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政府事故調は、文科省・安全委らがSPEEDIの予測結果を即時公表なら、福島住民は北西に避難せずと批判

2012年07月14日 | 福島原発事故

(この予想図が公表されていたら誰が放射性物質の押し寄せる方向に逃げただろうか)

 

 

 

SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)

事故時に原発から伝送される放射性物質の放出量や気象条件、地形などのデータを基に、放射性物質の拡散 範囲や量、大気中の濃度などを予測するシステム。文部科学省所管の原子力安全技術センターが運用し、予測結果は経済産業省原子力安全・保安院や原発立地県 などに送信される。1979年の米スリーマイル島原発事故をきっかけに開発が始まり、これまで約124億円が投じられた。

 (第一の罪は子どもたちを守るべき文科省にある)

 

 

 

2012年7月5日公表された福島第1原発事故に関する国会事故調査委員会の調査報告書では、住民の避難に使われずに問題視された放射性物質(放射能)の拡散予測システム 「SPEEDI(スピーディ)」について、「初動の避難指示に活用することは困難」とされました。

しかし、2012年7月14日付け毎日新聞の「政府事故調:SPEEDI即時公表なら避難に活用できたによると、7月23日に公表される政府の事故調査・検証委員会の最終報告書では、2011年3月15日に2号機から放射性物質が大量放出し、北西方向の福島県飯舘村方面に広がった件について、SPEEDIの予測結果が出たのと同時に公表されていれば、 住民は北西方向に逃げずに済んだと指摘しています。

そこで、政府事故調は、その後に実施された放射性物質の線量を把握する文部科学省のモニタリング調査も避難に活用できたのに、公表されなかったのは問題としました。

国会事故調と政府事故調で評価が分かれた形ですが、国会事故調報告書でも、初期被ばく対策の問題点として、ヨウ素剤配布をめぐる福島県の対応に言及しており、福島県は原発周辺のモニタリングポストで放射線量を把握していた上、SPEEDIの情報を保有して放射能拡散の危険性が分かっていたのに、ヨウ素剤を住民に配布して服用を促す検討を 怠ったとして糾弾していますから、やはりSPEEDIの有効性を認めてはいるといえます。

これはどういうことかというと、国会の事故調査委員会が、2012年1月16日、政府の事故調査・検証委員会の畑村委員長や東京電力の事故調査委員会の委員長を務める山崎副社長らを参考人として招致 し、公開で初めての本格的な質疑を行いました。

この中で、文部科学省科学技術・学術政策局の渡辺次長は、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」と呼ばれるシステムで、事故の直後に行った予測のデータについて、外務省を通じて直ちにアメリカ軍に提供していたことを明らかにしたのです。

無用な被ばくを避ける上で重要な避難や屋内退避、安定ヨウ素剤の服用など初期の放射線防護対策はこのため完全に後手に回りました。政府は福島県民、日本国民にはSPEEDIの予測結果を知らせず、放射性ヨウ素で被ばくさせておいて、アメリカ軍にだけは知らせていたというわけです。

政府は緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算結果を米軍だけに伝えていた!

(もう一度言うが、こんな予測さえ公表されていたら。。。。事故直後の避難には実測値は意味がない。予測こそが大事なのに)

 

 


政府の事故調報告書によると、放射性物質の量や種類などのデータが停電で送信できず、拡散 する量を算出できなかったといいます。一方、毎時1ベクレルが放出されたと 仮定した拡散予測は事故発生当日の2011年3月11日夕以降、1時間ごとに計算、経済産業省原子力安全・保安院や福島県などに送信されていました。

実は文科省も経産省の原子力安全・保安院も事故後数日の間に100回近くこのSPEEDIの記録を取り寄せていたのに、官邸にその報告を上げることはしませんでした。また、逆に、原子力安全委はこの間1回しか、SPEEDIの記録を見ていません。

ところが、原子力安全委も保安院も福島県も「SPEEDIは実際の線量ではないことから、具体的な措置の検討に活用せず、公表するという発想もなかった」と言うのです。

そのようにSPEEDIを使いこなせなかった安全委こそSPEEDIを機能させなかった張本人ともいえるでしょう。

その結果、飯舘村など一部の住民の避難先は放射性物質の飛散方向と重なりました。このSPEEDIの分析結果の公表遅れは、住民が被ばくの少ない避難経路を選ぶ機会を奪ってしまったのです。

結局、政府による配布指示は3月16日までずれ込みました。その後、福島県は福島原発から50キロ範囲内に位置する市町村全体の90万人の住民に行きわたる安定ヨウ素剤の錠剤と粉末剤を配布しましたが、もう手遅れで、その大半は未使用のままになってしまいました。

みんなが必死でわかめや昆布を食べていたときに、原発『安全』組織は何をしていたのか!

原子力安全委員会と保安院の犯罪 90万人分のヨウ素剤が使われないまま福島の子ども達に甲状腺ガンの危険

(SPEEDIによる内部被曝の予測)




あろうことか、国の原子力安全委員会の作業部会は、SPEEDIが役に立たなかったと言いだし、甲状腺の被ばくを避けるヨウ素剤の取り扱いに混乱が生じたことから、今後も迅速な対応につながるか疑わしいとして、ヨウ素剤の服用を指示するかどうかの判断に予測システムは使わないことを決め、空気中の放射線量など別の指標を導入することになりました。

まさに、自分たちのミス隠しのために、今後の事故でも国民の健康と安全を危機にさらすつもりです。

安全委員会はSPEEDIの代わりに、安全委では空気中の放射線量や原子炉の水位などのデータの利用を検討しています。しかし、今回の事故でもそうですが、原子炉の水位なんて重大事故ほど分からないわけでしょう?緊急の場合に間に合わないのではないでしょうか。

コンピュータ予測システムとしてのSPEEDIがうまく機能しなかったのではなく、そのデータを生かそうとしなかった官庁が「機能させなかった」のです。

120億円以上も国税を投入して開発し、保安院や安全委員会が役に立てようと思えば多数の福島の方々の被害を押さえることができたSPEEDIを自分たちが利用しなかったのに、役に立たなかったと使わないなど言語道断です。

原子力安全委員会が今後原発事故でのヨウ素剤服用判断にSPEEDIを使用しない方針!の言語道断

 

 

学校が子どもたちを守らないように、政府は国民を守らないのか。

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毎日新聞 2012年07月14日 02時31分(最終更新 07月14日 02時43分)

 東京電力福島第1原発事故に関する政府の事故調査・検証委員会の最終報告書で、放射性物質の拡散を予測 する国の「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」について、昨年3月15日に結果が公表されていれば、住民避難に活用できたと認定している ことが分かった。また、原子炉内で地震による小規模な配管損傷の可能性は低いと言及する見通しだ。

 報告書は本文編と資料編で計約700ページで、今月23日に公表される。それによると、昨年3月15日 に2号機から放射性物質が大量放出し、北西方向の福島県飯舘村方面に広がったが、SPEEDIの予測結果が出たのと同時に公表されていれば、住民は北西方 向に逃げずに済んだと指摘。その後に実施された放射性物質の線量を把握する文部科学省のモニタリング調査も避難に活用できたのに、公表されなかったのは問 題とした。

 地震による小規模の配管損傷の可能性については、「仮に損傷していたら原子炉圧力などの実測値と合わない」と否定的だ。

このほか、経済産業省原子力安全・保安院が地震や津波など外的事象への対応を先送りしていたのを批判。東電の全員撤退をめぐる問題については、東電は撤退を検討しておらず、官邸とのコミュニケーション不足が要因と結論付けた。

 今月5日に公表された国会の事故調査委員会の報告書では、SPEEDIは初動の避難指示に活用することは困難だったと指摘。小規模な配管破損の可能性に言及しており、政府の事故調とは違いが表面化する格好だ。


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1 コメント

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一つ忘れてました (時々拝見)
2012-07-15 14:53:04
(忘れてる事は、一つや二つではありませんが)
 原発固執の平和ボケ欲ボケただのボケの方々が言う所の、(短期の)電力の安定供給…
 石油が入って来なくなった時、原子力なら発電できるそうですが…
1.原発では一日の最低電力需要分しか発電できないし
2.石油が入って来ないなら、食糧も入ってこないので、
 原発支持だから電気使うとか言う前に
1.福島で得られたはずの農水産物分だけ、節食して
2.自分が住んでる土地の原発の電気だけ使ってほしいものです。
 (成田の)飛行場に反対するなら飛行機に乗るなって言った人、農地をつぶしたんだから農産物食べなかったんでしょうねえ。

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