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烏合庵奇譚

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2011 正月仕度 #02;厚田産,数の子を仕立てる

2010-12-30 22:13:59 | 烏合庵の食卓
御節の準備には余り手間を掛けない拙庵だが,私とつれあい,それぞれ何品かを手作りしてお重に詰める.数の子の仕立ては毎年私の担当.
昨年は,初めて道内産の塩数の子(佐藤水産本店にて購入;箱入りではなく小振りや折れ子も混じった店頭限定廉価バージョン)を使うことが出来たが,今年はさらにローカル.10月,増毛方面のドライブついで,厚田漁港の朝市で糠鰊とともに求めたものだ.


ご店主によれば“その糠鰊の子だよ”とのこと.“素人だから,結構折れ子も入ってるけど…”
いやいや,ご謙遜.なかなか立派じゃないですか.色艶も良し,自家用ならば十二分.一袋(8本ほど)千円は,破格です!


先ずは塩抜き,昼から始め.さっと洗って薄めの点塩(約1%;吸い物くらいの塩加減)に沈め冷蔵庫.寝る前一度,点塩を変え,翌日昼には塩抜き完了.


薄皮(あまり付いてはいなかった)を剥き,姿の良い3本を刺身用として一寸濃い目(1.5%程度と思う)の新しい点塩に浸して冷蔵保管.残りを味付に回す.


昆布と鰹で飛切り濃く取った出汁に酒と味醂を煮切って加え,昆布を沈めて醤油で塩梅.昆布が解けたところで容器に並べた数の子に掛けまわし,昆布を被せて冷蔵庫.


美味しく漬かってくださいね.

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