトが0,5μシーベルトまでになります
だけれども、 0,5μシーベルト以下にするのは非常に難しいです
それは、建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと 空間線量として1か所だけ洗っても全体をやる事は非常に難しいです
ですから、除染を本当にやるという時に いったいどれだけの問題がありどれ位のコストがかかるかという事を、イタイイタイ 病の一例で挙げますと
カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなんですが そのうち1500ヘクタールまで現在除染の国費が8000億円投入されております
 もし、この1000倍という事になれば、いったいどのくらいの国費の投入が必要に なるのか

ですから私は4つの事を緊急に提案したいと思います
第1に 国策として、食品、土壌、水を、日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を用いて もう、半導体のイメージ化は簡単です
イメージ化にして流れ作業にしてシャットしていってやるということの最新鋭の機器 を投入して 抜本的に改善して下さい。これは今の日本の科学技術力で全く可能です


2番目 緊急に子どもの被ばくを減少させるために新しい法律を制定して下さい
私のやっている、現在やっているのはすべて法律違反です
現在の障害防止法では各施設で扱える放射線量、核種等は決められています
東大の27のいろんなセンターを動員して現在南相馬の支援を行っていますが 多くの施設はセシウムの使用権限など得ておりません
車で運搬するのも違反です
 しかしながら、お母さんや先生方に高線量の物を渡してくる訳にもいきませんから 今の東大の除染ではすべてのものをドラム缶に詰めて東京に持って帰ってきております
 受け入れも法律違反  全て法律違反です
このような状態を放置しているのは国会の責任であります
全国には 例えば国立大学のアイソトープセンターは ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところは沢山あります
そういうところが手足を縛られたままでどうやって  国民の総力を挙げて子どもが守れるのでしょうか
これは国会の完全なる怠慢であります

第3番目
 国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集して下さい
これは、たとえば 東レだとかクリタだとかさまざまな化学メーカー 千代田テクノとかアトックスというような放射線除去メーカー それから竹中工務店とか様々なところは、放射線の除染などに対してさまざまなノウハウを持っています
こういうものを結集して現地に直ちに除染研究センターを作って
 実際に何10兆円という金額がかかるのを いまだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私はすごく持っております
国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません
どうやって除染を本当にやるか
7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に 国会は一体何をやっているのですか
 以上です

 

議員との質疑応答

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65754196.html

 

 

あああああ、しんどかった・・・・・書きおこしを加工しただけですが

 

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8 コメント

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お疲れ様です (はてな)
2011-08-02 17:57:05
貴重な情報を、ありがとうございました。

児玉龍彦氏の気迫が伝わってきます。

原発のこと、被ばくのリスクなど、地元の議員さん
でも関心がない方は多いようです。

市議会議員、府議会議員にも、住民の声を届け、一緒に子ども達、暮らしを守るために何が必要か、考えて行動をしていきたいです。



rayさん、10日から、講義ですか。
くれぐれも、頑張りすぎないように。
まだまだ、暑いですしご自愛くださいね。
おつかれさまです。 (スクウォッター)
2011-08-03 00:23:18
児玉龍彦さん、クビにならんでしょうな。
その後の、今中哲二さん。「チェルノブイリになっちゃったな。」淡々と言われてましたけど、よけいに怖いですね。

さて、応援歌です。You Tube で、
上々颱風「いつでも誰かが」~がんばろう日本!みんなの応援歌
を検索して聴いて下さい。上々颱風、健在なり。
児玉龍彦東京大学先端科学研究センター教授の衆院厚生労働委員会参考人放射線健康影響参考人 (cafe被爆被災者7万人)
2011-08-03 01:09:04
 この福島原発被爆事故による放射線健康の影響参考人、児玉龍彦東大教授が、国会衆院厚生労働委員会で「7万人の被爆罹災者がいるのに、国会は一体、何をしているのか?」と、放射線障害などについて、学術的な見解に基づく被災民の危険性を指摘したとのことに、わたしも慄然として襟を正したのでした。
 議場も、静かになったということで、その関係記事を読んで、学者の責任感が強いのに深く感銘しました。
 放射線被爆に関係する課題は、このような本格的な学術的裏付けを必須とするので、本件の事態が如何に深刻であるかを、周知するのに大変役に立つところの、健康に影響する情報です。
 これは、非常に分かり易いくて、読者の為になる。口コミで、知り合いにこのブログ記事を紹介してくださいね。
 最近の稲わらを餌にした、牛肉の放射線汚染など、今後、全国的に大規模な放射性物質の汚染実態を暗示している。津津浦々の原発銀座でも、第二の爆発事故などの可能性もあって、被爆予測の重要性を理解できるでしょう。
 よって、この深刻な現状を良く考え、しっかりと頭の中に本件核物質放射線被爆の障害について、専門家の知識と判断を刻んでおきましょう。「自分は例外だ!」というように、安易な感じを払拭することが、現在の原発危機非常事態には、どうしても必要ですから、、、
 日本人は、島国に閑居する特性があって、内向きの文化でどうしても、物事を身内だけで縦割りの発想で済ます傾向を、否めないのです原発危機の時代にあっては、一人びとりの放射線被爆を、自ら判断せざるを得ない。
 政府、地方公共団体などを信用すると、今度の福島原発被災のように、放射線罹災圏内に巻き込まれ、文句も言えない深刻なケースとなり勝ちです。
 
 福島原発も、現在のところ事故が収束して以内ので、とにもかくにも、”自己防衛の自己判断”を必要とします。

 
 
東大教授にもこんな人がいるんですね! (ray)
2011-08-04 00:23:52
災害弁護士メーリングリストでひとしきり話題になったのでした。

どんどんこの凄さに気がつく市民の方が増えて、Google検索でも、「児玉教授 満身の怒り」などで検索すると、ものすごい勢いでヒット数が増えていますね。

もちろん我がブログも上位入選です(笑)
怒鳴りたくもなるでしょう。 (スクウォッター)
2011-08-04 01:32:52
国会の委員会で参考人が「私の、現在やっているのはすべて法律違反です。」とまで言って訴えているのに、特に原発推進してきた議員達の反応の鈍さは何?
利権がらみの公共事業しか考えてないんだろうな。
そうそう! (ray)
2011-08-04 06:43:33
被災者の方々を救うためには、悪法は犯す。。。。こんな大学教授がいるとは、東大に。

議員達はし~~んとしていたんですが、反応が鈍かったのでしょうか。つうかその後行動してませんからニブイですね。
マスコミの反応 (明日から)
2011-08-04 23:24:24
この児玉教授の発言はその重大さにもかかわらずマスコミは全く無視.ネットでしか話題になってない.何で?
双方向のコミュニケーション時代に入って、時代を切り開くのは誰か? (cafe”ソクラテスの対話”時代が到来)
2011-08-05 01:09:47
 なぜに、この児玉教授の国会参考人発言を、マスコミが見逃しているのかは、多分、新聞・テレビ雑誌、その他の一般的なマスコミュニケーションが、視聴者、読者などへ一方交通の情報伝達でして、その点、インターネットの情報交換は「双方通信」だから、対話を中心として伝達できて教授の全身で命がけの訴えが、感動を持って対話の中で育まれているのでしょう。
 之は、決して新しいものではなくて、ギリシャの哲人ソクラテスも若者とダイアローグ・対話をすることによって、双方向の会話の中で哲学を醸成することができると言って、治安を乱すために若者へ吹聴しているとして、統治者の反感を買って毒薬をあおり、従容として死刑となった経緯でした。
 さて、情報革命は、ネットの反逆・造反となって、もはや日本国内でも無視できないところまできたいるので、マスコミ情報通信とネット情報通信が合体して、その長所短所を混合する情報社会が、既に始まっているのでしょう。
 その決定的なインパクトの代表格が、この度の国会参考人によって、口頭で血を吹くような全身の雄叫びとなって、巷間にありのままを喧伝されたのでした。
 雑想まで、、、

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