→ 人工資本と自然資本の代替 ”強い持続性” 松岡俊二
人工資本 自然資本 代替 高橋義文
森林のエメルギー量の増加は,耕種作物,家畜,農家のエメルギー量の増加を促すことから,家畜や農家の活動量は森林生態系のエメルギー量に規定されることも明らかとなった。そのため,人工資本と自然資本の代替を一方的に認めず,コンスタントな自然資本ルールに従う〝強い持続性" の観点から考えると,経済活動を含む持続的な人間活動をおこなうには,まず森林生態系の一定量(定常状態量)の確保が必要であることも明らかとなった。
高橋義文(2005):発展途上地域における農業活動の持続性評価に関する研究 : ecological footprint と emergy flow model による分析.北海道大学大学院農学研究科邦文紀要、27(1)、115-197.
2014年4月21日 高橋義文からの別の引用を追記
ただし,中国の農村地域の事例を対象にした一考察である。
高橋義文, 環境収容力概念を利用した環境評価 http://www.maff.go.jp/primaff/koho/seika/review/pdf/primaffreview2005-15-27.pdf