ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

au W41H

2006-04-28 00:20:36 | 電子機器
 ワンセグテレビ付きケータイにやっぱり手を出してしまった。前のW32SAのアナログテレビは大抵の場所でちゃんと映らないという情けないものだった。ケータイのせいでもないけれど、それでは使えない。それに比べてワンセグはしっかり映る。今はアナログ地上波と同じ放送を流しているが、これからもず~っとそうしてくれればいい。ワンセグ専用のマイナーな番組とか、今は別に望んでない。でもGyaOみたいな感じで、週末にまとめて見たりできるんだったらいいかも。

 通勤時に常用しているFMラジオはイヤホンコードアンテナに逆戻りしてしまったが、日常イヤホンで聞いているので、まあいいか。欲しかったPCサイトビューアーもついた。パソコンの無い場所でいざという時に←いつだよ?WEBメールチェックができたり、ez-webじゃしょうがない時にサイト検索もできるし。PCドキュメントンビューアーもあったので、試しにEXCELファイルを開いてみた。まあ余程の緊急時でもなければ使わないだろう。おサイフケータイでもあるが契約してないので宝の持ち腐れ鴨。W32SAで使っていたSDオーディオもそのまま使えるし、イヤホンもそのまま使える。ACアダプターはいつのまにか共通仕様になってしまったので、いままでのものはゴミになった。

 サイズはでかくて重いが丸みがあってそれほど気にならない。デザインの好みは人によって微妙に分かれるかもしれないが、まあまあOKかな。横置きテレビのときはけっこういい鴨。ただ、デザイン先行のため昼間はダイヤルキーが極悪的に見づらい。数字の形が悪い上に、ギラギラ光る。ミニSDカードや、イヤホン、接続端子などのプラスチックカバーが極悪的にチャチくて千切れそうで不安だし、爪の先で開けるのには切り欠きが小さすぎて極悪的に開けづらい。サイドキーのVOLとCHが、テレビの時は正常なのに、FMラジオの時は、キーが入れ子になっている。その言い訳の説明書まで入っていたが、これは電化製品にあるまじき仕様である。

 そんなこんなで、初めての日立端末になぜかやたら不安な気分を抱いて買ったのだが←なんでだろう?いまのところ問題なく使えている。思い切って機種変更してほっと一安心である。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

2006-04-27 00:58:27 | 
 リリー・フランキー。ベストセラーになった今更ながら、読んでみた。こりゃヤバイ。ちょうどクライマックスをスタバで、「本日のコーヒー」をすすりながら読んだ。花粉症でもないのに、コーヒーじゃなくて鼻水をすすらなければならなくなり、涙が止まらなくてすこぶる困った。ついこないだは劇団ひとりの「陰日向に咲く」を読んで、そのできのよさに感動したり感心したり162ページで泣きそうになったりしたのだが、「東京タワー」では、リアルな現実の物凄さに圧倒された。この本は、世にも悲惨で気の毒な信じられない物語というわけではない。どちらかというと何でもない普通の家族の人生プラスアルファと言ってもさしつかえない。それがリアリティを感じさせる。誰の身の上にもめぐって来るだろう、もちろん俺にも。だから感じることができる寂しさ、悲しさ、優しさのミックスジュースが鼻から出てきてしまった。
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Panasonic LUMIX DMC-FX01

2006-04-26 01:09:13 | 電子機器
 先月買ったんだけど。FXシリーズは以前から、ちっこくて質感が良いので、欲しいと思っていたが、いまいち、これを買う決定的な理由が見つからず、それなら質感抜群のIXYを買ってもいいじゃんとかそういう選択レベルだった。それがFX01で28mm広角になったことで、決定的な購買意欲が沸いて来て、ああ、やっぱり買ってしまった。

 実はリコーの「Caplio R3」が出る噂を聞いたとき、広角7.1倍ズームのコンパクトなら絶対買うぞと思っていたのだが、出た途端になにやら構造上のトラブルが多発していたので、ヤバくて敬遠していた。そうこうするうちにR30が出て、R4が出て、あとはタイミングの問題でFX01になった。

 2.5インチ液晶は見やすくてよい。晴天の屋外でも「パワーLCDモード」にすればとても見やすい。いままでこれで苦労していたのですごく助かる。群集の後ろから頭上に掲げて撮るときは「手振れ補正」+「ハイアングルモード」が便利。ついでに「ローアングルモード」もつけてくれれば、猫目線で便利だったのに。右下にある削除ボタンは、間違って触ってしまいがち。撮影時には連射ボタンなので削除されるわけではないが、ふと気づくと3枚づつ撮れていたりして、ほっておくとSDカードが満杯になってしまうかも。写真写りも好みの感じなので、いつでも手放せないデジカメとなった。
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バシバシ抜歯

2006-04-24 21:45:22 | Weblog
 3月のある日、歯医者に行った。「ああ、虫歯ですね、これは抜くしかありませんね」 それはしょうがない、以前にも反対の歯を抜いたし。「放っておくと大変なことになりますよ」 俺もそう思うし、ってんで、歯茎に麻酔注射をした。貧血になった。血圧を測ると、平素低血圧な俺もインド人もびっくりな低さ。虫歯を抜いてもらえずに、すごすごと引き上げた。

 後日、麻酔の種類を変えて、先生まで変わって再挑戦。気が遠くなった。昔は大丈夫だったのになぁ。

 とうとう大学病院まで遠征するはめになった。内科検診をして、同徐脈ということで、脈拍がのろのろしているようだ。そういえば2年前から健康診断書に同徐脈と書いてあった。学生時代から脈が少ないとは思っていたが、脈がないゾンビよりはましなので、それほど気にはしなかった。日常生活には支障はないが、こういう非日常生活には支障が出る。これでは麻酔の必要な怪我や病気には、おいそれとはなれないではないか。困ったもんだ。

 麻酔治療で死ぬこともあり100%安全ではないということで、誓約書にハンコまで押して、朝から飯も食わずに仕事場から早引きして死ぬ気まんまんで午後の病院に向かった。結局、全身麻酔ではなく、静脈内鎮静という方法で、右腕に血圧計、左腕に点滴、胸に心電図の電極をピョコタンピョコタン貼り付けて、これが歯の治療かと見紛うばかりの絢爛豪華な装備でオペに臨む。その甲斐あって、血圧も下がらず、痛くも痒くも無く抜歯完了。

 私の記憶が確かなら、どうやらまだ生きているようだ・・・気のせいだったりして・・・ユリコちゃんのおとうさんみたいに。
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ヨコハマ大道芸

2006-04-23 21:02:56 | イベント
 土日はヨコハマ大道芸。野毛大道芸が飛び火してあちこちで開催されるようになった。野毛から、伊勢佐木町、馬車道、赤レンガ、ランドマーク、さらにはジャックモールまで一回りしたらクタクタになってしまう。

 晴れた日は伝統的な野毛、吉田町、伊勢佐木町あたりをうだうだしているのが気分良い。もちろん人だかりも激しいので目当ての芸人を見たければ、根気良くいい場所を確保しなければならない。

 雨のぱらつく日は、クイーンズスクエア、ランドマークの中をうろうろしながら、室内芸を見るほうが楽でよい。

 土砂降りの豪雨のときは家にいたほうが良い。

 いろんな所で、パントマイムやらジャグリングやらからジャスバンド、中国雑技団まで珠玉の名演を見物することができる。出演者でもないのにヘンテコな扮装で街中を練り歩いている妙な極楽人たちも散見される。やたらとソース焼きそばを食いたくなるお祭りである。

 え? 分裂騒動? 知らなかった。 わけわからなくなるから一緒にやってくれ~! 大道芸の終焉・・・とか言われるぞ~
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寝ずの番

2006-04-15 23:15:36 | 映画[な]

寝ずの番 オフィシャルサイト

 中島らも原作、マキノ雅彦@津川雅彦監督デビュー作、始まりから終わりまでお通夜が延々と続く、お笑いコメディ。真っ先にお陀仏してプロ並みの死人ダンスを披露する長門裕之、真面目な顔してボケまくる弱気な中井貴一、パンツ脱いでご開帳しちゃう強気な木村佳乃、出ても出なくてもいいような蛭子能収、エロすぎる高岡早紀、新春かくし芸との区別がつきにくい堺正章、その他もろもろの有名阿呆芸人が、原作に忠実に人情味あふれるバカ騒ぎを演じる、おもろいエロ映画である。R15指定で下ネタ満載なので、お子様連れで行ってはいけない。下ネタだけじゃなく、死人を愚弄する罰当たりなネタも満載なので、お迎えが近い人も見てはいけない。

 川崎チネチッタでチケットを買ってから気づいたんだけど、にゃんと、上映後に舞台挨拶があるではないか。マキノ雅彦@監督、長門裕之@死体、真由子@監督娘の3人が出てきて、血族トーク。たまにありがちな、言葉少なめのギクシャクした舞台挨拶と違って、和気あいあいとした雰囲気の中、パワー全開の爆笑トーク炸裂。監督と死体が公衆の面前で「ちんぽ」「おめこ」を連呼するという前代未聞の舞台挨拶であった。ヘタすると本編よりおもろかった鴨新米。
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プロデューサーズ

2006-04-09 01:01:05 | 映画[は]

プロデューサーズ オフィシャルサイト

 ブロードウェイ・ミュージカル映画。最低のミュージカルを作って金儲けを企むという話。唐沢+おすぎがCMやってた理由がわかった。濃すぎるキャラのゲイ達者がわんさか出てくるではないですか。ユマ・サーマンも刀を持たずに登場。かなり猥雑な下ネタや風刺ネタも満載。シカゴとかムーラン・ルージュとか、まじめなミュージカルもいいけれど、この一片のシリアスさもない、とにかく全編おたんちんなお笑いミュージカル映画ってのも、馬鹿馬鹿しすぎてすばらしい。
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ファイヤーウォール

2006-04-03 00:01:19 | 映画[は]

ファイヤーウォール オフィシャルサイト

 ハリソン・ソロ・フォード主演のコンピュータ犯罪映画。家族を人質に取られて、銀行システムの不正使用を強要されるジャック。けっこうなお年頃のハリソン・フォードがシステムをいちばん熟知しているバリバリのシステムエンジニアだというのも、どうなんだろう、とは思うが、それはさておき、映画のはじめの5分くらいは笑顔の見えたハリソンが、それからラストまで笑いを忘れて、ノッピキナラナイ状況の中で奮戦する。ハードアクションシーンも当然あって、いい歳してがんばってるハリソンを見て「あぁ、やってるやってる」と、笑うシーンでもないのに、ちょっと笑ってしまった。なんたってお約束の大活躍だからね。ともかく、どんなにすばらしいファイヤーウォールを構築していても、生身の人間が狙われたらどうしようもないという話である。
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ナイト・ウォッチ

2006-04-02 00:23:16 | 映画[な]

ナイト・ウォッチ オフィシャルサイト

 ロシアのSFアクションムービー。ヴァンパイアとか魔女とか妙なやつらが、光の勢力と闇の勢力に分かれて争う。それなりにおもしろかった。ロシア語で喋っていることを除けば、ハリウッドムービーだよ、って言われれば、ああそう、で済みそうな感じ。ソビエトも映画を作る国になってきたんだな、と思った。ロシア語で喋っていて、下部に英語の字幕、右側に日本語の字幕、せわしない上に、白い日本語字幕が白い背景で読み辛いところがあったりして困った。映像作りはなんとなく「シン・シティ」を思い出した。凝っていたり、遊んでいたり、暴力的だったり。もっとコケシ蜘蛛満載な映画かと思った。
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