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三浦 瑠麗(1980-)「内閣改造を読む」(2017/08/03)『山猫日記』掲載

2017-08-13 08:41:57 | 日記
(1)「安倍総理は、憲法改正も、総裁三選もまったく諦めていない。引き続き、長期政権に意欲満々である・・・・。今般の改造は、政策的に何をしたいかという要素は一切なく、1にも2にも党内力学を意識した政治的な戦術と理解すべき」である。
《感想1》的確な指摘だ。「安倍総理は、憲法改正も、総裁三選もまったく諦めていない。」

(2)「内閣支持率の低下を受け、安倍政権があたかも崩壊前夜のような印象を振りまいているメディアや識者」がいるが、「衆議院の多数派が総理を選ぶ」のだから「重要なのは最初から最後まで自民党内の力学」。「内閣の支持率低下にも関わらず、ここはいささかもブレてい」ない。「細田派、麻生派、額賀派、岸田派、二階派の主要5派閥は安倍政権を支え続けると明言している」。「言ってみれば自民党内は平常運転」だ。
《感想2》「自民党内は平常運転」とは、まさにその通り。
《感想3》自民党も三浦瑠璃氏も、「森友学園」と「加計学園」の問題に、重きを置かない。

(3)「安倍総理の悲願である改憲」に関し、岸田氏は「憲法9条は変える必要がないという立場」。「ただ、今後は政調会長として自民党案を取りまとめる立場にあり」、「自民党内の改憲案がまとまれば、立場上岸田氏も反対はできない」。「万が一岸田氏が改憲案のとりまとめに抵抗するようなら、その時に切ればいい」というのが安倍総理の方策。
《感想4》改憲をめぐっては、岸田氏の去就がキーポイントである。

(4)「政策的な主戦場は改憲」と三浦氏。「安倍政権の経済最優先の柱は金融緩和」だが、これは「日銀主導」。政権は「痛みを伴う社会保障改革も、既得権にメスを入れる構造改革も」行わない。「それでも、株価は好調だし、失業率も低いのだからまあいいかということ」。要するに、政権の「最大のテーマ」は改憲。「そのためには、発議に必要な衆参での2/3を維持する必要があり、自民党内でな波風は立てられないし、公明党の機嫌も取らないといけない。それが、総理から見えているリアリズムの世界・・・・。」
《感想5》政権の「最大のテーマ」は改憲だとの三浦氏の指摘は、冷静だ。

(5)今般の内閣改造の結論:(A)「当分の間、日本政治の主役は安倍総理であり続ける」。(B)「政治の主戦場は改憲論議となる」。
《感想6》「嘘つきは泥棒のはじまり」、および“Power tends to corrupt, and absolute power corrupts absolutely.”(「権力は腐敗する、専制的権力は徹底的に腐敗する」)(ジョン・アクトン、1834-1902)にかかわる問題は、どうなるのか?
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