名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

<東京2012・9月>湘南で音楽と故郷の関係について考えた

2012年09月24日 22時22分22秒 | 旅(東京)

数学者藤原正彦先生の著書『世にも美しい数学入門』によれば、

世界的な数学者の故郷をたどってみると、

例外なく美しい町で生まれ、お育ちになっておられる、

とのこと。

つまり、

完全で美しい数式を生むには美しさを認識する感性が必要で、

美しさを認識する感性には美しい故郷が必要、

というわけです。


従って、

このテーゼを真とするならば、

音楽にも同じことが言えるにちがいない、

と湘南海岸をとぼとぼ歩きながら、そう確信したのでした。


今回の旅の間中、

桑田さんのベストアルバムを聴いていたのですが、

今更ながらですが、

桑田さんの描く美しい旋律と抒情性は、誰にも真似のできない、

日本の宝と呼ぶべきもので、

その比類なき才能は、

この、どこを切り取っても絵になる、

美しい湘南で必然的に育まれたものなんだ、

と、

確信に近い信念を持ちました。



それにしても、

いつもの月一東京トリップが、

見えない力によって、

予期せぬ方向へ引き寄せられたのは、

桑田さんからのサブリミナルメッセージだったのかも!?