DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

原あい「袖」『切り岸への散歩』(1977年、70歳代後半)

2016-10-15 12:20:53 | 日記
 袖 
鍋の柄が
袂(タモト)に引っかかって
煮物が引っくり返りそうになった

立ち去るわたしの
袖をひっ掴んでぎょっとさせた
むかしのあの人のように

《感想》
①70歳代後半の女性の回想。きっかけは、「袂」に「鍋の柄」が引っかかり、「煮物」を引っくり返しそうになったこと。彼女は、「ぎょっと」した。「袂」(タモト)つまり「袖」に関わる出来事の記憶が、突然、浮かび上がる
②「袖」をひっ掴まれて、「ぎょっと」したことが、遠い昔にあった。
②-2 「むかしのあの人」の忘れられない思い出。遠い出来事だが、甘美さが失われない。

 A SLEEVE
As a hundle of a pot caches my sleeve, the pot filled with boiled food nearly come to turn upside down.
It reminds me that the old sweetheart of mine surprised me by grasping my sleeve just when I went away from him.
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