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毎日、泣いて笑って喜んで哀しんでる、かなりラテンの血の濃い、そんな宮武嶺のエブリワンブログです!

やっぱり佐喜真宜野湾市長は日本会議の会員だった!「平成24年9月10日ぎのわん市議会だより」で明言。

2016年01月23日 | 沖縄差別の解消と基地問題

 

 明日、2016年1月24日は、普天間基地のある宜野湾市長選挙の日です。

 安倍政権は現職の佐喜真市長を総力を挙げて応援し、普天間基地の沖縄県内である辺野古への移転に反対して同基地の廃止を求める志村恵一郎候補を全力で潰しにかかっています。

左が志村候補、右が佐喜真現市長。

 

 

 その佐喜真市長が、日本最大の極右組織日本会議系の団体「沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会」が主催する「沖縄県祖国復帰42周年大会」なる集会に参加し、閉会のあいさつをしたことが明らかになっています。

佐喜真市長の閉会の辞は18分30秒から。

 

 

 その大会のオープニングセレモニーとして、「教育勅語奉読」なる儀式が行われたことが話題となりました。

 このことを報じた日刊ゲンダイの表現ではこうなります。

『オープニングでは地元保育園の園児が日の丸のワッペンをつけた体操着姿で登場。

 猿回しの猿というか、北のマスゲームように「逆立ち歩き」「跳び箱」をさせられ、それが終わると、全員で〈立派な日本人となるように、心から念願するものであります!〉と「教育勅語」を一斉唱和させられるのだ。

 それが終わると日本最大の右翼組織「日本会議」の中地昌平・沖縄県本部会長が開会宣言し、宮崎政久衆院議員といった面々が「日本人の誇り」について熱弁を奮う。

 この異様な大会の“トリ”を務めたのが佐喜真市長であり、やはり「日本人としての誇りを多くの人に伝えていきたい」と締めくくった。』

わかめ幼稚園の園児たちによるオープニングセレモニー、「教育勅語奉読」などは1分25秒から。現代語訳して唱和しています。

 

 

 教育勅語って、大日本帝国憲法のもと、現人神である天皇が臣民(家来である国民)に対して、

「いったん戦争が起これば、勇気をもって戦争で戦って、天皇を守れ」

みたいなことを言ってる、戦前の教育の柱なんですが、どんだけアナクロというか、気色悪い復古主義的な大会なんでしょうか。

教育勅語

朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニヲ樹ツルコト深厚ナリ
我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス
臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ 修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無 窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ
是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所
 之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ

明治二十三年十月三十日   御名御璽

 

 

 で、こんな大会で閉会の辞を述べるんだから、佐喜真市長は絶対に日本会議に所属していると思ってネットで調べてみたら、証拠が見つかりました。

 宜野湾市の第370回市議会(2012年6月)での質疑応答について報じた「ぎのわん市議会だより第84号」で、桃原功議員からの

「佐喜真市長が加入されている日本会議、どのような団体なのか」

という質問について、佐喜真市長が日本会議に加入していることを前提に、以下のような質疑が行われました。

ぎのわん市議会だより第84号 平成24年9月10日

桃原功議員

『市 長 が 加 入 さ れ て い る 日 本 会 議 、 ど の よ う な 団 体 な の か 。 こ れ か ら も 日 本 会 議 の 活 動 を 続 け て い く の か 。」

宜野湾市企画部長

『ど う い っ た 団 体 か と い う こ と に つ い て 、 日 本 会 議 は 、 平 成 九 年 五 月 に 日 本 を 守 る 国 民 会 議 と 日 本 会 議 と が 統 合 を し 設 立 さ れ た 団 体 で あ り 」、 美 し い 日 本 を 守 り 伝 え る た め 、 誇 り あ る 国 づ く り を 「 を 合 言 葉 に 政 策 提 言 等 を 行 う 国 民 団 体 で あ り ま す 。 』

佐喜真市長

『こ れ か ら の 行 動 に つ い て は 、 日 本 会 議 が 持 つ さ ま ざ ま な 政 策 あ る い は 施 策 等 に つ い て 吟 味 し な が ら 、 私 が 同 意 で き る も の に 対 し て は やっ て い き た い と 思 う 。』

桃原議員

『日 本 会 議 は 改 憲 団 体 、 日 本 を 守 る 国 民 会 議 と 右 翼 団 体 の 日 本 を 守 る 会 が 組 織 統 一 し て 発 足 し た の が 、 日 本 会 議 で あ る と 理 解 し て お り ま す 。 政 治 思 想 は 自 由 で す か ら 私 も 言 い ま せ ん が 、 宜 野 湾 市 長 で す か ら 一、 つ の 思 想 に 偏 る こ と な く 、 し っ か り と 公 平 な 市 政 運 営 を お 願 い し た い」

 

 なんでもっと話題にならないんでしょうか。宜野湾市民の皆さん!

 

関連記事

負ける気満々!?普天間基地のある宜野湾市長選挙の結果は辺野古移設に関係ない、という安倍首相はおかしい。

 

まさか確たる証拠がこんなにあっさり見つかるとは思わなかったので、記事が投票日間際になって申し訳ない!

至急、拡散よろしく!!

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沖縄と本土――いま、立ち止まって考える 辺野古移設・日米安保・民主主義
翁長雄志 (著), 寺島実郎 (著), 佐藤優 (著), 山口昇 (著), 朝日新聞取材班 (著)
朝日新聞出版

2015年7月29日東京。聴衆が固唾を飲んで聞き入った、白熱のシンポジウムを完全収録! 
その発言を生で聞こうと集まった人々が見守る先にいたのは、翁長雄志・沖縄県知事。

 

写真ドキュメント 沖縄「辺野古の海」は、いま: 新しい巨大米軍基地ができる
新藤健一 編著
七つ森書館

辺野古の海は、驚異的に美しいですが、そこへアジアでも最大という巨大な要塞ができる──どうしてでしょうか。
ジュゴンやアオサンゴの大群落などが、お花畑のように、あるいは森林のように……、たくさんの魚たち。
100点あまりのカラー写真と芥川賞作家・目取真俊が問題に迫ります。

 

普天間移設 日米の深層
琉球新報「日米廻り舞台」取材班 (著)
青灯社

県外・海外移設を可能と考えるアメリカの専門家・元高官たちと、辺野古に固執する日本政府―。
全国紙が伝えなかった問題の深層を総力取材でさぐり大反響を呼んだ「琉球新報」連載の書籍化。

 

 

 
佐喜真市長(左)と園児たちの様子(ユーチューブから)
 

 今月24日に投開票される沖縄県宜野湾市長選。現職で与党推薦の佐喜真淳氏(51)の再選を阻めば辺野古移設の歯止めになることから、全国的な注目度も高い。

 もっとも、それ以前にこんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われることになりそうだ。

 2年前に宜野湾市民会館で開催された「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」の動画がネット上で流れており、これに佐喜真市長も出席しているのだが、「まるで北朝鮮みたい」と突っ込まれるほどヒドイ内容なのだ。

 オープニングでは地元保育園の園児が日の丸のワッペンをつけた体操着姿で登場。猿回しの猿というか、北のマスゲームように「逆立ち歩き」「跳び箱」をさせられ、それが終わると、全員で〈立派な日本人となるように、心から念願するものであります!〉と「教育勅語」を一斉唱和させられるのだ。

 それが終わると日本最大の右翼組織「日本会議」の中地昌平・沖縄県本部会長が開会宣言し、宮崎政久衆院議員といった面々が「日本人の誇り」について熱弁を奮う。この異様な大会の“トリ”を務めたのが佐喜真市長であり、やはり「日本人としての誇りを多くの人に伝えていきたい」と締めくくった。

 佐喜真市長が日本会議のメンバーかどうかは知らないが、善悪の判断がつかない園児に教育勅語を暗唱させ、一斉唱和させるなんて戦前そのものではないか。



澤藤統一郎の憲法日記さんから

宜野湾市・現職市長と保育園児の教育勅語ー「こんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われる」

宜野湾市長選が昨日(1月17日)告示。2016年の政治の帰趨を占う政治戦が始まった。選挙期間は僅かに一週間の短期決戦。「官邸勢力」と「オール沖縄」との対決。オール沖縄側に勢いがあるものの、決して楽な闘いではない。

いうまでもなく、争点は「普天間・辺野古」問題である。「官邸」を背景とする現職は「普天間返還の早期実現」というシンプルな訴え。これに対する「翁長県政」側の「市政奪還」を目指す側は、「新基地建設なき返還」「基地のたらい回しは許さない」というもの。はるかに次元の高い政治性と倫理性を訴えているのだ。

普天間基地の早期撤去は、宜野湾市民の共通の願いである。この「世界一危険な米軍基地」は、市民に騒音被害と治安の悪化と経済発展の阻害をもたらしている。しかも、最近持ち込まれた「ウィドウメーカー」の異名を持つオスプレイ群の一刻も早い撤退は誰もが望むところ。

しかし、「この危険と騒音と治安の悪化と、さらには自然破壊とを名護市に押しつけてよいのか」「さらに沖縄の危険を増すことになる辺野古新基地建設を許してよいのか」という問題に直面せざるを得ない。また、「政府に協力することで、本当に普天間の早期実現が可能となるのか」「オール沖縄の分断策に政府や米軍から付け込まれることになりはしないか」という問題もある。

昨日の志村恵一郎陣営の出陣式には、翁長知事を先頭に、城間幹子那覇市長や西原、北谷、読谷、中城、北中城の近隣5町村の首長らも勢ぞろいしたという。文字どおり、「オール沖縄・翁長県政」対「政府・与党代理勢力」の対決構図。それ故の全国的な注目政治戦となっている。

ところで、現職市長の佐喜真淳なる人物については、よく知らない。
この人の人物像については、1月14日付「日刊ゲンダイ」が、「園児が教育勅語を唱和…宜野湾市長が出席した大会の異様」という記事を書いて話題となっている。短い記事なので、全文を引用する。

「今月24日に投開票される沖縄県宜野湾市長選。現職で与党推薦の佐喜真淳氏(51)の再選を阻めば辺野古移設の歯止めになることから、全国的な注目度も高い。もっとも、それ以前にこんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われることになりそうだ。

2年前に宜野湾市民会館で開催された『沖縄県祖国復帰42周年記念大会』の動画がネット上で流れており、これに佐喜真市長も出席しているのだが、『まるで北朝鮮みたい』と突っ込まれるほどヒドイ内容なのだ。

オープニングでは地元保育園の園児が日の丸のワッペンをつけた体操着姿で登場。猿回しの猿というか、北のマスゲームように『逆立ち歩き』『跳び箱』をさせられ、それが終わると、全員で〈立派な日本人となるように、心から念願するものであります!〉と『教育勅語』を一斉唱和させられるのだ。

それが終わると日本最大の右翼組織「日本会議」の中地昌平・沖縄県本部会長が開会宣言し、宮崎政久衆院議員といった面々が『日本人の誇り』について熱弁を奮う。この異様な大会の“トリ”を務めたのが佐喜真市長であり、やはり『日本人としての誇りを多くの人に伝えていきたい』と締めくくった。

佐喜真市長が日本会議のメンバーかどうかは知らないが、善悪の判断がつかない園児に教育勅語を暗唱させ、一斉唱和させるなんて戦前そのものではないか。」

「日本会議」のホームページで、「体操演技と教育勅語奉唱(わかめ保育園の園児26名)」と紹介された子どもたちの、「口語版・教育勅語」奉読の場面を見ることができる。この動画を見て戦慄せざるを得ない。「わかめ保育園の園児」たちが、回らぬ舌で、「朕」を「ワタシ」と読み替え、「一旦緩急あれば義勇公に奉じ天壌無窮の皇運を扶翼すべし」を、「非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません」と、口を揃えて言わされている様子が傷ましい。これは、「戦時や緊急事態における国民の心得」ではないか。こんなことを、沖縄戦の悲惨な記憶生々しい沖縄でまわりの大人たちがやらせている。その大人の中に、現地の現職市長が参加しているのだ。確かに、戦前の日本や北朝鮮の教育を思い起こさせる、恐るべき図である。
  https://www.nipponkaigi.org/activity/archives/6683

日刊ゲンダイが、「ヒドイ内容」で、「こんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われることになりそうだ」というとおり。いやはや、こんな人物を市長にしてはならない。宜野湾市であろうとなかろうと、である。

口語版・教育勅語はいくつかある。わかめ保育園の元ネタは「国民道徳協会訳」のバージョン。明治神宮のホームページなどで読むことができる。意訳に過ぎ、天皇への忠誠心強調が薄れているようにも思われる。しかし、口語訳になると、教育勅語は俄然生々しい。とりわけ、幼児の口から発せられると、背筋が寒くなる。これが、かつて一億総洗脳教育の教材とされたものだ。参考のために、26人の園児が暗記した全文を掲載しておきたい。

 私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。 
 国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。
 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。
(2016年1月18日)



ついでに、さらにひどい愛国幼稚園と、そこで涙を流したアッキーのことを肯定的に報道する産経新聞の記事

2015.5.10 11:00 産経新聞

【メガプレミアム】
安倍首相夫人・アッキーも感涙…園児に教育勅語教える“愛国”幼稚園 「卒園後、子供たちが潰される」と小学校も運営へ

論語を習う園児ら(塚本幼稚園幼児教育学園提供)


 「教育勅語」や「五箇条の御誓文」の朗唱、伊勢神宮への参拝・宿泊…。大阪市淀川区に超ユニークな教育を園児に施している幼稚園がある。塚本幼稚園幼児教育学園。安倍晋三首相夫人が同園を訪れたとき、園児らのかわいらしくもりりしい姿を見て、感涙にむせんだという。さて、その塚本幼稚園の籠池泰典園長が、小学校運営に乗り出している。現代教育のゆがみをも映し出すその理由とは−。(服部素子)

昭恵夫人「安倍首相に伝えます」

 「夫婦相和し、朋友相信じ、恭倹(きょうけん)己を持(じ)し、博愛衆に及ぼし、学を修め、業を習ひ…」。園庭に2〜5歳の園児約150人の大きな声が響く。

 教育勅語(正式には「教育ニ関スル勅語」)は、明治23(1890)年に発布され、第2次世界大戦前の日本政府の教育方針の根幹となった文書。なぜいま、教育勅語なのか。

 「子供に学んでほしいことは何か、とつきつめたとき、その答えが明治天皇が国民に語りかけられた教育勅語にあったからです」と籠池泰典園長(61)の答えは明快だ。

 あどけない幼児が大きく口をあけ、難しい言葉を朗唱する姿を初めて見た人は一様に驚き、感動する。安倍首相の昭恵夫人もそのひとりだ。

 昭恵夫人は昨年4月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに感動の声を上げた。さらに、籠池園長から「安倍首相ってどんな人ですか?」と問いかけられた園児らが「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらこう話したという。

 「ありがとう。(安倍首相に)ちゃんと伝えます。

子供と教師が「なあなあ」でいいのか

 同園は昭和25(1950)年の開園。全国初の学校法人立幼稚園だという。

 籠池園長の就任は61年。他の幼稚園関係者との会話の中で、前職の公務員時代に抱いていた思いが頭をもたげてきた。

 「教育関係者と接していたとき、教師と教え子の“なあなあ言葉”での会話を聞いたり、教師のジャージー姿を目にしたりするにつけ、違和感を覚えました。根底に幼児期の『徳育』の欠如があるのでは、と感じたんです。園の先生たちと話していて、改めてその思いが強くなったんです」

 そんなとき、平成7(1995)年1月、阪神大震災が起きた。

 「あのときの日本人の行動には、人としての矜持があった。この矜持を育むことこそ教育。それから当園の教育の根幹を12の徳目に置き、『教育勅語』や『五箇条の御誓文』の朗唱を始めたんです」

 12の徳目とは、親や先祖を大切に▽兄弟姉妹は仲良く▽夫婦はいつも仲睦まじく▽友達はお互いに信じ合い▽自分の言動をつつしみ▽広くすべての人に愛の手を差しのべ▽勉学に励み職業を身につけ▽知識を高め才能を伸ばし▽人格の向上につとめ▽広く世の人々や社会のためにつくし▽規則に従い社会の秩序を守り▽正しい勇気を持って世のため国のためにつくす−−その基となっているのが「教育勅語」なのだという。

 また、基礎体力作りとしての剣道、スイミング、ラグビーや、日本の伝統文化を身につけるための将棋、そろばん、論語、書道。また、創造性を養うものとして、鼓笛隊や大正琴、日本太鼓も授業に組み入れた。

せっかく身につけたことが…

 籠池園長は現在、大阪府豊中市に私立小学校「瑞穂の國記念小學院」の建設を進めている。開校は平成28年4月を予定。目指すのは「礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」教育だ。

 なぜ小学校運営なのか。籠池園長は説明する。

「集合時にだらだらとしていたり、子供が先生と友だちのようにしゃべったりというのが『普通』になっている小学校に、当園を出た子供たちが入っていくと、自分の根っ子に不安を持ち始めるんです。せっかく、当園で身につけたことが潰される…。それで小学校をつくることにしたんです」

 たしかに、記者が小学生だった昭和の時代は、普通の公立の小学校でも登下校時に先生にあいさつするのは当たり前で、わざわざ「あいさつしなさい」と注意された覚えもないし、先生との会話は敬語だった。

 新設する小学校は木造2階(一部3階)建て。敷地面積は約8700平方メートルで、教室にはそれぞれ6・6平方メートルの畳敷きのバルコニーを設ける。江戸時代にあった岡山藩の藩校「閑谷(しずたに)学校」をイメージした講堂1階は、板張りの間と和室があり、修身や茶道などの授業が行われる。

批判や嫌がらせにも揺るがぬ決意

 実は、幼稚園運営だけでも苦労は多い。日の丸を掲げ、君が代を斉唱し、皇族が関西に来られると、園児を連れて奉迎に出向く…という教育方針への批判の声は多いという。正面からの批判ならまだともかく、園の玄関に掲げた日章旗を盗まれるといった嫌がらせを受けたことも。

「でも、そういう時代はもう過去になったと思います。古来、日本人は八百万(やおろず)の神を崇め、祀ってきました。子供のころ、よこしまなことを考えると『神様が見てる』という言葉が、常に心を射ました。そういう教育を行う小学校にしたい」

 籠池園長は笑顔の中にも決意を込めてこう語った。(1月8日掲載)

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15 コメント

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顔面蒼白、ひえええ…。 (リベラ・メ(本物の))
2016-01-23 22:13:40
もう、記事を読んだ途端に「ひええええええええっ!」となりましたよ。こんな人達の思う通りの世の中になったら、私なんか真っ先に潰される!宜野湾市民の皆さん、選択を誤らないで下さい!貴方の一票は、確実に未来を決定付けますよ!頼みます…(涙)。
よいこのみなさん (茶碗を洗う人)
2016-01-23 23:03:37
兄弟姉妹親戚縁者を癒着企業にもぐり込ませ、夫婦ファミリー会社でお金循環型家庭を目指し、弱いお友達はとことんいじめ、自分の言動に責任を持たず、広くすべての人から税金を吸い上げ、金集めに励み、反知性を高め、二枚舌に磨きをかけ、格差の拡大に努め、広く世の人、社会から財産を搾りつくし、欲望に従いおのれの利権を守り、えげつない圧力をもってマスコミをだまらせる、そんな人にはならないでね。
「日本人の誇り」という空語 (洲蛇亜林)
2016-01-23 23:27:20
口語訳の教育勅語、まるでどこかの宗教団体の教義みたいに思えます。
まあ、宗教と信教の自由はあるわけで信じる人の内面の拠り所とすることは結構なことですが、それを他人に社会一般に押し付けようとしたらアウトですね。
だからこそ近代国家にあっては政治と宗教の分離が原則となっております。
日本会議は、その政教分離原則を否定して日本を宗教国家にでもするつもりなんでしょうけど、御免被りますね。

それにしても、日本会議やそれに影響を受けた人たちは盛んに「日本人としての誇り」なることを仰るのですが、これがまるで意味が分からないところで、何をそんなに強調しなければならないのでしょうかね?
まあ、本当に自信があればホコリホコリ!などと連呼しなくとも、黙々と足らざる所を省みつつ良いところは密かに自負を持ちて努力を重ねるはずです。

「日本人の誇り」などと大袈裟な身振りで語るところには、返って不安や自信の無さが顕われていると思われてなりません。
やたら勇ましい口調で「将軍様」を讃える放送をしている某国独裁体制のメンタリタリティ
と同じものを感じますね。
今さらですが (Unknown)
2016-01-24 01:29:03
終わった後に言うと、ムの字のアレになりそうなので今のうちに……とは言え、今さらではありますが

辺野古反対運動に投入された警視庁機動隊の皆様、まさか宜野湾市民として登録されては
いないのでしょうか?
今日、選挙! (バードストライク)
2016-01-24 08:10:59
佐喜真・・・トンデモ市長。
園児の危険な演技、教育勅語暗唱動画は一週間ぐらい前に見ているが、開いた口がふさがらなかった。まだホネも固まらぬ園児に、こんなスピードの速い危険なバック転を連続でさせるなんて、怪我人続出、死者まで出た巨大組体操と変わらんがな。

教育勅語の暗唱は、柔らかい頭に染み込んで、将来国のために命を賭ける大人に成長するのだろうか。
辺野古の警備に来た沖縄県警の機動隊員のように、反対者をつき飛ばし、抗議を受けると、
「オマエらの体には、オレと違って汚い血が流れている。オレの写真を撮って、待ち受けに使え。」
などとほざくようになるのか。(なお、こいつの希望通り、写真が拡散されました w 馬鹿そうな顔 www )

> 昭恵夫人は昨年4月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに感動の声を上げた。さらに、籠池園長から「安倍首相ってどんな人ですか?」と問いかけられた園児らが「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらこう話したという。
「ありがとう。(安倍首相に)ちゃんと伝えます。」


家庭内野党みたいなふりをして、不和な夫婦を演出してきたが、最近はアベに代わって靖国参拝に行ったり、原発への言及もやめ、ついにはこんな狂った幼稚園で感涙に咽ぶ www 。どんなに遅くとも、居酒屋での記念すべき第一回勉強会講師が林真理子という時点で、アベを正すどころか側面から応援しているに過ぎないことが自明なのに、ずっと彼女を持ち上げて続けていたマスコミ(東京新聞含む)、訂正記事を出されたし。
「昭恵さんの内助外助の功は著しいものがあります! 母・洋子さんに次ぐアベ総理の心の支えは、昭恵さんです。」

宜野湾市のみなさん、人間としての誇りがあるのなら、佐喜真に投票しないでください。日本を変える先鞭をつける名誉を担ってください。今それをできるのは、あなた方だけです。
Unknown (ラッキー)
2016-01-24 10:02:21
×日本会議

○長州会議

http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/b2c61d6c9c49d4a0367afbb571c16850?fm=rss
死への教育 (とら猫イーチ)
2016-01-24 12:07:23
 ナチス・ドイツの教育を単純化し宣伝目的で戯画化したデズニィー製作の映画があります。 

 彼等の教育理念なるものも、これと似て、要するに、全体主義の国家理念に基づき、個人の人権を封殺し、国家に忠節を尽くすように鍛え上げることにあるのでしょう。

 戦前の大日本帝国でも、死を美化し、帝国のためには、臣民の死は、「鴻毛」に例えられました。 

 安倍政権の道も同じです。

 Education for Death: The Making of the Nazi (1943) - WW2 Animated Propaganda Film by Walt Disney
https://www.youtube.com/watch?v=l14WDZCnz-w
市長選 (バードストライク)
2016-01-24 21:51:20
ああぁ〜っ
応援を続けて行きましょう。 (からしだね)
2016-01-25 10:23:18
宜野湾市長選、志村さんの勝利を願い続けていましたが残念な結果になりました。
辺野古反対派にとって、手痛い敗北であることは認めなければなりませんが、冷静に現状を分析する以外ではマイナス面を強調しすぎないようにしなければいけないと思います。
沖縄全体で見れば、「辺野古反対」が多数派だという事実は変わらないのですから。本土の人間が、反対派の人たちを応援する上で何ができるか、も検討し直す必要があると思います。
例えば「戦争法反対2000万人署名」とセットで「辺野古反対署名」を行い、可能な限りまとまった数(100万単位)の署名を集めるとか。今回の結果に対する政府側の反応を見ていても、「民意」を相当気にしていると思うので、色々な形で「民意」を示し続けることは大切です。
宜野湾市民の選択 (うちなーんちゅ)
2016-01-25 23:42:56
今回の結果は宜野湾市民の素直なSOSであり長年誰も変えてくれない現状への諦めだと思います。
早く自分の土地から基地をなくしたいですものね。
政府がOKを出す選択肢は沖縄に押しつける前提での返還。
宜野湾市民が戦っても宜野湾での基地の危険が消える保障はない。
宜野湾市民の方々の今回の選択を悲しく思いますが理解は出来ます。

でも許せないのは安部政権。
今までの選挙での民意はさんざん無視しておいて、宜野湾市長選だけ都合よく辺野古移設オッケーな民意だと解釈(笑)


こんなことで翁長知事は焦るべきじゃありません。

宜野湾市民の民意は基地の早期返還であり、国の圧力と民意無視への諦めです。
基地をなくしたいそれだけであり、諦めの選択での辺野古でしょう。

沖縄への基地押し付けをやめれば民意は守られます。

私は翁長知事を応援します。


なぜ沖縄県民は、お互いで憎しみあったり基地を押し付けあったりしなくてはならないんでしょうか。


政府の思い通りにはさせません。

絶対に安部政権には負けないです。
民意は揺らいでいないと思います。 (からしだね)
2016-01-26 10:03:31
宜野湾市長選の結果で示された宜野湾市の方々の民意って、「普天間を早く返還して欲しい。」であって、「その代り辺野古新基地を建設して良い。」というものではないと思います。
昨日(25日)、BSフジとBS日テレでこの市長選の結果を取り上げていて、「宜野湾市長選は政府が応援した側が勝ったから、辺野古新基地建設が容認された。」みたいな印象にテレビ局としては持って行きたかったのでしょうが、見ている側に言わせると必ずしもそういう印象は持ちませんでした。
BSフジは小野寺五典元防衛相と糸数慶子参議院議員 沖縄社会大衆党委員長という組み合わせ、BS日テレは国場幸之助自民党 衆議院議員と玉城デニー生活の党 衆議院議員という沖縄選出議員同士の組み合わせ。
私は小野寺さんがこんなにいきり立っているのを始めて見た、というくらい糸数さんが次々論破しておられましたし、国場さんという方は司会者から何度も「政府が応援した候補が勝ったということは、辺野古建設容認ということで良いですね?」と何度ふられても「はい。」と答えられなかったです。
つまり、沖縄では一日も早い基地の撤収を願っているけれど、新基地建設なんてとんでもない、と。当然沖縄選出の議員が「はい。」なんて答えられないわけです。

宜野湾市長選は志村さんにぜひとも勝っていただきたかったです。しかし、負けたから沖縄の方たちの民意が揺らいだとは思えないのです。
今回の結果は十分検討して最大限生かさなければなりませんが、変わらず翁長知事と反対派の方たちを応援していきたいと思います。
からしだね 様 (バードストライク)
2016-01-26 10:44:23
冷静な分析と報告、ありがとうございます。
当方、BS TBSを見ていましたが、当初志村氏が五百票リードでしたが、すぐ逆転された時点で、もう心穏やかでなく、TVを消してしまいました。
これからも翁知事を応援していきます。

なお、「からしだね」というペンネームの意味がずっと気になっているのですが、よかったら教えていただけますか?
バードストライク様 (からしだね)
2016-01-26 16:33:24
BS TBSの番組は、私も見ていました。志村さんの事務所の落胆ぶりが半端ではなく、どれほど皆さんがその勝利を願っていたかが伝わって来ました。
上に書きました通り、翁長知事始め沖縄の方たちの決意はほんものだと思っていますが現状はより厳しくなると思います。
本土側の共感の輪をもっと広げて行く必要があるのではないでしょうか。

ところでこの名前は、聖書の一節から取ったものです。

イエスは、別のたとえを持ち出して、彼らに言われた。「天の国はからし種に似ている。人がこれを取って畑に蒔けば、どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」(マタイによる福音書13章31- 32節)

私たちひとりひとりの存在は小さいけれど、皆がつながることでやがて大きな希望が育っていく。そうなったらいいな、という願いを込めています。

からしだね 様 (バードストライク)
2016-01-26 18:43:17
ああ・・・読んでいて感動してしまいました。
「からしだね」とは、では、予想通り、マスタード(アブラナ科)の種でよかったのですね。
しかし、ピリッと風刺を効かせるという意味で名付けたのだろうと思っていました。
そのような深い意図があろうとは・・・。
(どうも自分の魂のレベルが低いようです。まあこれも持ち味かと、自分に甘く、自分を許す。そして、すぐ忘れる w )
良い選挙でしたね (浜 典子)
2016-01-26 23:37:18
沖縄県民として沖縄の民意が表現された素晴らしい選挙でした。
この勢いで粛々と基地移転進めてほしいですね(^o^)

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