本日の午前10:00。アスピーテラインの待ちに待った開通です!これで秋田八幡平に行くのも楽になります。

10時のゲートオープンに合わせて、10分前ぐらいに行ってみると、すでに60台の行列が出来ていました。オープンセレモニーの後、ゲートオープン!地元観光協会の方々に見送られ、粗品もいただき気分良く出発!

今シーズンも、なかなかの雪の回廊です。平年並みか、それ以上の積雪量だと思います。源太清水付近は雪崩の危険があり、当分片側通行。アスピーテライン見返り峠では、両側から雪の壁が覆い被さってくるようです!高いところでは10m近くあったんじゃないですか?

岩手県側はガスの中でしたが、峠を越え秋田県に入ると、あらま、良いお天気じゃありませんか!期待しないでいたところ、いやいや良かった。
今日は後生掛からべコ谷地経由で、栂森、国見台とぐるっと回ってきました。歩き出しのブナ林は、いつでも心安らぐ雰囲気を演出してくれます。

ベコ谷地からの八幡平山頂(左手前)とモッコ岳(右奥)。いつもは静かなベコ谷地ですが、なにやらパトカーがサイレンを鳴らしながら通過したり、スキー場では何かさっきから放送しているが、いったいなんだろう?下界は騒がしいですが、まあ、ここは平和なもんです。
黙々と歩いていると、トドマツの影から伝書鳩が!ポポッ!!翼をケガして飛べなくなってしまったようです。

ブナ林、トドマツ林と通過し、高度を上げていくと、ほどなく栂森のオープンバーンが見えてきます。樹林帯はストップ雪でしたが、オープンバーンはいい具合のザラメです!約1時間半で栂森山頂に到着。

そして、即一本滑って、また登り・・・、

今度はジャンプ系でひと滑り。オープンバーンは良い雪でした。

国見台の手前から、栂森のオープンバーンを振り返れば、私だけのトラック。と、ここまでは良かった・・・。

そして、国見台の山頂はスルーして東進。しかし、ここからが辛かった。ブスブスと沈みストップ気味な雪。細板仕様ではかなり手強い・・・。

ブナ林の中に入れば、緩くなるのであとはチョッカリ。後生掛までもうすぐというところで、黒豆がたくさんあるじゃないですか!こんなところに誰が!・・・・って、カモシカです。これ有名な「カモシカのタメ糞」ってやつです。お食事中の方、すいません。

無事下山。そして、振り返れば、国見台から栂森に続くたおやかな稜線。嗚呼東北だね。

帰りも、モッコ岳や前モロビを遠くから観察。ここもオープンなので、滑る雪だと思います。斜面がフィルムクラストでキラキラと輝いています。
そしてモミ山南面を軽く滑って、本日の業務終了。

帰る頃には、岩手県側もすっかり良いお天気になりました。
本日、下界が何やら騒がしかった原因は、実は秋田八幡平にあるクマ牧場で、クマが脱走し、2名がクマに襲われ死亡という事故があったんです。
どうりで騒がしかったわけです。脱走したクマは地元猟友会の方に射殺されましたが、今回は仕方ないんですかねえ。
亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
こういう事態の時に、駆けつけて尽力してくれるのが、猟友会の方たちですが、年々高齢化が進み、人数が減少しているそうです。山の中では、やっぱり警察官よりも、こういう山を良く知る方のほうが、事態を速やかに解決出来るスキルがある。昨今、野生動物の農作物や人への直接的な被害が増えて、猟友会の方々も現場に出動するケースも多々あると思います。しかし、後継者不足とでも言うんでしょうか?なり手がいない。これから、このような事態収拾にはどのように対処するのか?
少なからず、野生動物の駆除をいう仕事は無くならないと思うので、地元猟友会にお任せしちゃうんじゃなく、警察組織の中に、そういうスペシャリスト集団があれば、良いんでしょうけどね。
秋田魁新報記事