DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

Alfred, Lord Tennyson(1809-92) ‘Break, Break, Break’(1842)(「砕けよ、砕けよ、砕けよ」)

2016-12-24 21:48:39 | 日記
 ‘Break, Break, Break’  

Break, break, break,
On thy cold gray stones, O Sea!
And I would that my tongue could utter
The thoughts that arise in me.

O well for the fisherman's boy,
That he shouts with his sister at play!
O well for the sailor lad,
That he sings in his boat on the bay!

And the stately ships go on
To their haven under the hill;
But O for the touch of a vanish'd hand,
And the sound of a voice that is still!

Break, break, break,
At the foot of thy crags, O Sea!
But the tender grace of a day that is dead
Will never come back to me.

 「砕けよ、砕けよ、砕けよ」

砕けよ、砕けよ、砕けよ、
 お前の冷たい灰色の岩で、おお海よ!
願わくは、私の内に起こる想いのかずかずを
口で言い表すことができるなら。

おお、漁夫の少年の幸せ、
 彼は妹と遊び大声をあげる!
おお、船乗りの若者の幸せ、
 彼は湾の小舟で歌う!

立派な船が進んで行く
 小山の麓の港に向かって。
しかし、おお、亡き友の手に触れ、
今は黙せる声を聞けるものなら!

砕けよ、砕けよ、砕けよ、
お前の断崖の下で、おお海よ!
しかし、過ぎ去った日のあの優しい恩寵は、
 二度と決して私に戻らない。

《感想》
 親友を失った詩人(33歳)の嘆きが、率直に歌われている。
 悲しみが、岩に砕ける海の波で、比喩される。口で言い表せない想いのかずかず!
 日常の当たり前と思われた幸せ(Ex. 漁夫の少年、船乗りの若者)が、もはや、戻らない。
 この世でなら、当たり前に、船は港に到着できる。ところが亡くなった者は、触れることも、声を聴くこともできない。
 「過ぎ去った日のあの優しい恩寵は、二度と決して私に戻らない。」
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